アナと雪の女王

あなとゆきのじょおう|FROZEN|FROZEN

アナと雪の女王

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レビューの数

293

平均評点

77.3(2425人)

観たひと

3798

観たいひと

101

(C)2013 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / ファンタジー
製作国 アメリカ
製作年 2013
公開年月日 2014/3/14
上映時間 102分
製作会社 Walt Disney Animation Studios=Walt Disney Pictures
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット D-Cinema(3D)
メディアタイプ フィルム/ビデオ(3D)
音声 ドルビーSRD/DTS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

アンデルセン童話『雪の女王』に着想を得たディズニー・アニメーション。雪の女王になった姉と氷の国になってしまった王国を救うために、妹のプリンセスが冒険の旅に出る。監督は「ターザン」のクリス・バックと「シュガー・ラッシュ」の脚本家ジェニファー・リー。声の出演は「寝取られ男のラブ♂バカンス」のクリステン・ベル。2D/3D同時上映。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

姉のエルサ(声:イディナ・メンゼル)と妹のアナ(声:クリステン・ベル)は、王家の美しい姉妹。しかし、触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つエルサは、自分の意志に反して真夏の王国を冬に変えてしまう。“雪の女王”となり、行方を絶った姉と王国を救うため、山男クリストフ(声:ジョナサン・グロフ)とその相棒のトナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフ(声:ジョシュ・ギャッド)と共に雪山の奥深くへ旅に出るアナ。彼女の想いは、姉の凍った心を溶かし、世界を救うことができるのか?引き裂かれた姉妹の運命は?すべての鍵を握るのは“真実の愛”……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2015年3月下旬映画業界決算特別号

2014年映画業界総決算 第3部 業界決算ワイド特集 映画界はめまぐるしく動いている:「アナと雪の女王」ヒットの秘密

2014年4月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「アナと雪の女王」

2014年3月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「アナと雪の女王」

【巻頭特集】ディズニー、永遠の生命(アニメーション):伝説の現在形 「アナと雪の女王」プロダクション・ノートより

2024/11/29

2024/11/29

-点

テレビ/無料放送/日本テレビ 
吹替


めちゃ歌うね 素敵

ネタバレ

衝撃!夏に憧れる雪だるま オラフ
オラフ 愛が何かをご存知!すてき
クリストフの家族はトロール 素敵

2022/06/25

2022/06/25

60点

その他/図書館DVD 
吹替


ありのまま申すと

大ブームを起こした本作は、町のいたるところ主題歌がかかっており、作品を観ていない私でもタイトルぐらいは知っているメジャー作品だ。しかし、未だにそれが続いているのでいい加減うんざりしているところもある。
たしかに、ディズニー商業映画の王道の作りがほどこされていて、これは大人から子供までウケる作りになっている。特に、ディズニーお得意の塞ぎ込みからの脱却、家族愛といったテーマがふんだんと盛り込まれている。しかし、定番の鉄板ネタ、既にお約束的な展開に少し飽きている自分にとっては、物足りない。むしろ、なぜここまで大ヒットになったのかすらもよくわからないぐらいである。「いつものディズニーじゃないか?」という気持ちがぬぐえない。

2022/01/12

2022/01/12

-点

テレビ/無料放送/中京テレビ 
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ポリコレ配慮の頼らない女たち

かなり舐めて見始めたが、なんのキャラ造形も良かったし、構図の巧さも見事でした、総合的なレベルはかなり高い。
悪者は作らないとお子様に受けないから、こういう話しなんだろな。
クリストフとの関係はもっと曖昧な終わり方のほうが粋では?

2021/12/27

2021/12/27

77点

その他/録画日本テレビ 
吹替


追悼

 神田沙也加の追悼として吹替版を観た。  

 何と言っても、“Let it go”が凄かったし、松たか子の歌が素晴らしかったけれども、神田沙也加もなかなか良かった、歌唱力が凄いと思った。なぜ、彼女は亡くなってしまったのだろうか。何とも惜しいことだと思う。ご冥福をお祈りいたします。

 観るのが初めてではないが、なかなか良かった。真実の愛が、姉妹愛というか同性愛的なもの、というのが、現代的だと思った。アナの唐突な求愛とか、ハンスの悪くなり過ぎも唐突だけれども、兄弟愛を実感するようなものだった。そして、それ以上に、主題歌の良さが際立っていたと思う。

2021/11/19

60点

映画館/新潟県/イオンシネマ新潟西 
吹替


【スティグマ】

自らを投げ抛ち 全力で他者を想う ― 其が結果として自身を救う事となる ― 姉:エルサと妹:アナの鏡像関係。

であるならば、氷を隔て見つめ合う二人の“透過/鏡写”表現が 是非欲しかったところだが―。

他者との関係性の冷え込み。人々との距離化。痛切な孤独と 相反し高まる孤高の精神性の歓び。
各場面共に一応 心象/概況の顕現化は見えるものの、それらが然程心に響かないのは 前述の氷の扱いに代表される詰めの甘さに依るものか、其れとも歌曲の主張に押し負けたか。

閉ざされた後に また開け放たれる門扉/扉。それら表現も悉く脆弱である。



姉に依り創傷〈スティグマ〉を負う妹。無論そのスティグマは姉の心にも同様に刻まれている筈だ。
彼女達は自らに刻まれたスティグマと向き合う事で成長する。

惜しむらくは、そのスティグマを観客の心にも深く刻むべきであった筈だが、果たして本作は 観客を決然と突き放しただろうか。“迎合主義”にしか見えんが。


『ありのまま〃』―自己屹立をせんと自らを縛る種々様々な手枷/しがらみを打ち壊そうとするエルサだが、彼女を本当に縛りつけているのは『ディズニー映画』とゆう“枠組み”である皮肉。
彼女が最後に見せる ある意味“迎合主義”的落とし所は果たして意識的な反面教師か、それとも無知盲目無自覚な順応主義者か。


主題的に何一つ解決と成っていないにも拘わらず、其れを良しとしているのが“枠組みの振り払い難い呪縛”を物語っている。




〈追記〉

その事には製作陣も十分自覚的であった様で、続編では一転 完全にディズニー映画の枠組みを打ち破っている。




《劇場観賞》

2021/11/14

2021/11/14

80点

テレビ/無料放送/日本テレビ 
字幕


素晴らしい映像と思いました。

大ヒットミュージカルアニメ。まとめて2作放送なので、遅まきながら鑑賞です。改めて、最近のテレビの画質は素晴らしいですね。二か国語放送字幕付きなので、どちらでも見られるのもいいところです。内容は、ハリウッドのミュージカルの伝統を受け継ぎ、やはりアメリカのメジャーな映画だなという印象。そのまま、昔ながらの雰囲気でした。アニメ故単純化されて、古いシンプルなミュージカルでも見ている感じです。今年は、ミュージカル映画もたくさん公開されていますが、実写だといろいろな表情なり加わって複雑になるので、よりシンプルさを感じます。

映像は素晴らしく、最後の青い彫像になるところも凄くきれいで感動的です。これは素晴らしい。どうやって戻すのだろう?続編かなと一瞬心配したのですが、本当の愛で戻されたのですね。よろしいのではないでしょうか。世の中、他者への愛を感じていくことが、生きていく唯一の救いであると思う、今日この頃なのでした。見ていて楽しいのは、時間を費やすだけに重要なことの一つ。人生のひと時の時間を満たしてくれる作品でした。