ブルージャスミン

ぶるーじゃすみん|BLUE JASMINE|BLUE JASMINE

ブルージャスミン

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レビューの数

153

平均評点

75.2(958人)

観たひと

1481

観たいひと

170

(C)2013 Gravier Productions, Inc.
  • VODで観る

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2013
公開年月日 2014/5/10
上映時間 98分
製作会社 Perdido Productions
配給 ロングライド(提供 KADOKAWA=ロングライド)
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 不明
メディアタイプ 不明
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「アニー・ホール」や「ミッドナイト・イン・パリ」などを送り出した名監督ウディ・アレンが、スタンダードナンバー『ブルームーン』に載せ、きらびやかな暮らしから一転どん底に堕ちる女性を描いた人間ドラマ。家庭も資産も失っても過去の幸せにしがみつき心身ともに壊れる元セレブリティを「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」「エリザベス」のケイト・ブランシェットが演じ、第71回ゴールデングローブ賞ドラマ部門主演女優賞を獲得。ほか、「ローマでアモーレ」のアレック・ボールドウィンが元夫の実業家を、「ハッピー・ゴー・ラッキー」のサリー・ホーキンスが庶民的な妹を演じている。第86回アカデミー賞脚本賞、主演女優賞、助演女優賞ノミネート。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ニューヨークのセレブリティ界でもてはやされていたジャスミン(ケイト・ブランシェット)だが、実業家のハル(アレック・ボールドウィン)との結婚生活が破綻し、家庭も資産も失う。質素なアパートに住むシングルマザーの妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)のもとに身を寄せることにし、妹がいるサンフランシスコへ向かうことにする。過去にしがみつき抗うつ薬とウォッカを手放せないジャスミンは、どうにか再び華やかな世界へ舞い戻ろうと画策するが、慣れない仕事に神経をすり減らす。精神的にバランスを崩し八方塞がりの中、エリート外交官のドワイト(ピーター・サースガード)と出会い、彼のことを自分に以前のような幸せを再び与えてくれる存在であるかのように見るジャスミン。そのためさらにプライドと現実逃避から彼女は嘘を重ねていく……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2014年6月上旬号

読む、映画:「ブルージャスミン」

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「ブルージャスミン」

2014年5月下旬号

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2014年5月上旬号

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2019/10/10

2019/10/10

20点

選択しない 
字幕


みにくい、の巻

つい、ケース写真を見て、
釣られてしまったが、
女の、人間の、心にひそむ「ミニクイモノ」だけを
材料に料理をつくったような作品で、
兎に角、みにくい。

ミニクイモノを上手に表現したかもしれないが、
私の口には合わない。

愉快になれないし、こんな人間は、
現実だけでたくさんだ。

2019/06/11

2019/06/11

73点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


ウディアレンらしい映画、いやいつもか

ウディアレンの相変わらずな、おしゃれ風を装った鬱映画。時間軸が飛びまくるのでたまにわからなくなるが、前の夫がよく出てくるのでついていくことは全然できる。
リアリティある会話やシチュエーションセッティングはやはり見事。

2019/05/31

70点

選択しない 


いかにもウディ・アレンらしい映画

ネタバレ

オープニンブのクレジットタイトルのバックに流れるジャズが気だるく、特にトランペットのメロディを聞いただけで、ウディ・アレンの映画っぽく感じてしまう。終始、コメディタッチのテンポの良い展開で、やや早口の会話の応酬が面白く、いかにもウディ・アレンらしい映画だ。ただ、字幕を追う私にとっては、彼特有の英語のジョークがわからない部分もあり、ちょっと疲れる映画でもあった。
結局、主人公は嘘がバレて再婚できず、また妹は、元の鞘に収まることになるが、ある程度予想がついてしまう展開なので、少々物足りないエンディングだった。そもそも嘘がバレる状況設定が、結婚指輪を買う宝石店の前で妹の元夫と偶然出くわしたことによるのだが、やや安直過ぎる設定ではないか?
最後、妹の家を出た後の主人公、どこに住んでどうやって生きるのか、ちょっと心配になった。

2014/05/20

2019/05/18

73点

映画館 
字幕


ケイト・ブランシェットいいわー いらっとするけど

2017/07/16

2019/05/01

-点

映画館/東京都/新文芸坐 
字幕


救済は観客の想像の中にある。

『インテリア』などベルイマンに傾倒していた頃のウディを彷彿とさせつつ、老巨匠の冷徹な人間観察に演技で応えたケイト・ブランシェットのスター映画としても成立しているのではないか。ジャスミンの虚をすべて曝け出させてしまう残酷。それでも彼女はひとりで生き抜いて行くだろう。救済は観る者の脳裏にある。

2019/03/17

2019/03/19

70点

VOD/GyaO! 


アレンの欲望という名の電車

ネタバレ

本作品は、NYの上流社会でセレブ生活をしていたヒロインが夫の破産と自殺により家族と経済的なバックボーンを失い、LAで庶民的な生活をしている妹のところへ転がり込むという設定で、南部の上流家庭から夫の死に伴い、労働階級の夫を持つ妹の住むニューオリンズの下町に転がり込むという設定で酷似している。またヒロインは過去の優雅な生活が忘れられず、世話になりながら妹の生活をさげすみ、廻りの人間と軋轢を生みながらも、自らの価値観を貫く態度だ。それでも妹は姉に対する同情と親愛の態度で接する。
ただ本作と欲望という名の電車の置かれた時代背景は大きく異なる。本作の現代においては、努力と忍耐があれば自立していけるだけの女性の経済的なバックボーンがある。それでもヒロインは、完璧なセレブ生活を手に入れたがため、再びハイソな生活を手に入れようとするために(それは男性依存でもある)過去に関して嘘をつき、自助努力を放棄してしまう。結局嘘はばれ、セレブな生活を再び得ることはかなわない。この展開も欲望という名の電車と似ている。ただエンデイングで、夫の破滅につながるトリガーを引いたのが、夫の浮気と捨てられることに対する絶望と悔しさから我を忘れたヒロインのFBIに対する夫の犯罪の告発で、ヒロインの心情を解釈するに当たり面白い問題を提起する。夫は離婚するにあたり、ヒロインにそれ相応の財産分与することを約束している。でもヒロインは、慰謝料を吹っ掛けるような計算するのではなく、女として若い女に夫をとられることの屈辱に対する復讐を選ぶのだ。ここで夫が無一文になり、若い女との関係がつぶれ、自分に夫が戻ってくると解釈する見方もある。それだけヒロインは夫を愛していたのだと。この見方もヒロインの見込みが甘いので別な悲劇を招くもので面白いが、むしろヒロインの強固なプライドとハイソな生活を望む虚栄心がヒロインの人生そのもので、それがゆえに破滅していく悲劇をコメデイの範疇で描いているアレン監督の力量を感じるのだった。
ちなみにヒロイン役のKブランシェットと欲望という名の電車のヒロイン役を演じたビビアンリーはともにアカデミー女優賞を獲得しているのは興味深い。