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レビューの数

46

平均評点

79.9(216人)

観たひと

301

観たいひと

86

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 イギリス
製作年 1972
公開年月日 1973/1/13
上映時間 95分
製作会社 ハル・B・ウォリスプロ作品
配給 ユニヴァーサル=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演ミア・ファロー Belinda
トポル Cristofornu
マイケル・ジェイストン Charles
マーガレット・ローリングス Mrs._Sidley
アネット・クロスビー Miss_Fremer
Dudley Foster Mr._Mayhew
Michael Aldridge Sir_Philip_Crouch
Michael Barrington Mr._Scrampton
Neil McCarthy Parkinson

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

人間が本来最も大切にすべき心あたたまる人と人とのふれあいを、ロンドンの街を背景に描く。製作はハル・B・ウォリス、監督は「オリバー!」のキャロル・リード。ピーター・シェーファーが書いた1幕物の芝居の台本を彼自身が脚本化した。撮影はクリストファー・チャリス、音楽はジョン・バリー、編集はアニー・V・コーターズが各々担当。出演はミア・ファロー、トポル、マイケル・ジェイストン、マーガレット・ローリングスなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

英国の上流階級に属し地位も財産も申し分ない1流会計士チャールズ(マイケル・ジェイスント)には深刻な悩みが1つあった。それは新妻ベリンダ(ミア・ファロー)が、この頃、浮気しているのではないか、という疑いにつきまとわれていたからだ。チャールズは私立探偵のクリストフォルー(トポル)に妻の調査を依頼し、結婚のいきさつを語った。ベリンダが小さなレストランで、料理の名前さえよく覚えていない新米のウエイトレスをしていたこと、そしてそのあどけなさに惹かれて結婚を申し込んだこと。だがカリフォルニアでヒッピーの群れに身を投じたこともある自由人のベリンダにしてみれば、結婚後の彼の仕事一辺倒の生活には息のつまる毎日だった。馴れない社交や、上流人の生活をのがれて、人間らしいささやかな愛と自由を求めて、浜辺で夕陽を眺めたり、サファリ公園でイルカを見ていたり、イーストエンドのパブで踊ったりしていた。クリストフォルーはベリンダの追跡を開始した。彼女は最初のうちは彼を気味悪がっていたが、次第に彼のやさしさと愛情にあふれたまなざしに心ふれあうものを感じるようになった。語ることのない、みつめあうだけの追跡。幾日かの間ですっかり信じあうようになってしまった。10日後クリストフォルーはチャールズに報告をした。彼女にやましいところがない、だが“恋人”がいるかもしれない、と。その報告を受けたチャールズは、ベリンダを怒鳴った。彼女は“家庭には愛が必要なのにこの家にはしきたりだけしかない。”と悲しそうにつぶやき自分の潔白を語った。“ただ、見知らぬ男が、いつも私をつけてきて、いつか心のふれあいを感じるようになったのは事実だが”と。これを聞いたチャールズはクリストフォルーのアパートへ飛びこんだ。ベリンダも後に続き、男の正体が自分の素行を調べていた私立探偵であることを知り、大きく失望した。それ以後、彼女は家に帰ってこなかった。2人は、必死に彼女を捜した。やがてクリストフォルーが彼女をみつけたのは、かつて2人が黙って歩いた熱帯植物園だった。クリストフォルーは2人がうまくいけるように案をさずけた。語らずに互いにみつめあい、1定の距離をおいていつも一緒にを。ある晴れた日、テムズ河の遊覧船には、クリストフォルーの白いレインコートを着て、少し離れたところからベリンダをみつめているチャールズの姿があった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2011年1月上旬号

午前十時の映画祭:「ライムライト」「チャップリンの独裁者」「フォロー・ミー」

2010年12月上旬号

DVDがおもしろい!:DVDコレクション No.476 「フォロー・ミー」

1974年2月上旬決算特別号

特別グラビア 読者のベスト・テン 外国映画:ジョニーは戦場へ行った/スケアクロウ/ポセイドン・アドベンチャー/ジャッカルの日/フォロー・ミー/探偵-スルース-/ブラザー・サン、シスター・ムーン/ゲッタウェイ!/ロイ・ビーン/激突!

1973年2月下旬号

映画批評:フォロー・ミー

1973年1月下旬正月特別号

シナリオ:フォロー・ミー

外国映画紹介:フォロー・ミー

1972年11月上旬号

特別グラビア:フォロー・ミー/キャロル・リード

1972年10月下旬号

キネ旬試写室:フォロー・ミー

2008/08/21

2019/06/22

80点

レンタル 
字幕


ヒゲ面のキューピッド

恋愛時代は大切に思って、相手が喜ぶようなことを色々と考えて、胸をときめかせる日々が過ごせるのに、どうして結婚してしまったらそういう関係が消えてしまうのか。ベリンダは夫に不満を抱いていた。結婚してからも、恋愛時代と同じような関係で繋がっていたい。しかし夫は仕事ばかりで、私のことを考えてもくれない。そこへ無言で付いて来る白いコートと帽子の、どこか憎めない男の登場だ。彼は何もしゃべらず、ただ、優しい視線でじっと私を見つめてくれる。私のすべてを受け入れてくれているようだ。それもそのはず、男は調査対象の人妻に恋をしてしまったのだ。

昔観た記憶とラストが違っていた。これは僕の勝手な勘違いだが、あの時代の倫理感ならそうならざるをえまい。今リメイクされたら、きっと結末は変わったことだろう。これは結婚生活という航海の途中で座礁していたひと組のカップルに、横恋慕を抱いた食いしん坊のおじさんキューピッドが本当の恋心を教えてくれた、ちょっと切ない愛の再生物語だった。

