レゴ(R) ムービー

れごむーびー|The Lego Movie|The Lego Movie

レゴ(R) ムービー

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レビューの数

74

平均評点

77.2(527人)

観たひと

782

観たいひと

55

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / アクション
製作国 アメリカ
製作年 2014
公開年月日 2014/3/21
上映時間 100分
製作会社 WARNER BROS. PICTURES
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット D-Cinema(3D)
メディアタイプ フィルム/ビデオ(3D)
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演(声)クリス・プラット エメット
ウィル・フェレル プレジデント・ビジネス
リーアム・ニーソン バッド・コップ/グッド・コップ
モーガン・フリーマン ウィトルウィルス
エリザベス・バンクス 
ウィル・アーネット バットマン
ニック・オファーマン 海賊
アリソン・ブリー 
チャーリー・デイ ペニー

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

カラフルなレゴ(R)ブロックの世界を舞台に、救世主に勘違いされた青年が大冒険に巻き込まれていく姿を描くアドベンチャー。監督は「くもりときどきミートボール」のフィル・ロードとクリストファー・ミラー。声の出演は「マネーボール」のクリス・プラット、「主人公は僕だった」のウィル・フェレル、「ハンガー・ゲーム」のエリザベス・バンクス、「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソン、「インビクタス 負けざる者たち」のモーガン・フリーマン。2D/3D同時上映。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

レゴ(R)ブロックだけで作られている巨大都市ブロックシティで働くエメット(声:クリス・プラット)は、平凡で生真面目、どこにでもいる普通の青年だ。ところがある日、ワイルドガール(声:エリザベス・バンクス)と出会った彼はなぜか伝説のヒーローに間違われ、エメットこそが邪悪なおしごと大王(声:ウィル・フェレル)から世界を守ることのできる“選ばれし者”だと言われる。見知らぬ人たちの集団に入れられ、少々頼りないバットマン(声:ウィル・アーネット)や、不思議な力を持つ老人ウィトルウィルス(声:モーガン・フリーマン)たちと共に冒険の旅に出るハメになったエメットだったが、ヒーローとしての自覚も覚悟もまったくない。そんな彼が行く先々で大騒動を巻き起こす中、世界の終わりは3日後に迫っていた……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2014年4月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「LEGO(R) ムービー」

2022/02/04

2022/02/04

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
字幕


レゴ凄ぇ!

これ作った人らマジリスペクト

2021/05/27

2021/05/28

81点

VOD/NETFLIX 
字幕


地獄の黙示録

ネタバレ

レゴという題材を使いつつも、ドラマそのものは極めて幅広くキャラクターを巻き込んで、よくこれだけの著作権を得たものと感心するぐらいあらゆる映画がぎっしり詰まっている。子供向けではなく、子供を連れて大人が見に行く映画という意味で、商業性も高い。しかしよくよくこの物語を追いかけると、マニュアル通りに働く建築現場の作業員が別の人物と重なってくる。

(以下ネタバレ、読まなくてもいいです。)

とにかく最後の30分に驚かされた。正直言って、子供向けレゴ・ムービーをたらたら鑑賞するのは歳をとるとつらい。画面転換も早く、追いつけない。しかし、ドラマをよく見つめるとこれは想像もできないようなすごい話しだった。驚いた。

話題はそれるが、ほとんどの映画は『地獄の黙示録』と『スターウォーズ』で説明がつく。『レゴムービー』の父子関係だって、全てこれらの映画がモチーフとなっている。もちろん作り手はそんなこと考えていないだろうが、無意識に引用されている。『地獄の黙示録』がフレイザーの”金枝篇”を意識したことと、『レゴムービー』のラストは同じだ。敵(おしごと大王)が実は自分の父親だった、というのは言うまでもなく『スターウォーズ』であり、見方によっては『地獄の黙示録』のウィラードとカーツの関係。

マニュアル青年のエメットは、最後に出てくる子供のように見えて、実は父親そのものだ。少し違うかもしれないがホドロフスキーの『リアリティのダンス』がそれだ。ホドロフスキー監督の息子が映画の中で父親役を演じて子供(ホドロフスキー自身)を叱責するという二重構造であり輪環構造。この映画の父親は恐らく建築現場で仕事をしているのであろう。それを息子は知っていて、主人公である父親と自分を重ねたのである。

子供は想像力の宝だ。レゴを使って様々な世界を生み出すことができる。しかしそれには設計図というマニュアルが必要だ。選ばれし者(スペシャル)とは常識に合わせてマニュアル通りにことを進める者のことだった、というオチもまた複雑だ。

前半の展開でバットマンがやたらと出てくるのだが、彼はブルース・ウェインという大金持ちの息子。しかしドラマの中心は平凡な会社員である父親と息子の話しだ。金持ち中流の平凡人物像を対比させる。そして父親は頑なに自分の世界を固定しようとする。子供は敢えてそれを破壊して自分の物語を作ろうとする。自分の世界に凝り固まって子供を受け入れない父親。それは社会的に言うとある意味で児童虐待と同じだ。子供を否定して子供のように自分の世界に個室する父親という像は、前述の2本の映画でおおよその説明がついてしまう。まさに人間社会の黙示録がこの『レゴ・ムービー』だった。びっくりした。

ここに母親像は示されないものの、主人公に一目惚れするワイルドスタイル(ワイルドガールか)が女性像だ。彼女の異常とも思える主人公エメットに対する愛情はまるで母親のようでもある。そして最後に父親と若いする現実世界の息子が、もし、父親を殺そうと思っていたとしたら、これは(『地獄の黙示録』にも重なるが)オイディプス王の悲劇だ。父親の大きな存在があっても、子供に愛情が注がれず、それが憎しみへと変化してゆく、という暗示的なモンタージュは母性に対する過剰な憧れへと結ばれていく可能性があると思う。

2021/04/11

2021/04/11

80点

選択しない 
字幕


アイデア満載

始まって動くレゴに馴染めなくて5分で観賞中止。思い直して再観賞するとレゴの特徴を生かしたアイデアが斬新で感心。ラストに父と息子の暖かいオチに感動。大人も十分楽しめるとてもいい映画でした。

2020/02/23

2020/12/26

80点

選択しない 
字幕


サントラを購入したので改めて劇中でどのように曲が使われているか復習のため2度目の鑑賞。
見ている間、幸せ〜な気持ちになれるから最高だな。

2020/09/22

2020/09/22

76点

VOD/U-NEXT 

・映画全体のポップさ、クールさ、テンポが心地よい この映像体験は癖になる
・単純にレゴが生き生きと動き、レゴであることからはみ出さない表現が楽しい
・レゴの世界を丁寧に描いており、戦闘シーンなど細かく面白い また笑える
 要素も多く下品ではなくせりふ回し、絵からも笑えるエンタメ作品 子供も◎
・レゴの世界を説明書通り作る『おしごと社長』が世界を征服しようしようとする単純な
 ストーリーと思いきや、ラストの実写パートによる父親のボンドを使った説明書通りの
 レゴ感と息子の自由な発想による遊びをビジュアル化したストーリーが深い◎ 面白い
・バッドマンやバッドコップ、キャラば面白い 何よりストーリーが深い 大人も◎

2019/11/10

2019/11/11

70点

その他/飛行機 
吹替


頑張って最後まで観れば。。。

ネタバレ

途中、何度も観ることをやめようかと思いました。
荒唐無稽な話と演出に、なかなかついていけなかったからです。
でも、最終的なオチが分かって、そのダメだと思っていた部分が活きてきたように思えます。
観直したら、きっともっと理解できるとは思いますが、どうしても観直す気にはなれません。