007 スカイフォール

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007 スカイフォール

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レビューの数

339

平均評点

78.0(2347人)

観たひと

3366

観たいひと

153

Skyfall (C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.bia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション
製作国 イギリス= アメリカ
製作年 2012
公開年月日 2012/12/1
上映時間 143分
製作会社 Metro-Goldwyn-Mayer=Danjaq=Eon Productions
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ジェームズ・ボンドの活躍を描いた007シリーズ第23作。ボンド役のダニエル・クレイグ(「ドラゴン・タトゥーの女」)は3度目の起用。3作ぶりに登場の秘密兵器開発担当者Qを演じるのは、「パフューム ある人殺しの物語」のベン・ウィショー。ボンドの敵役に「BIUTIFUL ビューティフル」のハビエル・バルデム。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

愛した女性を死に追いやった組織を追い詰めるべく、ハイチやボリビアなど各地を舞台に壮絶な戦いを続けるジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)。ある日、直属の上司M(ジュディ・デンチ)が秘めていた過去の事件が浮かび上がってくる。その衝撃的な内容は、Mに対するボンドの信頼と忠誠心を試すかのようだった。そんな中、彼らの所属するイギリス情報局秘密情報部“MI6”が何者かの標的に。ボンドの任務は、その相手を発見し、脅威を取り除くこと。たとえ、その代償がいかに個人的なものだったとしても……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年1月上旬号

読む、映画:「007 スカイフォール」

2012年12月下旬号

巻頭特集 永遠なるボンドに捧ぐ「007 スカイフォール」:作品評

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REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「007 スカイフォール」

2012年12月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「007 スカイフォール」

2024/01/28

2024/01/29

90点

選択しない 


シリーズ・ベスト

前2作が亡き恋人への想いの残るボンドでしたが、三作目から心機一転、新たな敵が登場。しかも元同僚秘密諜報部員ということでジュディ・デンチとの確執も大きなエピソードとして展開されます。お馴染み冒頭のスリリングな追跡劇からスタートしてラストまで息をつかせぬ見事サム・メンデスの演出。ボンドのバックグラウンドも描かれ音楽の効果も相まってシリーズベストの作品。

2023/12/28

2023/12/28

-点

テレビ/無料放送/BS日テレ 
吹替


絶対前にも観てるのに、記録が初めてなのなんで、あっ、なぁぜなぁぜ?

2023/10/27

2023/10/27

60点

テレビ/無料放送 
字幕


古い影と地下への潜航

ママは,エマとも,そしてM(ジュディ・デンチ)とも呼ばれる.古い世界があり,そこには,影の世界と組織がある.英国のそうした影は,しかし,国防にとって有効かどうか,影の暴力は正義かどうかが,首相も同席する審問で裁かれようとしており,Mはその最前線に立たされている.
彼女を慕い,従う男としてジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は登場している.一方,愛憎半ばにして,彼女を付け狙うシルヴァ(ハビエル・バルデム)が後半には現れてくる.Q(ベン・ウィショー)の世代交代もあり,影は揺らぎ,そこにある古風は絶えようともしている,トルコでは車が人の群れを裂いて走り,グランバザールのあたりでバイクが屋根上を疾走し,列車が走るとともにその屋根に二人の男が争っている.通路は中ほどに危うい線を描きながら突進するものたちになぞられ,時には闊歩される.そこには重機も力強く動き出している.そうした中でジェームズは水中へと落下し,流れていく,終盤でも彼は氷の下へと落ち込んでいく.あるいは彼の手から滑り落ちたテロリストは,高層ビルから地面に向けて落下していく.
サソリが怒っているようにも見える.「チャーチルの地下壕」とされる地下は影の組織に相応しい場所のようにも見えてくる.ジェームズの復帰テストが行われながら,話が続けられていく.上海からマカオへと舞台は移されようとする.音のない殺しと音のない移動があり,人工的な光はマカオでオレンジの暖色系の光へと変化しようとする.漢字とネオンが見え,争うシルエットが影を印象させる.廃墟の島にも影はあり,モディリアーニの絵画とともに現れた謎の女セブリン(ベレニス・マーロウ)の笑いは刹那的にも見えている.
幸運の何たるかが示され,ジェームズは食物連鎖と爬虫類を皮肉り,死についての問いがなされようとしている.舞台は,ロンドンの地下鉄に移り,その生き物のような姿態がのぞかれたかと思うと,ラッシュアワーの中を滑り台で遊ぶような追跡がなされる.
テニソンの詩が引用され,古い車は過去を象徴するスコットランドの荒野へと女と男を誘っていく.そこにはヘリがシルヴァを連れて舞い降りてくる.音と風と火が持ち込まれ,「古い」家は爆破される.そこにはキンケイド(アルバート・フィニー)がいる.一息ついてリラックスしようとシルヴァは呼びかけている.その近くには墓標が見えている.

2023/10/13

2023/10/14

75点

レンタル 
吹替


6年(3作め)でもう老兵のボンド

ストーリーの中ではもう老兵として扱われてしまっているダニエル・クレイグのボンド。でも、魅力はまだまだ衰えていません。素晴らしいボディーと色気があって、ちょっぴり可愛らしく敵を追い詰めていく。アクションシーンも最初から最後までグイグイきます。

2023/10/11

2023/10/12

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 
字幕


古いものと新しいもの

ネタバレ

時代遅れのものとされたジェームズ・ボンドの話ですが、テストには反映されることのない “現場での知識や経験からくる判断” で魅せてくれます。
ボンドの過去とMとの関係が分かる興味深い作品でもありながら、また現代に共通する “老いと引退” をテーマにして、中年層のできること・やらなければならないことをボンドが体現してくれたような気がします。
要するに、若い者にはまだまだ負けないよ!ってことです。
古いものと新しいものが混ざり合って進んでいく大切さです。

2012/12/31

2023/10/01

80点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズ小田原 
字幕


劇場公開時の採点

採点のみで、レビューはありません。失礼。