フォロー・ミー

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レビューの数

33

平均評点

80.6(149人)

観たひと

237

観たいひと

46

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 イギリス
製作年 1972
公開年月日 1973/1/13
上映時間 95分
製作会社 ハル・B・ウォリスプロ作品
配給 ユニヴァーサル=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演ミア・ファロー Belinda
トポル Cristofornu
マイケル・ジェイストン Charles
マーガレット・ローリングス Mrs._Sidley
アネット・クロスビー Miss_Fremer
Dudley Foster Mr._Mayhew
Michael Aldridge Sir_Philip_Crouch
Michael Barrington Mr._Scrampton
Neil McCarthy Parkinson

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

人間が本来最も大切にすべき心あたたまる人と人とのふれあいを、ロンドンの街を背景に描く。製作はハル・B・ウォリス、監督は「オリバー!」のキャロル・リード。ピーター・シェーファーが書いた1幕物の芝居の台本を彼自身が脚本化した。撮影はクリストファー・チャリス、音楽はジョン・バリー、編集はアニー・V・コーターズが各々担当。出演はミア・ファロー、トポル、マイケル・ジェイストン、マーガレット・ローリングスなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

英国の上流階級に属し地位も財産も申し分ない1流会計士チャールズ(マイケル・ジェイスント)には深刻な悩みが1つあった。それは新妻ベリンダ(ミア・ファロー)が、この頃、浮気しているのではないか、という疑いにつきまとわれていたからだ。チャールズは私立探偵のクリストフォルー(トポル)に妻の調査を依頼し、結婚のいきさつを語った。ベリンダが小さなレストランで、料理の名前さえよく覚えていない新米のウエイトレスをしていたこと、そしてそのあどけなさに惹かれて結婚を申し込んだこと。だがカリフォルニアでヒッピーの群れに身を投じたこともある自由人のベリンダにしてみれば、結婚後の彼の仕事一辺倒の生活には息のつまる毎日だった。馴れない社交や、上流人の生活をのがれて、人間らしいささやかな愛と自由を求めて、浜辺で夕陽を眺めたり、サファリ公園でイルカを見ていたり、イーストエンドのパブで踊ったりしていた。クリストフォルーはベリンダの追跡を開始した。彼女は最初のうちは彼を気味悪がっていたが、次第に彼のやさしさと愛情にあふれたまなざしに心ふれあうものを感じるようになった。語ることのない、みつめあうだけの追跡。幾日かの間ですっかり信じあうようになってしまった。10日後クリストフォルーはチャールズに報告をした。彼女にやましいところがない、だが“恋人”がいるかもしれない、と。その報告を受けたチャールズは、ベリンダを怒鳴った。彼女は“家庭には愛が必要なのにこの家にはしきたりだけしかない。”と悲しそうにつぶやき自分の潔白を語った。“ただ、見知らぬ男が、いつも私をつけてきて、いつか心のふれあいを感じるようになったのは事実だが”と。これを聞いたチャールズはクリストフォルーのアパートへ飛びこんだ。ベリンダも後に続き、男の正体が自分の素行を調べていた私立探偵であることを知り、大きく失望した。それ以後、彼女は家に帰ってこなかった。2人は、必死に彼女を捜した。やがてクリストフォルーが彼女をみつけたのは、かつて2人が黙って歩いた熱帯植物園だった。クリストフォルーは2人がうまくいけるように案をさずけた。語らずに互いにみつめあい、1定の距離をおいていつも一緒にを。ある晴れた日、テムズ河の遊覧船には、クリストフォルーの白いレインコートを着て、少し離れたところからベリンダをみつめているチャールズの姿があった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2011年1月上旬号

午前十時の映画祭:「ライムライト」「チャップリンの独裁者」「フォロー・ミー」

2010年12月上旬号

DVDがおもしろい!:DVDコレクション No.476 「フォロー・ミー」

1974年2月上旬決算特別号

特別グラビア 読者のベスト・テン 外国映画:ジョニーは戦場へ行った/スケアクロウ/ポセイドン・アドベンチャー/ジャッカルの日/フォロー・ミー/探偵-スルース-/ブラザー・サン、シスター・ムーン/ゲッタウェイ!/ロイ・ビーン/激突!

