遺産の相続をめぐる殺人事件に中田ダイマル・ラケットの凸凹コンビ目明かしが巻き込まれる。
男4人および女3人の相続人に、当主の女房が相続人と成り、8人で均等に分けることになっていたが、人間の欲深さの例に漏れず、独り占めしようとして次々に殺人事件が起こる。幸い相続人の一人に武士がいて、見事解決をする。
配役は二線級のキャストで、阿井美千子以外はそれほど知った俳優もいなく、その後の活躍も聞いたことがないような人たちばかりである。
ストーリーはそれなりの展開を持っているが、みんな一軒の屋敷に閉じ込められているはずなのに、ラスト近くで武士のみが外へ出ているのは不自然。また終わり方もあっけない展開で、ラストに凸凹コンビが武士の後をつけるのもわざとらしい。