バック・トゥ・ザ・フューチャー

ばっくとぅざふゅーちゃー|Back to the Future|Back to the Future

バック・トゥ・ザ・フューチャー

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レビューの数

220

平均評点

87.8(2938人)

観たひと

4884

観たいひと

221

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF / アクション / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1985
公開年月日 1985/12/7
上映時間 116分
製作会社 アンブリン・エンターテインメント作品
配給 ユニヴァーサル=UIP
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ふとしたきっかけで過去に戻り、両親の青春時代に巻きこまれた少年の冒険譚。エグゼクティブ・プロデューサーはスティーブン・スピルバーグ、フランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ、製作はボプ・ゲイル、ニール・カントン。監督は「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」のロバート・ゼメキス、脚本はロバート・ゼメキスとボブ・ゲイル、撮影はディーン・カンディ、音楽はアラン・シルヴェストリが担当。出演はマイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、クリスピン・グローヴァーなど。ドルビー・ステレオ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1985年10月25日、音楽好きの高校生マーティ(マイケル・J・フォックス)は、知り合いの一風変った科学者ブラウン博士(クリストファー・ロイド)より、夜中の1時すぎに研究室前の広場にくるようにいわれた。ガールフレンドのジェニファー(クローディア・ウェルズ)とデートの約束もすませたマーティが夜中に広場にいくと、そこには改造車デロリアンがある。実はこれはタイムマシンで、その実験をしようとする時、燃料に使うため博士が盗んだプルトニウムを狙うリビアの過激派が襲ってきた。銃弾をあび倒れる博士を後に、マーティはデロリアンで逃げ、時速140キロをこえたため、タイムスリップしてしまった。ついた所は1955年。彼のパパのジョージ(クリスピン・グローヴァー)とママのロレーン(リー・トンプソン)が、まだ知り合う前。マーティは未来に帰ろうとしたが、デロリアンの燃料がない。彼は若き博士をたずね、次の土曜の夜に街の大広場にある時計台に落雷があったことを思い出し、それを博士はデロリアンのエネルギーにしようと準備を始めた。一方、マーティはその間に昔のママとパパと出会う。ところが、そのママがマーティに一目ぼれしてしまった。ママがパパを好きにならないと、マーティはこの世に存在しなくなってしまう。過去を変えてはならない。一方、パパをいつもいじめているビフ(トーマス・F・ウィルソン)はママにモーションをかけるばかり。マーティはママとパパが結ばれるきっかけとなったダンス・パーティで、パパがビフをやっつけたのを契機にやっと2人のきっかけをつくり上げた。夜、暗雲がたちこめ、雷が鳴る。マーティはデロリアンに乗り込む。博士に30年後に撃たれて死ぬことを知らせ、何とか無事に逃れてほしいことを手紙にたくして、彼は間一髪でタイムスリップに成功。彼が戻ってきた1985年は、タイムパラドックスのため、強いパパのいる世界になっていた。そして博士も防弾チョッキを着ていたため、リビア過激派から身を守ることが出来たのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

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外国映画批評:バック・トゥ・ザ・フューチャー

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1985年11月下旬号

分析採録 バック・トゥ・ザ・フューチャー(解決篇):

1985年11月上旬号

グラビア:バック・トゥ・ザ・フューチャー

特集 バック・トゥ・ザ・フューチャー:評論

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特集 バック・トゥ・ザ・フューチャー:プロダクション・ノート

特集 バック・トゥ・ザ・フューチャー:分析採録

1985年10月上旬号

特別グラビア '86スペシャル・セレクション/正月映画特報:バック・トゥ・ザ・フューチャー

試写室:バック・トゥ・ザ・フューチャー

2022/08/10

2022/08/11

90点

テレビ/無料放送/フジテレビ 


全ての原点

上映当時は中学生だった。なのでテレビで鑑賞した薄い記憶しかなかった。このシリーズで火がついたのは2作目から。感想はPart2に登録する。

2022/01/14

2022/01/14

70点

レンタル/東京都/TSUTAYA 


二世代青春物語

ネタバレ

タイムスリップの冒険物語として有名だが、本作は優れた青春物語でもある。しかも主人公マーティの青春でもあり、マーティのパパとママの青春物語でもある。特に80年代の若者文化と、親世代である50年代の若者文化の両方が描かれており、興味深い。

