ブレードランナー

ぶれーどらんなー|Blade Runner|Blade Runner

ブレードランナー

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レビューの数

106

平均評点

79.1(979人)

観たひと

1613

観たいひと

130

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF
製作国 アメリカ
製作年 1982
公開年月日 1982/7/10
上映時間 116分
製作会社 マイケル・ディーリー/リドリー・スコット・プロ作品
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

近未来のLAを舞台にして、人造人間と人間との戦いをフィルム・ノワール調で描くSF映画。ジェリー・ペレンチノ、バッド・ヨーキン提供。アメリカでは、ラッド・カンパニーがサー・ラン・ラン・ショウの協力を得て、WBを通じて配給。マイケル・ディーリーが製作し、「エイリアン」のリドリー・スコットが監督、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(早川書房)に基づき、ハンプトン・ファンチャーとデイヴィッド・ピープルズが脚色した。製作指揮はブライアン・ケリーとハンプトン・ファンチャー、撮影はジョーダン・クローネンウェス、音楽はヴァンゲリス、特殊視覚効果監修はダグラス・トランブル、リチャード・ユーリシッチ、デイヴィッド・ドライヤーが担当。出演はハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、エドワード・ジェームズ・オルモスなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

2019年。この頃、地球人は宇宙へ進出し、残された人々は高層ビルの林立する都市に住んでいた。休みなく雨が降っているロサンゼルスでは東洋系を始めとして、さまざまな人々がうごめいていた。その1人デッカード(ハリソン・フォード)は、ガフ(エドワード・ジェームズ・オルモス)と名乗る男に本署へ連れてこられる。そこで彼は元上司のブライアントに、レプリカント4名が地球に侵入したので、彼らを見つけ出せと命じられる。レプリカントとは、遺伝子工学の新技術によって生産された人造人間で、宇宙探索や植民地惑星での危険な労働に従事し、あらかじめ死期もセットされている。ブレードランナーはレプカリントの犯罪や叛逆にそなえ、彼らを識別し抹殺する刑事のことで、デッカードはなかでも一流だった。彼はレプカリント製造の最大手タイレル社に行き、そこでタイレル博士(ジョン・ターケル)と謎の美女レイチェル(ショーン・ヤング)に出合う。彼はレイチェルをテストし、彼女がレプカリントであることを知るが、彼女自身はそれを知らなかった。デッカードはスネーク・ダンスを踊っていたレプリカントの1人ゾーラを射殺。レプリカントのレオンに襲われるが、危ういところをレイチェルに救われた。その後、2人はアパートで結ばれる。レプリカントのリーダーであるバッティ(ルトガー・ハウアー)は、自分の死期を知ろうとしてタイレル社長と対面し、タイレルを惨殺。デッカードは、レプリカントのプリス(ダリル・ハンナ)を倒した。そして、デッカードとバッティが対決。デッカードを追いつめながら、死期を悟ったバッティは彼を見逃すのだった。デッカードはレイチェルを連れて、都市から脱出する。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年12月下旬号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第2弾 1980年代外国映画ベスト・テン:ベスト20グラビア開設

1992年11月下旬号

巻頭特集 ブレードランナー ディレクターズ・カット〈最終版〉:ブレードランナー以前・以後

巻頭特集 ブレードランナー ディレクターズ・カット〈最終版〉:作品評

巻頭特集 ブレードランナー ディレクターズ・カット〈最終版〉:リドリー・スコットの未来像

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1982年8月下旬号

外国映画批評:ブレードランナー

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1982年8月上旬号

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1982年7月下旬号

グラビア:ブレードランナー

1982年6月下旬号

スペシャルセレクション:ブレードランナー

2023/02/02

2023/02/03

70点

VOD/U-NEXT/レンタル/PC 
字幕


 あまり冴えないハリソン・フォード

 「スターウォーズ」や「インディジョーンズ」の彼ならば、レプリカントつまり人間が作り出したアンドロイドの4名ぐらい訳なく暗殺していたと思われます。しかし、仕留めたのは女性の2名だけで、男性の2名の方はできません。
 また、監督のリドリー・スコットが演技指導より絵作りを優先させたことで対立していたらしく、不満があり、それが表情にも現れているようです。
 ラストは、同情か愛か、もう一人の女性アンドロイドと逃げることになります。どうにも、痛快さとは程遠いです。

 アンドロイドのリーダーと思われるのを演じたルドガー・ハウアーで、彼は冴えています。
 寿命を延ばすように、生みの親である科学者に迫ります。元々は記憶や感情や意志などを持たないロボットとして生み出されたのですが、「ファーザー」「サン」といったセリフがあり、できないとわかると、なぜ作ったんだという怒りや悲しみに任せて、彼を殺します。
 寿命が迫るなか、ハリソン・フォードと対決です。見捨てることもできたのに、逆に助けます。殺す理由もないし、アンドロイドとしての反射ということでしょうか。思い出が雨のように消えていく、と言って絶命します。

 音楽も良く、美術スタッフによって造形された未来空間は、今でも見応えがあり、フィルムノアール調の展開も悪いとは思いませんが、どうにもピンとくるものがあまりないのです。
 

2022/11/23

2022/11/23

45点

選択しない 
字幕

うーん、これを1982年に見ていたら、多分それなりに面白かったかもしれないが、初見が2022年では、なんとも形容し難い。
80年代に人間とレプリカントとの関係性を描いているのはおそらく斬新で深い(深くしすぎたせいなのか表現足らずで逆に浅く見えてしまってる欠点はあるが)のだろうと思うが、こうもあらゆる秀逸なアンドロイドストーリーが多々出来てしまった今さらこれを見ても、いまひとつ刺さらなかったというのが正直なところ。
古臭い映像、ありがちな話でも、面白いものは面白いと思うのだが、まず第1に薄暗くて下品な感情の安っぽいアジア風を模した変な日本語やわけのわからない芸者がうつるような電光掲示板が、安っぽくてとにかく好きじゃない。
リドリースコットの日本感はどんなイメージなのか。
それとも70年代80年代の歌舞伎町というのはこんなダッサイ街並みだったのだろうか。