自慢はできないが、僕も好きな女性の後をつけたり、待ち伏せしたりした経験がある。偶然を演出して、出会いのきっかけを作ろうとしたのだ。そのときは、ただ遠くから見詰めているだけで、切なくて、そして幸せな気持ちだったと思う。そして、デートできたら、とにかく相手の喜びそうなことを考えたり、彼女の好きな場所にはなんとしても連れていきたいと努力したものだ。しかし、結婚して時が流れると…、一体自分の気持ちの何が変化するというのだろうか。

黙って後を追う。彼女が見て美しいと思うものを自分も感じ、彼女がやって楽しいと思えることを自分も体験してみる。ある程度距離があるから、冷静にお互いの関係を見つめ直せる。さて、僕も一日仕事を休んで、かみさんの後をつけてみるか。とんでもない現場を目撃してしまったら、どうしよう。

2019/06/02

100点

選択しない 


優しい気持ちにしてくれる癒し系映画

ネタバレ

大作でもないし、 号泣してしまうのでもなく、圧倒されるような衝撃度もないのに、なぜか私のベストムービーの1つになっています。
仕事で行き詰まった時とか、落ち込んだ時に見ると、心が洗われるような、優しい気持ちになってしまう癒し系映画とでも言ったら良いのかもしれません。
哀愁を帯びたテーマ音楽を聴くと、一気に映画のシーンが鮮明に蘇るほど、映画音楽もこの映画の雰囲気に実に良く合っています。一応ハッピーエンドなのに、ちょっと物悲しいメロディーなんですよね。結局、ミア・ファローと夫にとっては、ハッピーエンドなのですが、トポルにとってはちょっと寂しいことだったのかもしれませんね。
映画史上に残る傑作と言われる「第三の男」を作ったキャロル・リードの遺作となった作品ですが、私にとっては 彼の作品の中ではベスト1です。
また、ミア・ファローの作品の中でも彼女のベスト1だと思います。ミア・ファローは決して美人ではないのですが、何か惹きつけられるものがありますね。アンドレ・プレヴィンやウッディ・アレンが結婚したのも頷けます。 ちなみに、アンドレ・プレヴィン指揮、ミア・ファローのナレーションによるピーターと狼のLPレコードを持っています。

2014/05/04

2019/04/01

95点

映画館 
字幕


密やかな昂揚感

自由でボヘミアンな米国女子M・ファローと、生真面目で一徹な英国紳士M・ジェイストン、そして、無国籍風のトボケた雰囲気を漂わすミステリアスな探偵トポル。

そんな三者三様のキャラクターが、時にユーモラスに、時に切なく織りなす一風変わったラブストーリーに引き込まれる。ロンドンのシックな街並みを背景に流れるJ・バリーのアンニュイでメロウな旋律が秀逸で、登場人物の孤独な心情を優しく慰撫し、恋の到来を予感させる密やかな昂揚感をシットリと彩る。

遺作に名作無しと言うけれど、それを覆すかのような名匠C・リードの洗練された語り口が心に残る見事な遺作であり、愛に言葉は要らないとでも言いたげな、映画監督としてのラストメッセージが光る珠玉の小品であった。

2010/02/08

2019/02/11

-点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズららぽーと横浜 
字幕


洋画ベストワン!!

午前十時の映画祭
ベスト1映画は?と尋ねられれば、必ず洋画ならこの作品と答えてきた。ジョン・バリー作曲の主題歌が流れ、38年前のロンドンの街が映し出される。もう懐かしくてたまらないのだが、不思議とつい昨日観ていたような感覚にも陥る。おそらく記憶の隅に追いやることなく、時々この映画を記憶から取り出しては更新してきたのだろう。

2019/02/07

2019/02/07

70点

購入/DVD 
字幕


面白い!ピーター・シェーファー原作 脚本だったんだ!

テーマ曲もいいね。泣いてしまいました。
今までは会計士の夫が嫌いだったが、今回は夫の気持ちもある程度理解できるようになったかも。
吹き替えでなくオリジナルの英語で見たのだがあまり露骨な言い方はしていなかった。
英語では“Things”。”Chop off their things!”
日本語吹き替えでも確認したが水曜ロードショーではこの部分はカットされたのか、英語になっていた。
字幕では「アレ」。
ミア・ファローは「チXXコ」なんて言ってなかったの?
ただ『ちょん切っちゃえばいいのよね』とは言ってた。

ハマー・フィルムのホラー映画ばかりじゃなくて、こっちを見ようよ!とクリストフォルーが誘うのがパラマウント映画ゼフィレッリの『ロミオとジュリエット』だったが、比較的最近見た映画でも、この映画をカップルで見に行く描写があった。何だったっけ?

2012/10/15

2018/10/04

-点

レンタル 
字幕


夫婦のあり方を考えさせられる映画でした。自分にないものを妻に求めた夫、なのに妻を自分の世界に縛り付け、かごの鳥?にして、自分の家族と同じようになってほしかったのかなぁ。妻の自由奔放なところに魅力を感じていたはずなのに。妻が浮気をしているのではと探偵を雇う夫ですが、この探偵さんが鍵になってます。最初はちょっと退屈しかけていたんですが、探偵さん登場で楽しく観れました。何を書いてもネタバレしそうなのでやめておこう♪ロンドンの街を散歩するミア・ファローの魅力は十分でした。