ストーリーと演出の安っぽさでかなり損してるが、コメディなのかシリアスドラマなのか分からないシュールな世界観はけっこういい感じ。楽曲の完成度が高いこともあってかミュージカルシーンが一番楽しかった。もっと歌って踊って〜っていう映画にしちゃえばよかったような気もする。
崎本大海は“いい人”っぽさが前面に出ていて好感が持てるのだけど、本作の主人公としてはもう少し複雑な人間性が見えれば良かったかな。つぶやかないシローさんが予想外にいい味出してたのはうれしい。

この週末は気になる映画が結構レイトショーのみというのが多くて、この映画は見るのを諦めていたのですが、見ようと思っていた「セブンス・コード」が完売ということで復活当選です 。

見るつもりがなかったせいか、どうも映画が始まってテンションが上がらない。
コメディなのかお説教なのか、よくわからなかった。
さらに、ミュージカルが始まったりするので、これもテンションを下げる原因でした。

途中から、これはコメディではなく、いじめはダメだよというお説教映画としてみたのですが、その頃からちょっと話が面白くなってきました。

ただ、問題が解決したかというとそうでもないし、全体的に面白さは感じませんでした。