イッツ、ボリウッド映画！
ボリウッド映画の売りの歌って踊って満載だが、映画はスタジオの火事で亡くなった男女の復讐劇。インド哲学の「生まれ変わり」（輪廻転生）を脚本の本線としたサスペンスとも言える。邦題の「輪廻」はうまく表現している。
シャンティ（後半はサンティ）役のディービカー・バードゥコーンは、なんときれいな女優さん、エンドクレジットで新人とありましたが、これからはボリウッドのスターとなることでしょう。
大物プロデューサーのムーケシュは、なんて悪い男、確かにどこにも居そうではある。この男を締めあげる後半の芝居がなかなかいい。オーム（シャー・ルク・カーン）の唄う復讐の歌詞（日本語字幕ですが）が、ムーケシュの悪行の連続を説明しているのが面白い趣向です。

歌が長いけど面白かった

昔のインド映画のオマージュがすごくあるらしいけど私はあまり見てないので分かりませんでした

でも冒頭の監督のカメオなどからしてとってもお茶目でステキな方なんだなあと思います

物語は終わらない、だってエンドロールがめちゃめちゃゴージャスだから。

めちゃくちゃ面白かった！どう面白いかをうまく説明出来ないぐらい面白かった！だいぶ前から映画の存在は知ってたんだけど、なんにせよ長い！恋愛もの！私が観ても楽しめるか～？の三拍子でどんどん先送りに。あることのためにレンタルしたんだけど、いやーホント観て良かったわ。斬新すぎだわ。インド映画の恋愛ものでしょ？なんて侮るなかれ！恋愛ものなんだけどそれだけじゃない。前情報なしでぜひ観てほしい。あらすじも読まないで観てほしい。邦題の意味がわかる。前半と後半でテーマ、というか目的、が異なっている気がする。恋愛ものであり、ﾋﾟｰであり、ﾋﾟｰもﾋﾟｰも満載！最高か！この作品を構成する要素が多すぎてなんも説明できない。ラストのメイン曲がかっこよすぎて何度も聴き返してしまう。インド映画の女優さん、なんでみんな美しいのーー！製作にいくら使ってるんだってぐらい豪華。家で倍速で観ても面白い。映画館で観たらどれだけ楽しいんだろう…長いけど。閉塞感漂う、正義もあったもんじゃない希望のないこの国で、インド映画のような陽気な作品がヒットしている。暗い国、つらい日常からみんなきっと逃げたいんだ。洋画のミュージカル映画も含めて、わちゃわちゃ騒げる心躍る作品がヒットするのに、世に漂う負の空気が影響していないとも言えないのでは。

明るく楽しめちゃう復讐劇って…（笑）
しかも輪廻転生までしての復讐ですよ。

思考の柔軟性というか、いい加減さというか…
でも仏教の国なんだから輪廻転生とかにいい加減な思慮はしないか。

悪事を働いた者には、いつか必ず罰が与えられるという事を
明るく華やかな色彩に彩られた衣装や舞台、ダンスと共に映し出してくれてます。

それにしても…
ボリウッドの女優陣はキレイですねぇ～

これぞボリウッドの娯楽映画。
ボリウッドはストーリーにこれはなくてもいいだろうと思うシーンが多く尺が長い。
でも楽しいのでいいのだ。
シャー・ルク・カーンは安定の演技と存在感。
特に「恋の輪廻、物語」の歌は聴き応えたっぷり圧巻である。
（あれ、もしかして口パク？）
新人女優であるというディーピカー・パードゥコーンが美しくて華を添えてくれる。
エンドロールではスタッフも派手に出演するのだが、皆、まるで俳優のように見栄えがするのにびっくり。
オームの「ハッピーじゃないとエンドじゃない」との台詞がいい。すべては最後はハッピーと信じるっていいなぁ。