邦題は２だが、主演男優が一緒であることと、その設定が元特殊部隊で核ミサイル絡みということ以外は前作と関係なく、今回は緊急潜航もない。
前作同様、緊張感の欠如がサスペンスを全く生まない。B級映画ではコストを掛けないのは結構なのだが、その分アイデアで勝負して欲しいところ。犯人側の意図や背景も中途半端であやふやだし、主人公も敵役もアクションに切れがなくぴりっとしない。ワインオープナーの使い方もインパクトなし。
最後まで観ても前に一度観たことを思い出せなかった（苦笑）。

ティーンズ向けの軽いＢ級。
「クラッシュ・ダイブ 沈黙の潜水艦」として鑑賞。
ロシア潜水艦に乗り込んだ医療班の男女が原爆を積んだミサイル発射を阻止すべく決死行。
スーパーマンまでいかない、やや出来の良い軍人という印象のジェイク・フラー。
弱さの匙加減が良い。
新しさは無いが、潜水艦内ということもあって普通に楽しめる。
オデッサ攻撃隊。

B級アクション映画には潜水艦物はよくハマる（笑）。ロケは必要ないし、限定的状況である為セットもそれほどお金がかからくてすむ。特に本作のようにほとんど潜水艦内で話が進むとなると、キャストも少なくてよいし、エキストラも必要ない。コストを掛けないのは結構なのだが、その分アイデアで勝負して欲しいところ。犯人側の意図や背景も中途半端であやふやだし、主人公も特殊部隊のリーダーだったわりにはいまひとつぴりっとしない。ワインオープナーの使い方もインパクトなし。