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ははのうたがきこえる|----|----
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69.0点(2人)
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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる
スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる
キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる
解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる
2012年、実際に廃線となった長野電鉄屋代線沿線を舞台に、失われていくものがある一方で変わらぬ故郷への思いや家族の姿を描くヒューマンドラマ。監督は『新うれしはずかし物語』の大谷康之。出演は「ポチの告白」の菅田俊、「どんずまり便器」の菜葉菜、「朱花の月」の大島葉子。原作・脚本は「獄(ひとや)に咲く花」の松下隆一。
あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる
真冬の長野。電車の車窓に流れゆく懐かしい故郷の風景を見ながら、父や亡き母などの思い出を胸に、東京から実家へと向う姉(大島葉子)と妹(菜葉菜)の姿があった。その昔、姉妹は父との確執から生まれ育ったこの地を離れていたが、小さな鉄道路線の廃止を知り、父が一人暮らす家に帰ることを決意したのだった。そんな中、電鉄会社で車両整備士をしている父(菅田俊)は、廃線と時期を同じくして定年を迎え、これまでの人生を振り返る。亡き妻や娘たちへの詫びる気持ちを込め、家までの道のりを線路沿いに歩いて帰る父。一方、姉妹は家が近づくにつれ、父の存在の大きさに気付き、再会をためらっていた……。
キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる
UPCOMING 新作紹介:「母の唄がきこえる」
レビュー 登録の新しい順 登録の古い順 レビュータイトルの50音順 評価点の高い順 評価点の低い順
鑑賞日 2013/05/09
登録日 2013/05/10
評点 80点
鑑賞方法 映画館/東京都/ユーロスペース
昭和的な空気が濃厚な作品だがそれが却って新鮮
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長野の鉄道が廃線になるのをきっかけに、今は亡き母の思い出に浸りながら、2人の娘と定年になった父が実家に集まってくる。それぞれの人生を抱えて。オムニバスふうに3人の人生が描かれて、過去から現在に至る家族の足跡が綴られる。3人が手紙を読むように母に語りかけるモノローグでドラマは進む。大時代的で、昭和的な雰囲気を纏う。大胆なメロドラマであり、辟易させられる輩もいるだろうが、今の時代、それがかえって新鮮でもある。
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鑑賞記録
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