あの頃、君を追いかけた(2011)

あのころきみをおいかけた|那些年,我們一起追的女孩|You Are the Apple of My eye

あの頃、君を追いかけた(2011)

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レビューの数

77

平均評点

77.3(299人)

観たひと

419

観たいひと

51

(C)Sony Music Entertainment Taiwan Ltd.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 台湾
製作年 2011
公開年月日 2013/9/14
上映時間 110分
製作会社 台灣索尼音樂娯樂=群星瑞智国際芸能
配給 ザジフィルムズ=マグザム=Mirovision(協力 トリウッド)
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演クー・チェンドン コートン
ミシェル・チェン シェン・チアイー
スティーヴン・ハオ シエ・ミンハ
ジュアン・ハオチュエン ツァオ・グオション
イエン・ションユー シュー・ボーチュン

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

いたずらばかりしていた男子学生の思うように進展しない初恋の行方を追った青春ラブストーリー。学生生活や男女のすれ違い、舞台となっている1994年から2005年までの約10年間の変遷を丁寧に描いている。ベストセラー作家ギデンズ・コーが、自伝的小説を自らの手で映画化。第13回台北映画祭で観客賞を受賞し、香港では中国語映画の歴代興行収入記録を塗り替えた。いつまでもバカなことばかり考えて自分の気持ちを素直に表せない男子を演じたクー・チェンドンは第48回台湾金馬奨最優秀新人俳優賞を受賞。また、しっかり者の優等生を演じたミシェル・チェンも同最優秀女優賞にノミネートされた。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1994年、台湾中西部の町・彰化。男子高校生のコーチン(クー・チェンドン)は仲間たちとともに、しょうもないいたずらをして授業を妨害してばかりいる。業を煮やした担任の教師は優等生のチアイー(ミシェル・チェン)にコーチンの見張りをするよう頼む。当初コーチンは勉強するように言ってくるチアイーをうるさがるが、次第に気になる存在になっていく。また、チアイーも自分とは違う視点を持つコーチンを好ましく思うようになる。しかしグループ交際から抜け出せないまま別々の大学へ進学していく二人。コーチンはどうしても素直に気持ちを伝えられず、すれ違いが重なっていく。やがて社会人となりそれぞれの道を歩んでいたある日、チアイーの電話によって仲間たちが再び集まることになる……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年10月上旬号

読む、映画:「あの頃、君を追いかけた」

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「あの頃、君を追いかけた」

2013年9月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「あの頃、君を追いかけた」

「あの頃、君を追いかけた」:インタビュー 九把刀(監督・脚本・原作)

「あの頃、君を追いかけた」:コラム 岐路に直面した台湾青春映画

2023/05/15

2023/05/16

72点

選択しない 


自伝的青春映画

日本でリメイクされた台湾の青春映画。監督が原作者のギデンズ・コーでしかも自伝的な物語ということに感動しました。青春期の性への表現が下品なので入り込めませんでしたが、甘酸っぱくもほろ苦い想いは伝わってきました。その後の彼らの人生はどうなっているのか知りたくなりました。

2023/03/09

2023/03/10

15点

映画館/東京都/キネカ大森 


表層的で安っぽい

ネタバレ

ベストセラー作家ギデンズ・コーが、自伝的小説を自らの手で映画化しているが、表層的で安っぽい作り。プロの演出家で抑えたものが観たかった。
主人公とヒロインが結ばれず、それでいて爽やかなところが斬新。
しかし我が国でもリメイクされてるということは、このくらいあざとい感動が喜ばれるのだろう。

2022/02/04

2022/02/05

80点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
字幕


好きだわ

2011年台湾映画。序盤はパンツの穴的な定番オゲレツ展開。その後は青春もの王道ストーリーでベタでどストレートでありがちな映画なのだが。。これ好きだわ。なんと言っても主要キャストのまあ可愛らしいこと微笑ましいこと。もうそれだけでイイ。ホントに真っ直ぐで切なくて、これ好きだわ。

2021/07/26

2021/07/26

80点

レンタル/北海道 
字幕


青春映画の佳作

ステキな青春映画でした。この年になっても青春映画に感動出来たのが嬉しかった。思うようにいかない切なさがあって、いかにも青春という感じで印象に残りました。青春ものには魅力的なヒロインが欠かせませんが、佳宜のミシェル・チェンがとても可愛くて男どもの憧れの存在として魅力十分でした。ちなみに、エンド・クレジットの最後のシーンは余計だと思います。飯島愛の名前を久しぶりに聞き、あの頃台湾でも知られていたのかと思いました。


2021/05/30

2021/05/30

80点

VOD/U-NEXT 

・青春直球で、片思いの恋愛をメインに、友情と性と若者カルチャーを手際よくまとめ、
 馬鹿らしく、切なく、微笑ましく、甘酸っぱく描く 青春映画のお手本
・日本のキラキラ映画とは異なる爽やかさがあり、真っすぐな片思いに嫌味が無く、
 ベタな展開ながら感情移入できる
・キャッチ―でキレのある画面設計や展開も引き込まれる要素
・高校時代を含め、どぎつく描かれる下描写も日本映画には無く好感
・学生時代の教科書忘れ、学費紛失事件、共に勉強する日々、大学入学後のクリスマス
 デートと気球の告白 丁寧に紡がれる二人の心情が微笑ましく美しく甘酸っぱい
・友人の描き方も丁寧 学生時代から個性的なキャラ説明とヒロインへの共通の想い
 大学入学後も主人公を応援するバイクの友人などベタながら良かった
・ラストの結婚式 新婦へのキスの要望に対し、新郎へのキスが条件となった時の必死の
 新郎へのキスと回想シーン 新婦への「青春のすべてだった」メモに普通に泣けました
・日本のカルチャー(マンガ、AV)に造詣があることに驚いた

2021/04/23

2021/04/23

100点

選択しない 
字幕

本当に心の底から大好きな映画。11年分の思いが詰まったキスの回想シーンで、次々と伏線回収されていって、理解できないと言われたコートンの格闘大会が、チアイーの何気ない言葉によるものだったり、序盤で何気なく映されていたシャツの染みは突かれてできたものだったり、二人で飛ばしたランタンに答えが用意されてたり、観てて2人が付き合うパラレルワールドがあったらなと心の底から思う一方で、成就しなかったからこそ輝いていて美しくて最高に青春なんだと思う。格闘大会で、コートンが贈ったTシャツを着てきているチアイーを、特に説明なく映している所が、2人が完全にすれ違っている所を象徴していて最高にもどかしい。罰で立たされて泣くチアイーも、宿舎の前で泣くチアイーも本当に綺麗だと思ったし、雨の中号泣するコートンも本当にカッコ良い。登場人物達も、本当にいいやつで、本当に青春、高校生という感じがする。振り返った先の、好きな子の一瞬の笑顔、というのが本当に最高に青春。コートンが勉強し始めるシーンの中で、2人がふざけ合ってるのも好き。
青春コンプレックスをこれでもかと抉ってくる、本当に大好きな映画。