マーティは、ふとしたことから30年前にタイムスリップしてしまう。そこで出会った10代のママが、あろうことか自分に恋をしてしまう。このままだとパパとの恋が芽生えないまま、二人が結婚しないとなると、将来自分が生まれなくなってしまう!そこでマーティは何とかママとパパの間を取り持とうと奮闘する。面白いのは、30年後の未来から来たマーティと50年代の若者たちの文化のギャップだ。マーティが着ているダウンベストを救命胴衣と間違えるなどの小ネタも満載だが、出色はやはりプロムでのマーティのギター演奏シーンだろう。興に乗って“現代的”なパフォーマンスを披露した彼に、会場が冷たい視線を送るのには爆笑してしまった。彼らの表情は、若者文化に眉を顰める大人たちのそれと全く同じだからだ。いつの時代も若者たちは大人には理解されない。しかし、その大人たちも若い頃は大人たちに不興を買っていたのだ。

さて、子供は親の若い頃を想像できないものだ。特に自分のやることなすことにガミガミ言う母親が、可憐な乙女だったとは思いもよらない。せめて想像するとしたら、地味でお堅くつまらない青春時代を送っていたのだと思うくらいだ。マーティの場合もそうだ。彼はいつも母から「私が若い頃は、そんなはしたないことは絶対にしなかった」と聞かされていたから、よもや10代の母が、自分から男の子に迫るなど、にわかに信じられない。マーティのカルチャーショックは、50年代の文化だけではないのだ。母ロレインは、学校一の不良から言い寄られるほどの人気の少女で、この年代の少女らしく、恋や性に興味深々の普通の少女だ。親に内緒でタバコを吸ったり、ちょっぴり悪いこともする。健全な証拠だ、良かったね、マーティ。いや、そんな彼女から迫られるのだから良くはないか(笑)。反対にマーティのパパはというと、まさに地味でお堅くつまらない青春を送っている。不良にいじめられ、片思いのロレインをデートに誘うこともできない。女の子とダンスするより家で本を読んでいたいタイプだ。マーティは、そんなパパを何とかママとくっつけようと涙ぐましい努力をする。しかしつまらないと思っていたパパは、密かにSF小説を書いていた。何のとりえもないと思っていたパパの隠れた才能を発見して、ちょっぴり嬉しくなったりもする。

さて、本作のメインストーリーはタイムスリップだ。マーティが何故タイムスリップしたかというと、年の離れた親友である科学者のドクが、デロリアンを改造して作ったタイムマシンを完成させたからだ。タイムマシンはドクの30年来の夢だった。ドク本人がタイムスリップをするはずが、アクシデントによってマーティが30年前へとタイムトリップしてしまったのだ。マーティは50年代のこの町に住んでいる30年前のドクに助けを求める。つまり、ドクが本格的にタイムマシンの研究を始めるきっかけは自分自身だったのだ。もしもマーティが未来からやってこなければ、このタイムマシンは完成しないことになる。因果応報とはこのことか(笑)。

タイムマシンの次元転移装置の燃料はプルトニウムだったため、30年前では手にいれることはできない。ドクはプルトニウムの代わりに雷の電力を利用することを思いつく。マーティによる未来の情報で、時計台に雷が落ちる日時が分かったからだ。時計台のシーンは本作のクライマックスだ。ドクが時計台にぶら下がるシーンは、サイレント期の喜劇王ハロルド・ロイドの『要人無用』のオマージュか?こうしてギリギリのところでマーティが現在に帰ることができたのだった。

しかし帰って来た世界はマーティの知っている世界と違っていた。何のとりえもなく、上司にいじめられていたパパは、SF小説家として大成しており、スリムで美しいママと今でもラブラブだ。無職だった兄も就職しており、家は裕福で、両親はマーティの欲しかった新車をプレゼントしてくれた。そしてパパをいじめていた上司(30年前ロレインに言い寄っていた不良)は使用人となっており、パパに頭が上がらなくなっていた。マーティがタイムスリップしたおかげで、家族の人生は好転したのだ。しかし本当にこれでハッピーエンドとしていいのか?と、老婆心ながら心配してしまう。何故ならマーティ本人だけが違う人生を知っているからだ。タイムスリップものには不可避の「タイムパラドックス」。マーティの幼い頃の記憶は今の家族とは共有できない。もっと言えば30年前、マーティが未来を変えたせいでマーティの過去が消えてしまったのだ。まあ、そんな野暮なことは考えず、SF娯楽作品として楽しめばいいのだけど・・・(笑)。

2021/11/03

2021/11/04

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
吹替


タイムトラベラーものの金字塔的作品

 ご存じタイムスリップ物の金字塔的作品だ。
 今年が第1作公開から36周年ということで、初タイムトラベルの10月26日に合わせて映画館での特別上映やTVでの放映が相次いだ。
 