ディストピア的な設定と年代の古さ故にとはいえ、全体的に映像がジメジメして薄暗く鑑賞しにくい。
2019年をとっくに過ぎているので、いくらSFといえどあんな空飛ぶネオンだらけの車や、スターウォーズの乗り物かなみたいな街並みと、スラム街のようなアンバランス感が全然ちぐはぐで見てて違和感がすごいというか居心地がよくない。

寿命が短いレプリカントが反逆を起こすとはいえ、特に何をするでもなく製造者に直談判してダメと分かると秒で殺すのも意味がわからない。いくら方法がなくても開発者殺したら本末転倒でその先死ぬしかないのに、地球を制服するでも人間を支配するでもなく4人ぽっちでじゃあ何しに帰ってきたのかという。
逆に人間側も、4体が人より優れた人工知能で何かやらかしてやろう、と目論んでるわけでもなく、特に地球に危険が迫ってる、とかでもないのに何故4年ほっといたら死ぬレプリカントを何故わざわざ追いかけて処分しなきゃならないのかと言うのも謎だった。
レプリカントは数年経つと感情が芽ばえるので4年の寿命だとあるが、だとしたら地球に戻ってくる段階でそれこそほぼ残りの寿命はないはずなのに、レイチェルは見逃して残り4体はわざわざ探し出して処分…?
レプリカント側、人間側それぞれの行動原理に全く説得力がなく、物語として何だかさっぱりどちらにも共感できないという感じだった。
アンドロイドものは嫌いではないが、これがSF不朽の名作、といってる人達はリアルタイムでこれを見た人達なんだろうなとは思うし、まず私は多分リドリースコットの世界観が嫌いとまではいかないけどそんなに肌に合わないんだろうなあと思いました。

主人公がレプリカントかどうかというのも、見せ方としてそんなにドキッとした感じはなかったんですが、まあ後世に出来たもっと出来の良い作品をいっぱい見てるせいもあるのでしょう。

2022/07/09

2022/07/29

70点

映画館 
字幕


 午前十時の映画祭で上映されていたので劇場まで観に行った。忘れていたが昔観たことがあるようで、既視感のあるシーンがいくつも出てきた。本格的なSF映画で、退廃的な雰囲気の、ロサンゼルスのアジア人街が部隊。スター・ウォーズにもこんな雰囲気の場面があったと申し、攻殻機動隊にもこんなシーンが出てきそう。話はちょっと複雑で簡単で分かりやすいストーリーではないが、この雰囲気は好き。

2022/07/18

2022/07/18

82点

映画館/東京都/TOHOシネマズ日本橋 


午前10時の映画祭12、日本橋にて

新宿でのIMAX上映以来、約三年ぶりのスクリーン鑑賞。やはりIMAXとは大きく印象が異なる。また、隣の席のカップルが遅れてきたあげくに上映中もずっとマスクなしでうるさく、集中できなかった。その影響も大きいかも。

2021/12/10

2021/12/31

70点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


燻り出される魂たち

ランナーと言えどもそれほど走り続けているというわけでもない。ハリソン・フォードが演じるデッカードには序盤から既に疲れが見えている。ラストにおいてもその疲れが回復したとは言い難い。この走り続けてもいないのに疲れ果てている世界では何が起こっているのだろうか。
ルトガー・ハウアーが演じるレプリカントの頭目は、一方で生き生きしているように見える。言葉は少ないが、壁という壁を突き破り、どこか芸人を思わせるような元気のよさもある。それは寿命あるいは消費期限が既に切れそうになっていることに関係しているのだろうか、人間のような寿命の不確かさからは解放され、精一杯にその短い生を全うしようとしているかにも見える。
世界には雨が降り、雪が降る。赤く染まった部分、黄色に彩られた部分、青く沈んだ部分など色彩にはトーンがあるが、いかがわしさも感じられる。ビニールが多用され、ガラスも多く、こうした透明性を嫌ってかブラインドが提げられ、光量を調整もしている。ネオンが煌々と怪しく辺りに色を与える一方で、ファンが回り続け、画面を明滅させている。傘が回っているようには見えないが、モニターは各所で何かを現像している。眼球には虹彩が円を描いて現れ、雨に導かれるように涙が溢れ出すこともある。2019年のロサンゼルスにもアジアのテイストはあり、飛行する物体もある。フクロウがいて、カメもいる。魚と蛇もさることながら、美女と野獣が語られる。老化と記憶がテーマに絡み、炎がいつもどこかで燃え、忘却の淵の奥底を照らしていてくれるような懐かしさもある。文様と文字が壁面を埋め、壁面の間に現れようとしている。パンツ一丁で闊歩するレプリカントは野性的でもあるが、既に路地には野生がどこからともなく小走りに溢れ出しており、文様文字はそれらを都市に絡めとろうとしているかに見える。記憶や感情はしかしその網目からも練り出されようとしている。追跡され浄化される魂は、こうした都市の諸過程を経て、燻蒸されているのである。

2021/10/11

2021/10/12

65点

テレビ/有料放送/ザ・シネマ 
字幕


1982年の映画

約40年前の映画とは思えない新鮮さ、何故今まで鑑賞の機会が無かったのだろうか?ハリソン·フォードが若い。