レオン 完全版

れおんかんぜんばん|Léon: The Professional Uncut International Version|Leon: The Professional Uncut International Version

レオン 完全版

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レビューの数

32

平均評点

86.1(408人)

観たひと

742

観たいひと

96

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / アクション
製作国 アメリカ フランス
製作年 1994
公開年月日 1996/10/5
上映時間 136分
製作会社 ゴーモン=レ・フィルム・デュ・ドーファン
配給 日本ヘラルド
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

凄腕の寡黙な殺し屋と12歳の少女の純粋な愛を、スタイリッシュなアクション・シーンを交えて描いた「レオン」。初公開時にカットされた22分を復活させた完全版。レオンの過去や、マチルダの訓練のシーンなどが加わっている。脚本・監督はリュック・ベッソン。撮影はティエリー・アルボガスト、音楽はエリック・セラ。主演はジャン・レノとナタリー・ポートマン。共演にゲイリー・オールドマン、ダニー・アイエロほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ニューヨーク。レオン(ジャン・レノ)は完璧に仕事を遂行する一流の殺し屋。一日2パックの牛乳と肉体のトレーニングを欠かさない彼の唯一の楽しみは、安アパートで自分と同じように根っこを持たない鉢植えの観葉植物に水を与えることだった。彼の隣の部屋に住む12歳のマチルダ(ナタリー・ポートマン)もまた、家族から疎ましがられる孤独な少女。ある日、不気味な男スタンフィールド(ゲイリー・オールドマン)と部下たちが彼女の父親を訪ねて、預けたヘロインをかすめ取った奴がいると言い、明日の正午までに盗んだ奴を捜せと告げて帰る。翌日、スタンフィールドと仲間たちはマシンガンを手にアパートを急襲し、たった4歳の弟も含めてマチルダの家族を虐殺した。ちょうど買い物に出掛けて留守だったマチルダは帰ってみて、何が行われたか気づいた。彼女は涙をこらえながら部屋を通り過ぎると、レオンの部屋のドアベルを鳴らし続けた。突然の訪問者にとまどうレオンに、マチルダはしばらく匿ってほしいと頼む。さらに彼が殺し屋だと知ったマチルダは、最愛の弟を殺した相手に復讐するために、自分も殺し屋になりたいと懇願する。始めは断ったレオンだが、自分の正体を知った少女を殺すことも追い出すこともできず、彼女との奇妙な共同生活を始めることになる。安ホテルに移り住んだ彼らは、互いに心の扉を開き始める。レオンは少女に殺しのテクニックとセオリーを教え、マチルダは彼に読み書きを教えた。2人の間には父娘とも親子ともつかない新しい感情が芽生えていく。初めて誰かのために何かをしたくなったと言うレオンに、殺し屋の彼を育て、仕事の仲介をするトニー(ダニー・アイエロ)は不吉な予感を覚える。そんなある日、マチルダは偶然、スタンフィールドの正体がDEA(麻薬取締局)の汚職捜査官であることを知る。復讐を固く決意した彼女はレオンが留守の間にスタンフィールドを付け狙うが、逆に取り押さえられてしまう。レオンは急いで彼女を救い出すが、汚職仲間を殺されたスタンフィールドは怒り狂う。スタンフィールドはトニーを通じて彼の居場所を突き止め、何百という警官隊を率いてホテルを完全包囲した。レオンは一緒に残ると泣くマチルダを逃がす。少女は殺し屋に愛を告白し、レオンの気持ちも同様だった。傷ついた彼は辛くも外に逃れるが、スタンフィールドに背後から撃たれた。瀕死のレオンの仕掛けた爆弾で、スタンフィールドは爆死した。マチルダはトニーを訪ね、殺し屋として雇ってと頼むが断られる。ひとりぼっちになった彼女は厚生施設に入り、レオンが残したあの鉢植えの観葉植物を庭に植えた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2019/04/05

2019/04/05

100点

レンタル/岡山県/TSUTAYA/TSUTAYA 水島店/DVD 
字幕


生涯ベスト

人は誰でも生涯ベストの作品をいくつか持っているものだと思います。少しお歳を召した方ならば「ローマの休日」とかが出てくるのかもしれません。私の場合は映画を本格的に見始めた20-30代の作品が多い。その中の一つを観ました。見終わったあと数日はその幾つかのシーンが頭から離れない、そんな至福の時間を改めて味わえることが出来たのでした。皆さんはそんな作品ありませんか?

「レオン」。ニューヨークの凄腕の寡黙な殺し屋レオンと12歳の少女マチルダとの出会いと別れを、スタイリッシュなアクション・シーンを交えて描いた一編です。仏出身リュック•ベッソン監督の初アメリカ進出作品でした。1994年作品。25年前の製作。マチルダはあれからアカデミー主演女優賞も獲ったし、結婚して子供さえもうけた。というように、その後ナタリー•ポートマンが出演した作品は全て公開時に観た私です。彼女が頑張っているのを見ると、なぜかホッとします。レオンはその後、転生してドラエモンになりました(つまりジャン•レノです)。他にはゲイリー・オールドマンが悪徳麻薬取締官に扮して怪演しています。物語は、その悪徳取締官に一家全員を殺されたマチルダを、レオンがひょんなことから匿うことになり、守り切るというストーリーです。

