ザ・ゾンビ 黒騎士のえじき

ざぞんびくろきしのえじき|El espanto surge de la tumba|Horror Rises from the Tomb

ザ・ゾンビ 黒騎士のえじき

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レビューの数

1

平均評点

50.8(4人)

観たひと

6

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0

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ホラー
製作国 スペイン
製作年 1973
公開年月日 未公開
上映時間 95分
製作会社
配給
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

スペインを代表する怪奇俳優、ポール・ナッチー主演によるホラー。15世紀。黒魔術師であることがばれて捕まってしまったアレリクとマビルは、処刑の際に復讐を誓いある呪いを掛ける。するとふたりは20世紀後半に甦り、処刑人の子孫に襲い掛かる。

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2021/01/01

2021/01/02

75点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


サービス満点

冒頭のシーンでゴシック感があって期待しましたが、あっさり現代に跳んでしまって残念。ただし、黒騎士と魔女が復活するので、それなりのゴシック感は維持されます。ストーリー展開は流石に強引で、いい加減なところもあり、少々スムーズさを欠いていますが、まぁ大目に見ましょう。ストーリーの骨格自体は、かなり変化に富んでいて楽しめるものでした。ポール・ナッシーのホラー作品の中では、かなり出来の良いものと言われているようです。

楽しませるという意味では、サービス満点だと思います。魔女の処刑、降霊会から始まり、怪しげな村人による処刑、魔女の復活、ストーリーに関係ないゾンビの一群の出現、スプラッタな心臓の摘出、最後の戦いと、実際ホラー要素はてんこ盛りなんですね。そして、これまた変な三角関係的なラブシーン、また女性たちがお色気女優で固められているため、露出度も相当高く、いろいろ楽しいのでした。こうしてみるとまさにB級映画の鏡のように思えなくもありません。そ

ポール・ナッシーは、スペインのこの分野の第一人者だったようで、また見る機会があるかもしれません。なかなか個性的な俳優さんだと思いました。ヒロイン的な活躍をするエマ・コーエンはなかなか可愛らしいと思います。魔女のヘルガ・リーネは、アルモドバル監督の初期作品「セクシリア」に準主役級で出演していますね。バンデラスの映画初出演の作品でもあり、見てみたい映画です。こうしてみると、いろいろ広がりがあって面白いと思いました。