ブルージャスミン

ぶるーじゃすみん|BLUE JASMINE|BLUE JASMINE

ブルージャスミン

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レビューの数

145

平均評点

75.4(920人)

観たひと

1420

観たいひと

172

(C)2013 Gravier Productions, Inc.
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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2013
公開年月日 2014/5/10
上映時間 98分
製作会社 Perdido Productions
配給 ロングライド(提供 KADOKAWA=ロングライド)
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 不明
メディアタイプ 不明
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「アニー・ホール」や「ミッドナイト・イン・パリ」などを送り出した名監督ウディ・アレンが、スタンダードナンバー『ブルームーン』に載せ、きらびやかな暮らしから一転どん底に堕ちる女性を描いた人間ドラマ。家庭も資産も失っても過去の幸せにしがみつき心身ともに壊れる元セレブリティを「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」「エリザベス」のケイト・ブランシェットが演じ、第71回ゴールデングローブ賞ドラマ部門主演女優賞を獲得。ほか、「ローマでアモーレ」のアレック・ボールドウィンが元夫の実業家を、「ハッピー・ゴー・ラッキー」のサリー・ホーキンスが庶民的な妹を演じている。第86回アカデミー賞脚本賞、主演女優賞、助演女優賞ノミネート。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ニューヨークのセレブリティ界でもてはやされていたジャスミン(ケイト・ブランシェット)だが、実業家のハル(アレック・ボールドウィン)との結婚生活が破綻し、家庭も資産も失う。質素なアパートに住むシングルマザーの妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)のもとに身を寄せることにし、妹がいるサンフランシスコへ向かうことにする。過去にしがみつき抗うつ薬とウォッカを手放せないジャスミンは、どうにか再び華やかな世界へ舞い戻ろうと画策するが、慣れない仕事に神経をすり減らす。精神的にバランスを崩し八方塞がりの中、エリート外交官のドワイト(ピーター・サースガード)と出会い、彼のことを自分に以前のような幸せを再び与えてくれる存在であるかのように見るジャスミン。そのためさらにプライドと現実逃避から彼女は嘘を重ねていく……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2014年6月上旬号

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2014年5月下旬号

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2014年5月上旬号

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2014/05/11

2018/11/13

75点

映画館/群馬県/MOVIX伊勢崎 
字幕


Blue Moon に魅せられて…

ケイト・ブランシェットさんから感じるイメージは高貴だったり貞淑だったり。
淑女、高貴な女性のイメージを持っていましたが…

そうか、そう来たか!

きっと今までの出演作品ですら、この作品への伏線にしたのか…

そう思えるくらい、ヒドイ女に成り下がってました(苦笑)
冒頭から『さもありなん』
物語が進むにつれて、少しくらい擁護、弁護、共感でも出来るなら…と思いましたが
一切なし!
妥協なき堕落ぶり
妥協なきダメ女
妥協なき狂いぶり

『私は女優よ!』(←どこかのオネエダンサーじゃないです)

ケイト・ブランシェットさん入魂の1本。
見終えた時には、もはや高貴なイメージのカケラすら脳裏に残らない(苦笑)
どこまでも裕福でなきゃいけない
裕福でなきゃ生活できない
金、カネ、かね………
言葉の端ハシに出てくる妙なプライド。
自分を庶民という立ち位置に置きたくないという思いが、これでもかと溢れてきて
救いようがない、助ける気になれない、どこかで彷徨い続けてて欲しい、私の前には現れないでと願いたくなる負の思いを見る側に抱かせるに充分な時間だったと思います。

不快で、不愉快で、でもそんな彼女をちょっと笑えてしまう。

♪♪♪
昔々のその昔・・・それはまだ心から笑うことを知らなかった頃のこと
僕は、月の光なんて大っ嫌いだった

詩人たちは闇夜の美しさを歌に詠むけれど、僕の心には何も響かず
ただ、ぼんやりと退屈そうに光るお月さんと同じように思えたんだ

一緒に寄り添う人もなく、夜10時にはベッドに入っていた
この世の男性の中で最も惨めな僕にとって
人生は、なんともほろ苦いものだった


昔々のその昔・・・僕の心臓は何も感じない
ただの「臓器」に過ぎなかった

自分の人生に、何の生きがいも見出せなかった
でも今、僕には君がいる!!
あの大財閥のジョン・モルガンのような大金持ちに、僕はきっとなってみせるさ!!

それこそ昔は、お日様さえもうとましく思いながら
朝の7時に起きていたけれど、今ではそんなことまるで嘘だったかのように

人生の何もかも全てが上手くいくような
そんな、とっても晴れやかな気分で朝を迎えるんだ

ブルー・ムーン!!

夜空から、あなたには見られてしまっていた
心に夢もなく
生涯をかけて愛する人もなく
ただ一人、立ちすくむ僕の姿を・・・

ブルー・ムーン!!