1973年2月下旬号

映画批評:フォロー・ミー

1973年1月下旬正月特別号

シナリオ:フォロー・ミー

外国映画紹介:フォロー・ミー

1972年11月上旬号

特別グラビア:フォロー・ミー/キャロル・リード

1972年10月下旬号

キネ旬試写室:フォロー・ミー

2016/11/06

2016/11/07

85点

購入/DVD 
字幕


名作

ミア・ファローが可愛くて素敵だ。トポルノ眼差しも優しく、キャロル・リードの力を抜いた演出が、音楽とともに心地よい映画に仕上げている。

2013/01/13

2016/09/29

-点

レンタル/神奈川県/TSUTAYA/TSUTAYA 相模大野店/DVD 
字幕


愛情があったかく感じられる映画

予備知識なしで鑑賞。
素敵な映画だった。
白服でヒゲのマカロン好きな探偵が出て来たときは、やり過ぎな出で立ちだなあ、コメディ映画??と思ったが、これがなかなか魅力的で、愛着を持てずには居られないキャラだった。
奥さんも不思議な魅力でチャーミング。
ファンタジーだけれど、彼女の言い分も夫の言い分もまさに男女の違いみたいなもので現実的な問題に思えた。
愛情があったかく感じられる映画なのでパートナーとの鑑賞におすすめしたい。

2011年

2016/08/21

90点

購入 


百花繚乱の映画群にあって健気に愛らしく咲きほころんだ一輪の花

『フォロー・ミー』のDVDが発売された時、大喜びで購入しました。手元にあるだけで満足してまだ見ていなかったのですが、日本語吹き替え版の石田太郎のトポル(私立探偵役)は本人より上手い!という噂があるので、さっそく見てみました。本当に本人より上手いですね!心にしみました。何度見ても優しくて素敵な映画です


英国の上流階級に属し、地位も身分も申し分ない一流の会計士チャールズ(マイケル・ジェイスント)にはここのところ深刻な悩みがあった。新妻のベリンダ(ミア・ファロー)が毎日朝早くから外出して夜遅くまで帰ってこない。浮気しているのではないかと疑いを持ったチャールズは知り合いの私立探偵に妻の調査を依頼する。

数日後、ピンチヒッターで探偵を引き受けたというクリストフォルー(トポル)がチャールズのオフィスにやってくる。白いレインコートに白いハンティング帽でマフィンにパクつく怪しげな男。クリストフォルーはベリンダが毎日ロンドンの街をさまよっている様子を詳しくチャールズに報告する。そして、チャールズに問い詰められて、「若くてハンサムでエリートで貴族的な外交官風な男性がベリンダのお供をしている」と言ってしまったから、さぁ大変!

チャールズは急いで家に帰ってベリンダを問い詰める。最初は「一人で出掛けた」と言い張っていたベリンダだったが、やがていつも行動を共にする男性のことを話し始める…

その男性とは探偵のクリストフォルーのことなのですが(笑)、最初に探偵から夫への報告という形で見せたベリンダの行動を、今度はベリンダの主観的な視点からもう一度見せる、この展開に引き込まれます。ロンドンの街を自由に彷徨うベリンダの後を、真っ白なレインコートを着た風変わりな男が尾行する。そして交わす眼差しと眼差し…。微笑みと微笑み…。「初めは気持ち悪いと思ったわ。でもね、こう思うようになったの。あたしがロンドン1寂しい女の子だったら、彼はロンドン1寂しい男なんだって」

誰もが抱える孤独を優しく包み、同じものを見て心を通わせることの幸福感や、自分の殻から出て相手を理解することの大切さを教えてくれる心温まる作品です。

そして、ベリンダ、クリストフォルー、チャールズの3人の気持ちを描き切ったあとの、爽やかなラストが素晴らしいです。タイトルバックとエンディングにロンドンの街を俯瞰する空撮映像が使われますが、ロンドンほど空撮が映える街はないのではないでしょうか!!

