マイ・ファニー・レディ

まいふぁにーれでぃ|SHE'S FUNNY THAT WAY|SHE'S FUNNY THAT WAY

マイ・ファニー・レディ

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レビューの数

82

平均評点

73.9(386人)

観たひと

561

観たいひと

112

(C)STTN Captial,LLC 2015

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ
製作国 アメリカ
製作年 2014
公開年月日 2015/12/19
上映時間 93分
製作会社 Lagniappe Films, Lailaps Pictures, Venture Forth
配給 彩プロ
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

本格的な劇場用長編としては『ブロンドと棺の謎』(01)以来、およそ13年ぶりとなるピーター・ボグダノヴィッチによる新作は、往年のスクリューボール・コメディにオマージュを捧げた文句なく楽しい傑作である。当人たちの意図せぬところで繋がっていく人間関係が笑いを誘う脚本が秀逸であり、転がるように進行する物語を淀みなく流れに乗せ、90分にまとめるボグダノヴィッチの熟練の技が冴えて素晴らしい。これぞ洗練の極みであり、ボグダノヴィッチ75歳にして新たな黄金期の到来を期待させてしまうほどである。オーウェン・ウィルソンやイモージェン・プーツ、脇を固めるジェニファー・アニストンやリス・エヴァンスなどのキャスティングも完璧。映画への愛が溢れ出る必見の1作である。第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて「シーズ・ファニー・ザット・ウェイ」の題名で上映された。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

新進のハリウッドスターが、記者からインタビューを受けている。高級コールガールを商売にしていたことを恥ずかしげもなく振り返り、そこから彼女のキャリアのきっかけを作った舞台演出家を巡る爆笑の物語が語られていく…。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016年1月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「マイ・ファニー・レディ」

2015年12月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「マイ・ファニー・レディ」

2015年11月下旬号

「マイ・ファニー・レディ」インタビュー ピーター・ボグダノヴィッチ[監督] 過去を生き続けさせること。それが私が目指すことだ:平嶋洋一

2020/07/29

2020/08/01

60点

選択しない 
字幕

めちゃくちゃすぎて笑ってしまう。何回修羅場来んねん。
正直なところ、将来有望そうなデリヘルに大金を渡してデリヘルを辞めさせ新たな道を拓かせることを趣味にしているのは、ただのデリヘル通いよりは全然人の助けになっている良いことだと思った。それが自分の夫だったら勿論嫌だし、妻がブチギれたのも理解できたが。

2020/07/20

2020/07/21

60点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


気の抜けたウディ・アレン😢

レビュータイトルは感じたまま。鑑賞本数1200本のヒヨッコはまだまだこの程度なのです。ご笑納下さいませ。

現代版スクリューボール・コメディ。75歳のピーター・ボグダノヴィッチ監督、初見だが往年の冴えは(多分)無いような気がする。何かウディ・アレンみたいと感じた。シニカルさが排除されたぶん観やすいと言えるが、裏を返せば単なるドタバタ劇に終始したとも言える。

主演のイモージェン・プーツにエマ・ストーンくらい華が有ればまた違う印象を抱いたのかも。

2020/03/29

2020/03/29

76点

VOD 


キャラがいいし人間関係も面白い

2020/01/06

2020/01/06

85点

レンタル 
字幕


これはボグダノビッチの「ワンス・アポンアタイム・イン・ハリウッド」である

ネタバレ

2020年1月6日に鑑賞。DVDにて。1時間33分33秒。ビスタサイズ。Lagniappe Films=RED GRANITE インターナショナル。

イザベラ・パターソンの愛らしさに抱きしめたくなった。イモジェン・プーツ素晴らしいです。

これは監督ピーター・ボグダノビッチと新進女優ドロシー・ストラットンの物語そのものである。

成されなかった「幸せ」をラストのイザベラと監督タランティーノという形で再現してみせた。タランティーノが「ワンス・アポンアタイム・イン・ハリウッド」でシャロン・テイトを蘇らせたように、ボグダノビッチが愛人ドロシーを再生させたのである。