でもあなたは知っていた
私が何のためにそこに立っていたのかを
そしてあなたは聞いてくれた
私の切なる願いを
「誰か、心から愛せる人にめぐり会いたい」
という、心の声を・・・

すると、突然!!僕の目の前に現れたんだ
この腕でしっかりと抱き、永遠に放したくない!
と思う、ただ一人の人と
そして、確かに聞いたんだ
「どうか、私を愛してください」
と、誰かが僕の耳元でささやく声を

その時、空を見上げると
まるで僕らを祝福するかのように
お月様が金色に輝いていたんだ

ブルー・ムーン!!

もう、あの頃の僕とは違うんだ!!
心に夢もなく、生涯をかけて愛する人もなく
ただポツンと人待ち顔して立ちすくんでいた
あの頃の僕ではないんだ・・・
♪♪♪

『Blue Moon』の歌詞が虚しく響きます。
きっと彼女はただ幸せになりたかったんだろう………と。

2018/09/01

2018/09/03

-点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕

大富豪の暮らしを堪能していたジャスミンだったが、実業家の夫が詐欺罪で逮捕されて以来、その生活は一般する。今まで見向きもしなかった妹のところに転がり込むと、ハイソな生活にカムバックするためにインテリアコーディネーターになるためのネット講習を受けるためのパソコン講座に通うことにする。とかく責任回避をする癖があるため、決して自分の非を認めようとしないが、夫の浮気や不正に目をつぶっていたのも彼女だし、浮気が本気になった夫に別れを告げられて、腹立ちまぎれにFBIに夫の不正を通報したのも彼女。PC教室の友人に誘われたパーティで知り合った外交官とうまくいきそうになるが、結局、虎の子の財産を奪われたかつての義弟に隠していた経歴をばらされておじゃんに。何もかも失ったジャスミンは、ひとり街をさまようのだった。
ケイト・ブランシェットの汚れ演技が凄い。例えば、強い女とか悪い女、残酷な女などを演じること、狂気を纏うことはある程度のレベルの役者であればそれほど難しくないと思う。しかし、本作のジャスミンのようにだらしない女を演じるのは、かなり難しいのではないか。なりふり構わずのダメ女ぶりには、ほとほと感心させられた。ひとつ意外だったのが、外交官役のピーター・サースガード。彼が出てきた段階で、間違いなく結婚詐欺師だと思ったのだが、そういう結末にはならなかった。きっと、ウディ・アレンのプランにはあったと思うのだが、ケイト・ブランシェットの演技がその必要性を奪ってしまったのではないかと感じている。

2018/07/17

2018/07/17

70点

VOD 


栄枯盛衰

このタイプの人って万国共通でいるんだなとまず思わされる。ケイト・ブランシェットの演技が白眉。見栄と傲慢さを見せつつも、堕ちていく様の表面を見事に演じきっている。過去と現在を交差しながら進むプロットも上手く練られている。サリー・ホーキンスは『シェイプオブウォーター』でも思ったけど凄く美人というわけではないけど愛嬌があって妙にハマる。

2018/06/24

2018/06/24

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 


ささやかな救いが美しい

ネタバレ

ウディ・アレンの映画で、これは好きな方の一つになる。
人間の業の滑稽さを描きつつも、最後に一寸の救いがあるという展開。

彼女が豪勢な生活を失った直接の理由が、最後の最後に明らかになるっていうのも、よく出来た脚本だ。

何よりケイト・ブランシェットが素晴らしい。ラストシーンで、ひどく老け込んだスッピンの彼女が、最後に見せる笑顔は本当に素晴らしい。

2010年代

2018/06/23

85点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 


良い配置と存在感

ケイト・ブランシェットが上手く好演してる。元セレブという設定が良く似合う。
ウデイ・アレンの創った言葉を命ある言葉にしたのは、ケイト・ブランシェットの演技そのもの。坂の街サンフランシスコが膝まずいてるかのように見えていて良い配置と存在感だと思う。

2018/04/28

2018/04/28

70点

テレビ 


ケイト・ブランシェットの老け込み方がすごい

大金持ちである夫が詐欺で逮捕され、セレブから一転貧しい妹の家に居候することになった女性の姿を描いたウディ・アレン監督作品。

優雅な生活を送っていた頃を引きずり続ける主人公の滑稽な姿を大真面目に描いて、見事なブラックユーモアに仕上げるウディ・アレンの真骨頂と言える内容だった。今作はいつも以上に皮肉が利いている感じだ。人生から転落する前後を巧みに入れ替えながら対比させて描いていて巧い。

中盤は少々ダレて、結局は無難な人間讃歌みたいなところに落ち着かせるのかなと思ったら、最後の最後まで皮肉たっぷりに仕上げたのも意外でよかったね。そういうことなんだ!と驚くような娯楽性も備えた展開だった。ケイト・ブランシェットがどんどん哀しい姿になっていくのも同情を感じてしまうほど見事だった。