爽やかなラストから空撮に切り替わり、だんだんカメラが引いて行くエンディングはゾクゾクするほど良いです!

DVDの付録の解説冊子に、「『フォロー・ミー』1973年のまさしく百花繚乱の映画群にあって健気に愛らしく咲きほころんだ一輪の花のような存在だった」と書かれていました。その裏付けに2つのデータが載っていたので引用します。

1973年主要監督公開作品
(※印は遺作)
キャロル・リード
「フォロー・ミー」※

ウィリアム・ワイラー
「L・B・ジョーンズの解放」※

ジャック・ドゥミ
「モン・パリ」

ジョセフ・L・マンキウィッツ
「探偵スルース」※

ジョン・シュレシンジャー
「日曜日は別れの時」

ジョン・ヒューストン
「ロイ・ビーン」

ビリー・ワイルダー
「お熱い夜をあなたに」

ピエトロ・ジェルミ
「アルフレード・アルフレード」※

ピエル・パオロ・パゾリーニ
「カンタベリー物語」

フランソワ・トリュフォー
「恋のエチュード」

フレッド・ジンネマン
「ジャッカルの日」

ロバート・ワイズ
「ふたり」

1973年洋画興行ベスト10
第1位 ポセイドン・アドベンチャー
第2位 007/死ぬのは奴らだ
第3位 ゲッタウェイ
第4位 バラキ
第5位 街の灯
第6位 ラストタンゴ・イン・パリ
第7位 十戒
第8位 ジョニーは戦場へ行った
第9位 ジャッカルの日
第10位 ベン・ハ―  

なお、「フォロー・ミー」はキネ旬ベスト10では18位(1位は「スケアクロウ」)。同じくキネ旬の読者選出ベスト10では堂々5位だったそうです!

また「午前十時の映画祭」では、『ショーシャンクの空に』『サウンド・オブ・ミュージック』『ニュー・シネマ・パラダイス』に次いでリクエスト第4位に選出されたそうです。

ぜひご覧ください

2016/08/04

90点

選択しない 


ミア・ファロー

これまでミア・ファローには病的なイメージを抱いていた。『ローズマリーの赤ちゃん』にしろ『シャイニング』にしろ、あの大きな瞳と華奢な身体が醸し出す強烈なイメージがその原因だ。だが、この映画で初めてミア・ファローの可愛さを知った。上手くいかないアンニュイな結婚生活の中、突然、起きるウキウキした楽しい気持ち。恋する瞬間の楽しさとでも言おうか。この映画の魅力はそこに尽きる。

やり手の税理士が家を空けてばかりの妻に不信感を抱き、探偵を雇い、妻の素行調査を依頼する。トポル演じるとぼけた探偵とミア・ファローとの尾行。尾行というよりデートなのだが、その最中、お互い一言も言葉を交わさない。ここで綴られるのは言葉など必要としない精神的な結びつきである。これは映画でしか描けない。純度100の映画的恍惚の瞬間である。素晴らしい。イギリス映画ということでリチャード・レスターのようなポップさがありながらも、さすがはキャロル・リード。地に足のついた手堅い演出に感嘆する。

物語はミア・ファローの愛に、誠意と献身で応えたトポルのおかしく切ない姿で締めくくられる。切ない、だが気持ちのいい終劇。これは言葉を用いないことによって得られた映画的恍惚が全編を支配したことで生まれた感覚だろう。見事。素晴らしい。それしか言えない傑作である。

2016/07/09

100点

テレビ/有料放送/スターチャンネル 
字幕-吹替


キャロルリード監督の遺作である。 中学生の時に繰り返して何度も見た映画である。

何度も繰り返して見たい映画で今でもビデオに撮ってとっては何度も見ている。
映画にありがちな登場人物登場ではなく少なめな登場人物で見ていて主人公のミアファローに完全に感情移入してみて見ることができてすっきりした作りになっている。
この映画であっちこっちの名画座をほぼコンプリートしたと言うても過言では無い。

2015/06/11

100点

映画館 
字幕


私の生き方を変えた映画

人生で何が大切かを教えてくれた、生き方の手本みたいな映画でした。