これまでたいてい70点評価だったが、
これだけ回数多く見ているのは、やはり私にとって魅力的な作品なんだろうと思い直して、今回80点とした。
わかりやすすぎて楽しくないオリバー・ストーンさんらしい映画だけれど、
久しぶりに鑑賞すると、伏線をいくつか新発見したし、ジャングル感を出そうと工夫している点に拍手を送りたくなったし。
そしてやはり、二人の軍曹の人物造形が的確だった。侵略戦争にかり出された兵士達の人物の類型集合をこの二人と黒人兵士達の三者に象徴させていることにあらためて思い知らされた。人物像が単純なのは抽象化しているためなんだと好意的に思えるようになった。
訳語も一新されている。
よければみなさんももう一度。
もちろん私は、それでもなお、、、
「地獄の黙示録(ファイナルカット)」や「ディア・ハンター」の方を高く評価するのだけれど。