雪や結晶、氷の描き方があまりに綺麗で溜め息が漏れるばかり。そして、性格が正反対な姉妹・エルサとアナは、どちらも可愛くてどちらも魅力的。が、個人的にはエルサに軍配。やっぱり、あれだけ長くひとりで怯えながら生きてきた上に、自由に生きるためには過去との決別が必要だなんて、あまりに切ない。でも、全ての柵から解き放たれたエルサは、とてつもなく綺麗でもある。そんなエルサの心情を乗せた「Let it go」が本当に圧巻、涙腺崩壊。対するアナは完全なる妹キャラで、羨ましく思いつつも姉目線でずっと微笑ましく見てた。が、正直なところ、「そこまで時間をかけなくても」と思うシーンがあったりもする。それでも、観終わった後の余韻が心地良くて、ずっと浸っていたくなる。それにしても、オラフがいなかったら姉妹は勿論、あの国自体も終わってた。ということで、影の立役者はオラフ!(笑)