彫る 棟方志功の世界

ほるむなかたしこうのせかい|----|----

彫る 棟方志功の世界

レビューの数

2

平均評点

72.5(11人)

観たひと

15

観たいひと

1

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドキュメンタリー / アート
製作国 日本
製作年 1975
公開年月日 未公開
上映時間 40分
製作会社 株式会社毎日映画社
配給
レイティング 一般映画
カラー
アスペクト比 不明
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 不明

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演棟方志功 
ナレーション鈴木瑞穂 

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

国際的にも高く評価される、日本が誇る版画家・棟方志功(1975年死去)。その人と芸術を、作品や氏が育った津軽の風土を通して描き出したドキュメンタリー映画。1975年度キネマ旬報文化映画ベストワンを受賞した。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

※ドキュメンタリーのため、ストーリーは割愛します。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2015/07/05

2015/07/05

70点

映画館/東京都/東京国立近代美術館 フィルムセンター 


心眼で見よ

片眼は見えず、残った眼で版木をなぞるように彫刻刀を入れる棟方志功の映像は色々な形で目にしているが、今回改めてみて、まずその速さに驚かされる。おそらくは、ほとばしるその才気を具象化するのにもどかしさを感じていたからであろうと思われる。それこそスローモーションで撮影をしていれば、新しい映像を撮れたのではないかとさえ思ってしまう。
小学生の版画コンクールの応募作2万点余にすべて眼を通し、瞬時にジャッジする様子も、人知を越えたスゴ技というより、もはや神業である。
朴訥な本人の語りも味わい深く、棟方志功の人間性の一面を知る手助けとなる。1時間に満たない小品であるが中身は濃く、もっと長時間費やしても良かったと思われる。

1977/10/02

2013/12/27

80点

映画館/高知県 


キネ旬文化映画ベスト1

1977年10月2日に観賞。高知・高新ホールにて。日本ヘラルド映画配給。スタンダード・35ミリでの上映。同時上映は「合衆国最後の日」。

ドキュメンタリーの傑作である。