献辞はないが、この映画は監督ボグダノビッチと脚本・製作のドロシ-の妹ルイーズ・ストラットンによってドロシーに捧げられているのだ。

1979年の「プレイメイツ・オブ・ザ・イヤー」に19歳で選ばれたドロシー・ストラットンは、ボグダノビッチの「ニューヨークの恋人たち They All Laughed」(1981)に出演し、監督との仲を知った夫に射殺された。1980年8月14日、20歳で亡くなったドロシー・ストラットン。スターの階段を登り始めた時の悲劇。生きていればスターになっていたでしょう。ボブ・フォシー監督「スター80」(1983)で彼女の人生が映画化されている。そのドロシーを本作の中で蘇らせたのである。もちろん、ドロシー役の女優は金髪でなくてはならない。

8年後、49歳のボグダノビッチはドロシーの20歳の妹ルイーズと結婚している。その際、ドロシーに似せて整形させている。何とヒッチコックの「めまい」そのままではないか。13年後に離婚。ルイーズ・ストラットンは本作「マイ・ファニー・レディ」で共同脚本と製作を担当している。この「KINENOTE」には記載されていないが、映画ではルイーズ・ストラットンの名前がある。この二人、どういう関係なんでしょうか。

ドロシー・ストラットンの写真を見ると、かつてのボグダノビッチの妻だったシビル・シェパードにそっくりなのである。なるほどなあ。本作には、シビル・シェパードも、テイタム・オニールも出演している。

という事実は置くとして、この映画はシチュエーション・コメディの傑作となった。俳優たちが皆素晴らしい。適役・好演である。脚本が素晴らしいのは言うまでもない。

映画的記憶がちりばめられている。ボガートとバコール、「ラナ・ターナーはハリウッド大通りを歩いていた時にマービン・ルロイに見出された」、「ティファニーで朝食を」、「スポイラース」などなど。

2015/12/27

2019/05/11

80点

映画館 
字幕


映画演劇への愛

一癖も二癖もあるエキセントリックな登場人物がくんづほぐれつ入り乱れ、過去と現在を行き交いながら偶然に偶然が重なり合うユーモラスかつスピーディーなドラマ展開に93分まさにクギ付け。

P・オグダノビッチ、御年75歳にしてこの軽妙洒脱な作品の出来栄えに脱帽し、13年ぶりの新作にしてこの面白さにただただ拍手。出来ればもっともっと長生きして、この手の楽しい映画をたくさん撮ってほしいと願うばかり。

役にはまったO・ウィルソン、I・プーツをはじめとした俳優陣の好演熱演とともに、映画演劇への愛を全編のそこかしこに散りばめながら、現代版スクリューボールコメディを完成度の高く紡ぎ出したP・オグダノビッチのオマージュに満ちた語り口が心に残る秀逸の艶笑喜劇だった。

あと、物語をムーディに彩るセピア調の画面とレトロな音楽をはじめ、NYの猥雑な活気を掬い取った余情豊かな情景描写も見事。

2018/07/31

2018/08/03

70点

選択しない 


男って!

ネタバレ

 ピーター・ボクダノヴィッチ監督の13年ぶりの新作は、ウディ・アレンを思わせるようなアンサンブル喜劇になった。もっともアレンのように小理屈を並べるタイプとは違って、男女の痴話がらみの関係がストレートにテンポよく綴られていく。
芸能界を舞台にして、新進のスター女優がインタビューに答えながら、彼女のおかしなシンデレラストーリーが回想されていくというスタイル。
 コールガールであったイザベル(イモージェン・プーツ)が女たらしの演出家アーノルド(オーウェ・ウィルソン)と関係を持ったことから話が転がりだす。女優を夢見るイザベルがアーノルドの芝居のオーディションにやってきたからさあ大変。芝居にはアーノルドの妻デルタ(キャスリーン・ハーン)や、恋敵のセスもいる。そこにセラピストと付き合う脚本家のジョシュも絡む。一方イザベル絡みでは強迫観念に悩まされるエロ判事たちもドタバタ喜劇に参戦してくるという具合。
 要は浮気性で締りのない男たちの情けない姿のオンパレードとなる。特にホテルの部屋をいったりきたりすることになるデルタの怒りのシークエンスがまあ浮気もののお決まりとは言え笑える。
 この入り組んだ人物関係を監督はスッキリとわかりやすくまとめていて、笑いどころも外さずにすむ。登場人物のキャラもきっちりと立っていて言うことなし。
 カメオ出演者が多彩なのもこの監督の人徳を伺わせる。