奴隷市

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奴隷市

レビューの数

2

平均評点

54.3(19人)

観たひと

23

観たいひと

4

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル エロス / ドラマ
製作国 日本
製作年 2012
公開年月日 2012/12/1
上映時間 71分
製作会社 オールインエンタテインメント=新東宝映画
配給 新東宝映画
レイティング 一般映画
カラー カラー
アスペクト比 16:9
上映フォーマット HD
メディアタイプ ビデオ 他
音声 ステレオ

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督愛染恭子 
脚本福原彰 
破野生治 
原作団鬼六 
企画西健二郎 
衣川仲人 
プロデューサー森角威之 
撮影中尾正人 
緊縛指導椿珠陽 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

老舗の温泉旅館の女将が堕ちる禁断の世界を描く成人映画。監督は「阿部定~最後の七日間~」の愛染恭子。原作は団鬼六で、氏の最後の官能小説「旅路の果て~倒錯一代女~」の映画化。出演は「阿部定~最後の七日間~」の麻美ゆま。団鬼六追悼として、2012年12月1日より、東京・東銀座シネパトスにて特別先行レイトロードショー。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

老舗の温泉旅館を夫婦で切り盛りする伊藤とその妻で女将の敏江。伊藤はSMの世界に興味があってSM雑誌「妖奇クラブ」オーナー鬼頭が催す「妖奇サロン」に会場を提供していた。閉め切った大広間では恒例の奴隷市が行われる。好色な鬼頭は以前から美貌の女将敏江に目を付けており、彼女にマゾヒストの素地があることも見抜いていた。眠っていた妖しい欲望を目覚めさせられた敏江は鬼頭の策略にはまって禁断の快楽の虜となる。いっぽう伊藤は自らのサディストとしての性格にめざめ、旅館の仲居頭靖子と関係を持つ。帰る場所を失った敏江は旅館でおこなわれる奴隷市に出品されることを望むが……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2012年12月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「奴隷市」

2012/12/01

2012/12/18

80点

映画館/東京都/銀座シネパトス 


初日、舞台挨拶から見ました。
主役の麻美さんは舞台ではかわいい感じがしましたが、映画の中ではきれいでした。
団鬼六さんの奥さんも来ており、なかなか笑える気さくな方で面白かったです。
愛染恭子監督は、なぜあんなに太っているってくらい、かつての面影なし。
まぁ、美人だからいいでしょう。
さて、映画の方ですが、過去、何度か団鬼六作品は見たことあるのですが、どうも昭和の世界たっぷりで、舞台は平成のはずなのに凄く浮世離れしている印象があったのですが、今回はそういうのはなし。
尺が短いせいもあるのかもしれませんが、話の唐突感はしょうがないとしても、割と良かったと思います。
女優さんをきれいに撮っていて、愛染恭子は監督としてうまいのかと思ってしまいました。
ただ、SM度合いはインパクトが小さく、「花と蛇」の方が、インパクトが大きいのが残念。

2012/12/06

2012/12/07

60点

映画館/東京都/銀座シネパトス 


小沼勝作品に学んで

#778 銀座シネパトス「奴隷市」。団鬼六の原作に数多く出演した愛染恭子が監督として今は亡き師に捧げた作品。大学教授に調教された過去を持つ旅館の女将がSMクラブの主宰者に誘惑されてマゾの血に目覚めていくという内容だが、小沼勝などがロマンポルノで達成した美学には到底及ぶべくもない。