かぐや姫の物語

かぐやひめのものがたり|----|----

かぐや姫の物語

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レビューの数

204

平均評点

76.4(1252人)

観たひと

2050

観たいひと

154

(C)2013畑事務所・GNDHDDTK

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / ファンタジー / ドラマ
製作国 日本
製作年 2013
公開年月日 2013/11/23
上映時間 137分
製作会社 スタジオジブリ=日本テレビ=電通=博報堂DYMP=ディズニー=三菱商事=東宝=KDDI
配給 東宝
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督高畑勲 
脚本高畑勲 
坂口理子 
原案高畑勲 
企画鈴木敏夫 
製作氏家齊一郎 
製作名代大久保好男 
プロデューサー西村義明 
人物造形・作画設計田辺修 
作画監督小西賢一 
撮影監督中村圭介 
美術監督男鹿和雄 
音楽久石譲 
主題歌二階堂和美
(「いのちの記憶」ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
動画舘野仁美 
色指定垣田由紀子 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

竹から出てきたかぐや姫が美しく成長し、男性たちからの求婚をかわし、やがて月に帰っていく様を綴った『竹取物語』を題材にしたアニメ。監督・原案・脚本は「ホーホケキョ となりの山田くん」以来14年ぶりの新作公開となる高畑勲。『風に聞け』で第36回城戸賞に入選した坂口理子が脚本に参加。本作では先に声の収録をし後から作画を行うプレスコを採用。かぐや姫の声を「神様のカルテ」の朝倉あきが、幼なじみの捨丸の声を「横道世之介」の高良健吾が、かぐや姫を育てる翁の声を2012年に他界した「海軍特別年少兵」の地井武男が、媼の声を「マルサの女」の宮本信子が担当。制作は「風立ちぬ」「おもひでぽろぽろ」のスタジオジブリ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

竹から出てきたかぐや姫が美しく成長し、男性たちからの求婚をかわし、やがて月に帰っていく様を綴った『竹取物語』。日本最古の物語と言われている『竹取物語』を題材に、姫が犯した罪と罰を描く。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2014年1月下旬号

日本映画時評:第299回 映画に流れる時間の不思議さについて

2013年12月下旬号

読む、映画:「かぐや姫の物語」

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「かぐや姫の物語」

2013年12月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「かぐや姫の物語」

【巻頭特集】偉才 高畑勲の到達点「かぐや姫の物語」:ロングインタビュー 高畑勲(原案・脚本・監督)

【巻頭特集】偉才 高畑勲の到達点「かぐや姫の物語」:スタッフの証言(1) 西村義明(プロデューサー)

【巻頭特集】偉才 高畑勲の到達点「かぐや姫の物語」:スタッフの証言(2) 男鹿和雄(美術監督)

【巻頭特集】偉才 高畑勲の到達点「かぐや姫の物語」:スタッフの証言(3) 久石譲(音楽)

【巻頭特集】偉才 高畑勲の到達点「かぐや姫の物語」:作品評

【巻頭特集】偉才 高畑勲の到達点「かぐや姫の物語」:高畑勲を語る(1) 大塚康生

【巻頭特集】偉才 高畑勲の到達点「かぐや姫の物語」:高畑勲を語る(2) 小田部羊一

【巻頭特集】偉才 高畑勲の到達点「かぐや姫の物語」:高畑勲を語る(3) ユーリ・ノルシュテイン

キネ旬戯画 映画という名のアニメーション:第42回 ファンタジーに対する世代間の刺激的ぶつかりあい

2013年9月下旬号

【巻頭特集】2013年秋冬目玉作、総ざらい お楽しみはこれからだ!!:「かぐや姫の物語」&ジブリ・ワールド 砂田麻美(「夢と狂気の王国」監督)が語るジブリ

【巻頭特集】2013年秋冬目玉作、総ざらい お楽しみはこれからだ!!:「かぐや姫の物語」&ジブリ・ワールド 西村義明(「かぐや姫の物語」プロデューサー)が語る狂気の制作現場

2026/01/24

2026/01/25

85点

選択しない 


高畑勲監督の死生観

日本の水彩画のようなタッチの線画が動き出している感じの表現にまず魅了される。のんびりとした雰囲気なのだが、感情の起伏によって表情などが一変する瞬間があり、心を揺さぶられる。
 かぐや姫は地上において自然の中に自然な感情で振る舞える時の、その生きている実感を味わいに地上に降りてきたよう。この世では辛い事もあるが、それも生きているが故の感情である。対してラストで月からのお迎えがやってくるが、その表現は絵や音楽からも、あたかも黄泉の国のよう。清浄な世界ではあるがつまらなそうで、かぐや姫が降りてくる気持ちが分かる気がする。高畑勲監督の遺作だが、死生観が見てとれる。

