グランド・ブダペスト・ホテル

ぐらんどぶだぺすとほてる|The Grand Budapest Hotel|The Grand Budapest Hotel

グランド・ブダペスト・ホテル

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レビューの数

265

平均評点

76.4(1908人)

観たひと

2934

観たいひと

291

(C)2013 Twentieth Century Fox

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 イギリス=ドイツ
製作年 2013
公開年月日 2014/6/6
上映時間 100分
製作会社 Scott Rudin Productions=Indian Paintbrush=Studio Babelsberg=American Empirical Pictures
配給 20世紀フォックス映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「ムーンライズ・キングダム」のウェス・アンダーソン監督が、レイフ・ファインズ(「007 スカイフォール」)、ジュード・ロウ(「サイド・エフェクト」)など豪華キャストを迎えて贈るミステリー。伝統あるホテルのコンシェルジュとベルボーイが、殺人事件の真相解明に挑む。ベルリン国際映画祭銀熊賞・審査員賞受賞作。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ヨーロッパ大陸の東端、旧ズブロフカ共和国の国民的大作家(トム・ウィルキンソン)が語り始めたのは、ゴージャスでミステリアスな物語だった……。1968年、若き日の作家(ジュード・ロウ)は、休暇でグランド・ブダペスト・ホテルを訪れる。かつての栄華を失い、すっかり寂れたこのホテルのオーナー、ゼロ・ムスタファ(F・マーレイ・エイブラハム)には、いくつもの謎があった。どうやって貧しい移民の身から大富豪にまで登り詰めたのか?何のためにこのホテルを買ったのか?なぜ一番狭い使用人部屋に泊まるのか?好奇心に駆られた作家に対して、ゼロはその人生をありのまま語り始める。遡ること1932年、ゼロ(トニー・レヴォロリ)がグランド・ブダペスト・ホテルのベルボーイとして働き始めた頃。ホテルはエレガントな宿泊客で溢れ、伝説のコンシェルジュ、ムッシュ・グスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、ゼロの師であり父親代わりだった。究極のおもてなしを信条とする彼は、マダムたちの夜のお相手も完璧にこなし、多くの客が彼を目当てにホテルを訪れていた。しかし、彼の人生は一夜にして変わってしまう。長年、懇意にしていたマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺され、その遺言により貴重な絵画『少年と林檎』を受け取ったグスタヴが容疑者にされてしまったのだ。ホテルの威信を守るため、謎解きに挑むグスタヴとゼロ。コンシェルジュの秘密結社クロスト・キーズ協会(=鍵の秘密結社)や、ゼロの婚約者アガサ(シアーシャ・ローナン)の力を借りて、大戦前夜のヨーロッパ大陸を飛び回る。2人に迫る警察と真犯人の魔の手、そして開戦、果たして事件の真相は……?

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2014年7月上旬号

読む、映画:「グランド・ブダペスト・ホテル」

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「グランド・ブダペスト・ホテル」

2014年6月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「グランド・ブダペスト・ホテル」

「グランド・ブダペスト・ホテル」:インタビュー ウェス・アンダーソン(監督)

「グランド・ブダペスト・ホテル」:対談 芝山幹郎×中原昌也 豊かでおかしくて余韻があって

2014年

2025/12/09

80点

映画館/大阪府 
字幕


三谷幸喜っぽい

ケーキの箱のようなホテルで展開されるドタバタコメディ。

超有名どころのキャストが尺が短い出演ながら、皆さん楽しそうに生き生きと演じられている。
前作よりは絵画的なウェートが高くなっているが、それも含めてシナリオの妙、役者の演技、視覚聴覚効果が見事に絡み合っている。容赦なしのエロ・グロも搭載して、正にウェス型ファンタジーの開花である。

このバランスでこの路線を続けていって欲しかった。

2025/12/07

2025/12/07

82点

選択しない 


小さな面白さを楽しむ作品

物語の筋は大したことないが、いちいちキャラクターがいい。主役級はもちろん端役まで魅力的。可愛く見えてくる。
主人公(?)もただのスケコマシではなく本気のスケコマシで嫌味がない。一つを突き詰めると魅力的に見えるんだなあと感心してしまう。

コメディでありながら背後に死の気配を漂わせているのもいい。まあ言ってしまえばコメディの基本だが、このバランス感覚は中々できるものじゃない。ラストに完全無欠のハッピーエンド、とはならず少し寂しい気持ちにさせられるのも上手い。観客の心の片隅に残ってしまう。

物語の構造が複雑なのは気になった。グランドブタペストホテルという物語を読む女性がいて、その物語は作者の回想で語られ、回想は作者が若い頃ホテルの支配人から聞いた話で、メインのお話はホテルの支配人が若かった頃の思い出という…何層にも過去へ遡る複雑な構造でできている。この複雑な構造にした意図は何だったのか。冒頭の女性は誰だったのか。
この辺り、色んな人と語り合うと面白いんだろうなー。

2014/06/13

2025/06/21

70点

映画館/大阪府/TOHOシネマズ梅田 
字幕


まるで絵本の中に入ったかのような世界観、シンメトリーな構図、カラフルな色使い、豪華なキャスト陣、とウェス・アンダーソン監督らしさが満載。が、大風呂敷を広げすぎて個々のエピソードが急ぎ足、かつ散漫になってしまった感が否めず。個人的には、もう少しこじんまりしていた方が観やすかったな、と思う。そして、キャラクターたちもそれぞれが魅力的ではあるけれど、脚本ありきではなくキャストありきで作られている感じ。そんな印象を持ってしまったこともあって、期待していたほどは乗れなかったのが正直なところ。それでも、若き日のゼロとアガサの恋愛は可愛くて微笑ましいし、ウィレム・デフォーとハーヴェイ・カイテルの怪演はやっぱり流石で、好きなところもいっぱい。何はともあれ、エンド・クレジットの最後の最後まで、遊び心たっぷりなのが嬉しい。

2022/10/03

2025/02/06

92点

VOD/その他/レンタル/テレビ 
吹替


面白かった…
カメラワークとか登場人物のしぐさがめちゃくちゃアニメーションっぽくて楽しめた
テンポも良くて飽きさせないようになってたし、100分が濃密に作られてた
クスッとするような笑いのポイントも絶え間なくあって見ていて楽しい映画だった

2025/01/19

2025/01/19

78点

映画館/神奈川県 
字幕


若いときのゼロがとても魅力的。

2024/12/02

2024/12/02

70点

映画館/東京都/TOHOシネマズ日比谷 


大胆で単調な展開

以前観た時は、テレビで観たんだが、大変面白く観た記憶がある。
今回、スクリーンで観ることができ、非常に期待したんだが。

あれ、あまり面白くない。。

何故か?

ストーリーを知ってるから?
→いや、正直、細部は覚えてません。
ウェス・アンダーソンがスクリーン向きではない?
→な訳ない。

たぶん、自分の体調の問題か。

ドラマチックな展開を単調に見せるのが魅力。
その単調さに負けてしまったか