 本シリーズ3作の中でも第1作が一番好きだ。

 1985年10月25日、音楽好きの高校生マーティ(マイケル・J・フォックス)は、知り合いの一風変った科学者ブラウン博士(クリストファー・ロイド)から、夜中の1時すぎに研究室前の広場にくるようにいわれる。マーティが広場にいくと、そこには改造車デロリアンがある。実はこれはタイムマシンで、その実験をしようとする時、燃料に使うため博士が盗んだプルトニウムを狙うリビアの過激派が襲ってきた。銃弾をあび倒れる博士を後に、マーティはデロリアンで逃げ、時速140キロをこえたため、タイムスリップしてしまった。ついた所は1955年。彼のパパのジョージ(クリスピン・グローヴァー)とママのロレーン(リー・トンプソン)が、まだ知り合う前。マーティは未来にかえろうとしたが、デロリアンの燃料がない。彼は若き博士をたずね、次の土曜の夜に街の大広場にある時計台に落雷があったことを思い出し、それを博士はデロリアンのエネルギーにしようと準備を始めた

 ふとしたきっかけで過去に戻り、両親の青春時代に巻きこまれた少年の冒険譚だが、脚本がうまく込み入ったタイムトラベルの話がとても分かりやすく、またハラハラドキドキの展開をスピーディにまとめて傑作だった。
 エグゼクティブ・プロデューサーのスティーブン・スピルバーグのもと、ロバート・ゼメキスが監督を務めた。

2021/10/26

2021/10/26

80点

映画館/愛知県/名古屋 ミッドランドスクエアシネマ 
字幕


2021年10月26日公開35周年記念の特別上映に感無量!

この映画、これまでに何回観たことだろうか。それだけに改めて語ることは何もない。10月26日というマーティが過去へタイムスリップした特別な日にスクリーンで再び観ることが出来、感謝あるのみ!

2021/10/01

100点

映画館 
字幕


遊園地みたいに楽しい映画

初鑑賞は85年の日本公開、高校一年生の時でした。遡れば、小学校の頃、遊園地に行った際の楽しい気分、それに似たような映画でした。つまり、およそ、二時間、疑似体験ができる映画で、後にパート2、3と続きますが、今となっては、それらを自宅で鑑賞すれば、半日、遊園地に行ったような気分にさせられる映画です。

カラフルでポップ、それは80年代も50年代も同じで、アメリカで暮らすティーンエイジャーは毎日が楽しそうでした。本作を機会にエレキギターやスケートボードを始めた人も多かったのでは?

パーティやレトロなカフェも楽しい気分を後押ししていました。西洋文化に憧れを持つ日本人だから、尚更、楽しい気分にさせられる映画になったのかもしれません。

とは言え、本作が何で面白いのか、あれこれと考えた結果、絶妙なキャスティング、そんな答えにたどりつきました。マーティを演じるマイケル・J・フォックスは他の俳優ではイメージがわいてきません。ちなみにビフの子分の一人は「タイタニック」でローズの婚約者を演じた俳優です。

2021/09/23

2021/09/23

-点

その他/スクリーンコンサートbyオリックス劇場 


感動と興奮はいつだって色褪せない!

高校生の頃に初めて観た時からもう35年。コロナ禍で延期につぐ延期だった「バック・トゥ・ザ・フューチャー35inコンサート」がようやくオリックス劇場で開催された。映画開始前にまずメインタイトル曲を演奏、そして映画へ。なにより一緒に行った長男がこの映画にどハマりしてしまい今では自分よりも彼の方が大好きになってしまっている。そんな息子と共に鑑賞する映画に、さらに今日はオーケストラの劇伴が最高潮に盛り上げてくれる。これで面白くないわけがない!ホールが完全に一体化して映画という枠を超えたエンターテイメントに仕上がった「バック・トゥ〜」にもはや向かうところ敵なしといった風格を感じさせる。いい映画はいつまでもその魅力を失うことなく、むしろ自らの輝きを増すと共に、観る者にもその時の自分のことや家族のこととかを思い出させて、それまでの人生を振り返らせてくれる。今日はそんな場に立ち会えたこと、そしてこの日一緒に鑑賞出来た人たちと映画と音楽を共有する一体感。1年以上の延期を待った甲斐があった。なにより来春から家族と離れて独り立ちする息子との大切な時間を過ごせたことが嬉しい。そんないろんな全てが重なり、やはりこの映画との「縁」というものを思わずにはいられない。そんな映画が自分にあることを誇らしく思う。