2026/01/18

2026/01/18

92点

テレビ 

・元々の物語と以前見たこの映画ともにうっすらとした記憶でこの作品と対峙、見事な映像が心を揺さぶる傑作でした この作品で号泣するとは思えませんでした
・圧倒的な映像に圧倒 印象的な手書きの水墨画のような縁取りと動き、人物の感情表現が手書きと直結していることが効果的 誰もが驚く中盤の命名の宴場面、自由がなく絶望する姫の荒れた感情が森の中を怒りとともに荒らしいタッチで描く場面に圧倒 感情豊かに笑う場面として、桜の下で踊る場面、捨て丸との最後の再開時の喜びに満ちて二人で空を舞う場面、線画も相まってより心が撃ち抜かれました
・感情表現だけでなく、色使いが優しくて、牧歌的な田舎描写も効果的
・姫の心の動きが目の手書き表現で効果的に示されている 死んだ表情と感情豊かな表情がとてもうまい
・一人の人間として何が幸せか考える姫、一方で当時の価値観として高貴な姫となり嫁入りすることを進める翁 この相反する考え方の中で苦悩する姫に感情移入する 現在の価値観とも相容れる深いテーマが描かれていた
・最終的に天皇にまで見初められた結果、逃げ出したい思いが月への帰還につながる展開 捨丸との再会で本音を出し一時の自由を舞う場面、翁媼との別れの場面では号泣でした
 

2026/01/10

2026/01/10

85点

テレビ/無料放送 


とり~むし~けもの~♬は監督の作詞作曲

二度目の鑑賞です。
一度目は封切り時だったのですが、(気に入った反面)ストーリーにまとまりが欠けていると感じたのです。
私が未熟でした。
竹取翁の無能さ・かぐや姫の疾走感・女の童のかわいらしさと有能さ・天人たちがかぐやを迎えに来る際の音楽の空虚さと能天気さが印象に強く残り、その感情に惑わされてしまったのでしょうね。

今回のTV鑑賞で霧が晴れました。
みごとなまでにまっすぐな、
1)自分らしく生きる人生のすばらしさ(その逆の場合の悲哀と怒り)
2)女性を人間として扱わない男たちの構築した世界への怒り
を貫いていて横ぶれしていません。

さすがの高畑監督でした。

また、今回気づいた点が二三あります。
その一つが、衣服の脱着で、かぐやの心情や置かれた状況が明示されている点です。都の大路を疾走しながら着衣を脱ぐ。好きな男の前で姫の衣装を脱ぐ。天人の衣を羽織らされて地球上での記憶を失う、、、象徴あるいは記号としての衣服が重んじられていました。
もう一つは、「とり~むし~けもの~♬」の歌を教わった天人は、説話『天の羽衣』の天女だったのかあ、という気づきでした。
気になる映画はくりかえし見たほうがいいですね。











2026/01/10

2026/01/10

78点

テレビ/無料放送/読売 テレビ 


かぐや姫

竹取物語じゃなく親しみやすい「かぐや姫」。絵が綺麗でオドロキ、声優さんがベテラン俳優さんばっかりで声だけの演技でも引き込まれてしまった。

2025/09/14

2025/09/14

-点

レンタル/東京都/ゲオ 


地球という星の愛おしさ

娘が大学生のとき周りの同期がこの作品に盛り上がって「学内でかなりヒットしている」とかつて聞いたことがある。もちろん娘も見に行ったが「表現の上で画期的」という印象を受けたようだった。そういう自分は当時見ずじまいのままでいた。

この間、高畑勲展に行ってみたら娘のかつての話が何となく腑に落ちた。高畑勲の年譜を見ると本作製作当時、氏は娘の大学で講義を受け持っていたようだ。娘は学科こそ違うがじわじわと噂や評価が学内に漂ってきたのだろう。

本作かなり昔から企画があって、まとまりかけては先延ばしになった末にようやく結実した作品と理解している。。日本最古の物語と言われる竹取物語を現代に甦らせるにあたり高畑勲はそこで何を訴えようとしたのだろう。ある意味、原作は潤色が命とも言える題材と言えるかもしれない。私は、「全ての生きものたちが自然の中に息づき、四季の移り変わりを愛でたり、厳しさに耐えたりできる地球という星が存在することの尊さ、愛おしさ」のように受け止めた。

なぜそう感じたかと言えば、自分にとっても画期的とも言える水彩画のような一枚の美しい絵が何の違和感もなく動き出したようなタッチに魅せられたことが大きい。絵にさりげなく優しさや温かさが込められていて愛おしさを感じる。加えて物語では、かぐや姫が都会の人間たちの欲や浅薄な考えに失望しながらも、厳しい自然の中で生きる人間たちに心を奪われたためとも言えよう。

このところ、漫画家やアニメーション作家にスポットを当てた企画展が目白押しだ。会場内には、日本人ばかりでなく外国からのお客様もかなり多く日本の漫画文化の人気を目の当たりにする。実写同様、それ以上にアニメーションは実験可能な分野であることは間違いない。この辺りでも『かぐや姫の物語』は大きく貢献していると思う。

2024/09/19

2024/09/28

71点

購入/DVD 


絵が素晴らしい

他作品のようなリアルなアニメーションとは異なり、絵がシンプルな画風にも関わらず、動く映像にしても違和感を感じさせない。まるで画集を見ているかのような美しさがある。