フランシス・ハ

ふらんしすは|FRANCES HA|FRANCES HA

フランシス・ハ

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レビューの数

100

平均評点

73.1(504人)

観たひと

780

観たいひと

78

(C)Pine District, LLC.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2012
公開年月日 2014/9/13
上映時間 86分
製作会社 RT Features, Pine District Pictures, Scott Rudin Productions
配給 エスパース・サロウ(提供 新日本映画社)
レイティング 不明
カラー モノクロ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 不明
メディアタイプ 不明
音声 不明

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ニューヨークを舞台に、モダンダンサーを目指しながらなかなか芽が出ない27歳の女性が、周囲の変化にとまどい奔走するドラマ。いつも一緒にいた親友とのルームシェアを解消することになり居場所を探して友人たちの間を転々とする中で主人公が自分の人生を見つめ直す姿を、モノクロ映像でユーモラスに描く。監督・脚本は「イカとクジラ」で第78回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたノア・バームバック。「ローマでアモーレ」「ベン・スティラー 人生は最悪だ!」(未)のグレタ・ガーウィグが、ノア・バームバック監督とともに脚本を手がけたうえに、主人公の大人になりきれないダンサー志望の女性をのびやかに演じている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

流行の発信地とも言われるニューヨーク市ブルックリンで、モダンダンサーとして大舞台に立つことを夢見ているがなかなか芽が出ない27歳のフランシス(グレタ・ガーウィグ)は、親友のソフィ(ミッキー・サムナー)とルームシェアをしている。お金はないけど楽しく日々を過ごしていた。しかしフランシスは恋人と別れた上に、ソフィが別の場所で他の友人と同居をはじめ、住処をなくす。友人たちの間を転々とする中で、フランシスは周囲が大人らしくなっていることに焦りを覚え、自分の人生について見つめ直していく。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2014年11月上旬号

読む、映画:「フランシス・ハ」

2014年10月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「フランシス・ハ」

2014年9月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「フランシス・ハ」

2014年8月下旬号

ランダム・ウォーク/「キネ旬」的ミニシアターの歩き方:「女と女の映画史」への誘い 「フランシス・ハ」

臨時増刊8月2日号 KINEJUN next vol.07

特集 ホットな映画をモット楽しむ! 劇場バカンス 本気で薦める夏映画セレクション:夏セレ2 レコメンド編「バトルフロント」「ふしぎな岬の物語」「2つ目の窓」「フランシス・ハ」「プロミスト・ランド」「ヘウォンの恋愛日記」「放課後ロスト」「僕はもうすぐ十一歳になる。」「ぼくを探しに」「毎日がアルツハイマー2 関口監督、イギリスへ行く編」「まほろ駅前狂騒曲」「めぐり逢わせのお弁当」「物語る私たち」「リヴァイアサン」「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」「わたしは生きていける」

2023/09/07

2023/09/07

-点

選択しない 


映画部課題映画なので再現。テンポのいい展開、楽しい音楽で引っ張られる前半、行き詰まりを感じる後半のメリハリが効いている。グレタガーウィグが脚本に参加しているということで、レディバードの舞台となるサクラメントへの里帰りシーンがあった。

2023/09/07

2023/09/07

100点

選択しない 


三度目の鑑賞

20センチュリー・ウーマンでも印象的でしたが最近は監督としても活躍目覚ましいグレタ・ガーウィグ。この作品ではダンサーとしての夢を追いながらも思うようにならない27歳の女性の人生を怪演。コミカルな中に覗くプライド、友情の描写が見事な映画で、少し時間が経つと何故か無性に観たくなる映画です。

2023/05/03

2023/05/03

27点

選択しない 
字幕


お洒落気取りのアホ共

言動が滑りまくりで、キャラクターの表層を撫でるだけ。
もうこんな作品はこりごり。

2022/07/21

2022/09/21

80点

選択しない 


主演がグレタ・ガーウィグ。この子は監督としても「レディバード」とかいい映画も撮る才女。
ダンサーとして夢見るも、才能も恋愛も中途半端。
更には大好きな気の合う親友とも喧嘩別れ。
この親友との喧嘩ごっこが面白い。
そして無駄なパリ旅行後で金欠、会話で空気を読めないどっかずれてるフランシスがそれでもNYでジタバタしながら夢を追い続ける。
この雑でダメ女ぶりがチャーミング。NYの街を走りながら踊るシーンが脳天気で可愛い。
映像もモノクロで音楽もポップでジム・ジャームッシュぽくてスタイリッシュ。

2022/08/29

80点

VOD/U-NEXT 
字幕


アラサー女性奮闘記

フランシスは、イタイところが多い女性。夢は多いけど、自分が出来ることとの折り合いを上手くつけられない。自分にダンサーの才能がないことを認められず、人にこれが向いていることを言われてもやる気がない。人に認められたくて、自分が出来ること以上に無理をしてしまう。親友にも自分が上手くいっていると見せたくて、嘘をついてしまう。恋愛に夢を見過ぎてしまう。人と上手く合わせることが、出来ない。フランシスの悪戦苦闘が、モノクロだけどポップな味わいの映像美で描かれているのが、リアルで等身大のガールズストーリーという感じで、男女問わずフランシスのイタイところや現実と悪戦苦闘しているところが共感出来るし、街中をフランシスが疾走しているシーンにデヴィッド・ボウイの「モダン・ラブ」が流れるシーンは理屈抜きにアガる名シーンです。

2022/05/06

68点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


非モテのプライド

ネタバレ

60年代のフランス映画を意識しているのだろう、とても軽妙でお洒落でポップな作品だった。
ニューヨークのブルックリンに住むフランシスはモダンダンサーの卵。
彼女は大親友のソフィーと同居しているが、彼女とソリが合わなくなるし、恋人とは別れてしまうし、挙げ句には仕事まで失ってしまう。
友人のベンジーからは非モテと言われてしまうフランシスは、行動力はあるがプライドが高いために見栄を張ってしまうし、空気を読めないところもあるし、色々とこじらせてしまっている感が強い。
それでも彼女はめげずに前向きに生きていく。
刺さる人には刺さる個性的な作品なのだろうが、個人的にはアート色が強すぎて今一つメッセージが伝わりにくいと感じた。
同性愛的な関係を想像させるが、あくまでもフランシスとソフィーの間にあるのは友情だ。
映画の世界観が色々と発展しそうで広がり切らなかった感はある。
迷って、躓いて、落ち込んで。でも前向きに自分を信じていれば、必ず自分の天職は見つかる。
タイトルの意外な意味が分かるラストも何だかお洒落だった。