プラトーン

ぷらとーん|Platoon|Platoon

プラトーン

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レビューの数

102

平均評点

76.4(831人)

観たひと

1419

観たいひと

109

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション / 戦争
製作国 アメリカ
製作年 1986
公開年月日 1987/4/29
上映時間 120分
製作会社 ヘムデール・フィルム作品
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ベトナム戦争の最前線を舞台に、地獄のような戦場と兵士達の赤裸々な姿を描く。製作はアーノルド・コペルソン、エグゼクティヴ・プロデューサーはジョン・デイリーとデレク・ギブソン、監督・脚本は「ミッドナイト・エクスプレス」「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」の脚本を執筆したオリヴァー・ストーン、撮影はロバート・リチャードソン、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当。出演はチャーリー・シーン、トム・ベレンジャーほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

クリス(チャーリー・シーン)が、ベトナムへやって来たのは1967年。大学を中退してまでベトナムを志願したのは、次々と徴兵されていく同年代の若者たちのほとんどが、少数民族や貧しい者たちだった事に対する義憤からだった。だが、いきなり最前線の戦闘小隊(プラトーン)に配属されたクリスにとって、戦争の現実は彼の想像をはるかに超えた苛酷なものだった。その小隊の隊長バーンズ(トム・ベレンジャー)は冷酷非情、顔の深い傷痕が証明するように過去何度も死線をくぐりぬけてきた強者だ。班長のエリアス(ウィレム・デフォー)は戦場にありながらも無益な殺人を犯してはならないという信念の持ち主。その他、様々な個性を持つ兵士たち13人の小隊は、人間の最大の罪悪といえる戦争の真っ只中に放り込まれる。ある日、ベトコンの基地と思われる小さな村を発見した。バーンズは真実を吐かない村民を銃殺した。バーンズの非情さに怒りを爆発させたエリアスは殴りかかった。「軍法会議にかけてやる」と叫ぶエリアスと、彼の平和主義的言動に心良く思っていなかったバーンズの対立は決定的となった。そして――大規模なベトコンの大部隊との戦闘が間近かに迫ったある日。エリアスが単身、斥候に出た時、後を追ったバーンズが卑劣にも射殺してしまう。やがて、ベトコンの大部隊と凄まじい接近戦が始まった。圧倒的な人海戦術の前に次々と倒れていく戦友たち。悪夢のような一夜が明けた。傷つきボロボロになったクリスの前に、バーンズが息も絶え絶えに倒れていた。エリアス射殺のことを気づいていたクリスは、バーンズに向けて怒りの引金を引いた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1987年7月下旬号

外国映画紹介:プラトーン

1987年6月上旬号

外国映画批評:プラトーン

1987年5月上旬号

特別寄稿 「プラトーン」を見て:

1987年4月下旬号

グラビア:プラトーン

特集 プラトーン:プラトーン現象

特集 プラトーン:短評

特集 プラトーン:監督 インタビュー

特集 プラトーン:評論

2024/01/31

2024/02/01

80点

選択しない 


戦争の悲惨さ、狂気がよく分かった

2024/01/02

2024/01/02

80点

選択しない 


なんにでも慣れる

何度目かの鑑賞。公開時は劇場の大画面で観て、チャーリーシーンと一緒にベトナムの密林を体験した気分になったものだ。
戦争の不条理、戦場におけるいかにも軽い人の命。恐ろしいのはそれらに平気で慣れていく人間のありよう。
バーンズ軍曹とエリアス軍曹の悪と善という単純な二項対立ではないことは、戦争というものに悪も善もない、どちらかが一方的に悪かったり被害者であったりするのではないということの比喩表現のように感じられた。

2023/07/21

2023/07/21

80点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


もう何度目だろう

これまでたいてい70点評価だったが、
これだけ回数多く見ているのは、やはり私にとって魅力的な作品なんだろうと思い直して、今回80点とした。
わかりやすすぎて楽しくないオリバー・ストーンさんらしい映画だけれど、
久しぶりに鑑賞すると、伏線をいくつか新発見したし、ジャングル感を出そうと工夫している点に拍手を送りたくなったし。
そしてやはり、二人の軍曹の人物造形が的確だった。侵略戦争にかり出された兵士達の人物の類型集合をこの二人と黒人兵士達の三者に象徴させていることにあらためて思い知らされた。人物像が単純なのは抽象化しているためなんだと好意的に思えるようになった。
訳語も一新されている。
よければみなさんももう一度。

もちろん私は、それでもなお、、、
「地獄の黙示録(ファイナルカット)」や「ディア・ハンター」の方を高く評価するのだけれど。









2023/07/06

2023/07/06

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


また観た

この映画、どうしても観たいシーンがいくつかあって再放送のたびに観てしまう。いまの世界情勢を省みつつその時代の視点で観るとそれまで気がつかなかった発見がある。

2022/09/30

2022/10/10

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


戦争

◎ 記録してなかったので何十年ぶりになるか分からないが、2度目の鑑賞。お坊ちゃまのクリスが甘い正義感から志願兵となってベトナムに渡る。そして、対立する上司の2人の軍曹の間で翻弄され、その2人の死に関わる。負傷して帰還するクリスは、この2人を戦場における2人の父だったと語って映画は終わる。
◎ 今また新しい戦争が始まっている。招集されたロシア兵の混乱がニュースで伝えられているが、果たして実態はどうなのか。やがてこの戦争も映画となる日が来るのだろうか。

2022/10/02

75点

選択しない 


これが戦争

ウクライナ侵攻のロシア兵が、この戦争での精神状態がさもあらんと思える。なんのための戦いか。命を懸けて。しかも、ロシアは同胞への攻撃。しかし、だんだんと戦いのなかで精神状態が麻痺していくのだろうなぁ。最後に、自分との戦いであったとの独白が、深くうなずける。
ジョニー・デップが出ていたのは、知らなかったのでびっくり。デフォーは、上手い役者だねー。印象に残る。