名セリフが多いのです。
2人の出逢いの場面。
「大人になっても人生は辛い?」
「辛いさ」
イタリア移民街のアパートの階段で、幸薄そうな少女が大人びて質問すると、過去を捨て人殺しで生計を立ててきたレオンは一言そういうのみ。ハードボイルド的な台詞でした。

2人で「掃除(暗殺の仕事)」を始めることに躊躇するレオンに、マチルダは言うのです。
「わたしはもう大人よ。あとは歳をとるだけ」
「俺は歳をとったが、まだ大人になれていない」
親子のような歳の差はあったけれども、これは紛れもなく素敵なラブストーリーでした。

冒頭、レオンが殺しを引き受けて部屋で日常の訓練をする場面があるのですが、その後のストーリー展開で重要になる小物(観葉植物、牛乳紙パック、手榴弾)が既に出ているのに驚きました。すごい作品は、やはりすごいのです。

1990年代

2018/07/25

80点

レンタル 
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これぞリュック・ベッソン

これぞリュック・ベッソンといった、監督のセンスが随所に光る名作。殺し屋と少女の儚い関係がまた心を打つし、とにかくもナタリー・ポートマンの演技が素晴らしい(ジャン・レノはいつもの感じだけど)。既に大女優の片鱗を見せてるし、既に演じることのいろはみたいなものが体に染みついているかのようで。そりゃ監督も彼女に惚れ込むはなと。芦田愛菜ちゃんがもう少し成長して彼女のようになるかなというと疑問だし、どうすればこんな逸材は出てくるのだろう。

2000年

2018/05/12

80点

選択しない 
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忘れられない作品

ストーリーと音楽が絶妙なバランスで、主人公の2人が全然違う映画に出てるのをみてもこの映画を見たときの痛みのようなものをおもいだす。

2018/04/08

2018/04/08

100点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 
字幕


映画を好きでいて良かったと心の底から思う

登場人物、時代背景、ストーリーに自身の人生を重ねて情緒的な感動を味わう類いの映画(私にとっては『道』『砂の器』など)ではない。本作は『七人の侍』と同じく好き嫌いという次元を超えた映画史上に残る傑作だ。

私ごときが論評するのは烏滸がましいが、フランス映画のスタイリッシュさとハリウッドのメジャー感が奇跡的に融合した結果だと思う。

珠玉の完成度を誇る逸品なので未見の方は是非!

2018/01/30

100点

レンタル 
字幕-吹替


名作を図書館で無料レンタル。

名作を図書館で無料レンタル。

1994年以来の鑑賞。
二回目も新たな感動。
マチルダ役のナタリーポートマンの演技力に脱帽。
家族を殺された後の、
レオンの部屋まで来る時の表情や、レオンと遊ぶ時の表情。

ゲイリー・オールドマン は いいね。
今回 オスカー 取れるかも。

2017/09/17

2017/10/26

90点

テレビ/無料放送/BSテレ東(BSジャパン) 
吹替


殺し屋と(少)女の傑作

家族を殺された少女が、殺し屋と同居することになり、少女が家族の復讐を試みたことから、官憲に追われることとなった殺し屋と少女の物語。
初見はリアルタイムだったが、レオンが殺し屋として登場する冒頭シーンの途中から。なので、とても怖い殺し屋という印象が強く、その彼に襲い掛かる権力の凶暴さに戦慄し、それと対等に戦う主人公にレジスタンスのような気概を感じたものである。

言わずもがな、リュック・ベッソンの出世作。主人公レオンをジャン・レノ、少女マチルダをナタリー・ポートマン、悪徳警官ノーマン・スタンフィールドをゲイリー・オールドマンが演じる。この三人が凄い。

この映画の視点は、撃たれる側からの視線がメインとなる。よって、冒頭のターゲットの悪人が襲われるシーンは、とても怖い。この冒頭のシークエンスにおけるレオンの登場は、ジョーズにおけるサメの出現シーンのような戦慄がある。
この視線は徹底されており、ラストの映画史上に残るべきたった一人の迎撃戦は、主人公を襲う警察側の視点で描かれる。そこでは、警官たちの恐怖と忌避の感情がほとばしり、戦闘のチャンピオンであるレオンを賛美するかのようである。

ボスのトニーとレオンの関係がある。仕事をレオンに与え、その報酬をほとんどそのまま「貯金」している。レオンが使いたいときに使えば良い。町の銀行よりよほど良い。と云うが、レオンがマチルダと生活するようになって、金を引き出したいと言い出すと、女でもできたのか、そんなつまらないことに使うのはどうか、と小言を言う。
この二人の、経営者と労働者の関係のようであるが、搾取、非搾取というより鋭角的な関係が垣間見えて、恐ろしい。
そして、最後は自分と家族のためにはレオンを切る男である。
一方のノーマンは、そのゲスさ加減をまき散らしたうえで、観客の留飲が下がるシーンが用意される。
が、トニーは被害者面をしながらも、次のレオンを育てて、上手い思いをするのだろうと予想される。社会のほんとうの悪玉は生き延びる。この映画はそう告げている。

さて、更に、本作は恋愛映画でもある。レオンとマチルダが恋人であるのは明白だ。その場合、残されたマチルダはどうなるのだろうか。
ベッソンの佳作の「ニキータ」を連想する旨もあるが、それは短絡的というものだろう。彼女は、ジョン・カサベティスの「グロリア」に成り上がると私は思う。それほどの胆力を持ついい「女」にマチルダはなる。そして、レオンを想い続ける。そんな後日談が思い浮かぶのだ。