呪われたランプ

のろわれたらんぷ|The Lamp|----

呪われたランプ

レビューの数

1

平均評点

47.5(4人)

観たひと

10

観たいひと

1

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF
製作国 アメリカ
製作年 1986
公開年月日 1987/11/21
上映時間 0分
製作会社 ウォーレン・チェイニー・プロ作品
配給 ジョイパックフィルム
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

悪霊と高校生たちの闘いを描くスプラッター・ホラー。監督はトム・デイリー、エグゼクティヴ・プロデューサーはフレッド・T・クエナートとM・N・サヌーシ、製作・脚本はウォーレン・チェイニー、製作協力はデボラ・ウィンタース、撮影はハーバート・ラディシュニング、音楽はジョエル・ローゼンバームとブルース・ミラー、編集はクラウディオ・キュートリー、キャスティングはD・W・シャネー、SFXはテクノマジック・フィルム・エフェクツがそれぞれ担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

血塗られた歴史をもつ5500年前の古代メソポタミアのランプが、博物館に収容された。館長アルバート・ウォーレス博士(ジェームズ・ヒューストン)はこのランプに興味を覚え研究対象にすることにした。館長の娘で高校生のアレックス(アンドラ・セント・イバニュイ)は、仕事一筋で妻フェレル(デボラ・ウィンタース)と離婚した父親を憎んでおり、父の前で彼を批判し「殺したい」とまで口にする。その後彼女は、友人たちと博物館で一夜を過ごす計画を立てる。その当日、彼女たちは侵入に成功、地下の倉庫でビールを飲みながらおしゃべりに興じ、やがてカップルごとに別の部屋に移っていった。だがランプに封じ込められた悪霊が目覚め、楽しいはずの一夜が惨劇の夜に変わる。胴切りにされる少年、毒蛇の犠牲になる少女…。異変に気がついたアレックスと彼女のボーイフレンド、テッド(スコット・バンクストン)は外部に連絡しようとするが、電話は使用不能。ついにテッドも悪霊に操られたミイラの犠牲になる。ウォーレス博士はアレックスが家に帰っていないのに気づく。博物館に電話してもつながらないので、彼はフェレルと共に博物館へと向かった。悪霊が本当に狙っていたのはウォーレス博士だった。アレックスが口にした「(父を)殺したい」という“願い”を聞いていたのだ。悪霊は博士を襲う。が、アレックスが父に対する愛情を言葉にしたため、悪霊は姿を消した。

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1987年11月上旬号

グラビア:呪われたランプ

2018/04/18

2018/04/19

60点

映画館/大阪府/シアターセブン 


上映時タイトル「呪われたランプ 魔神ジニーの逆襲」

<トンデモ・シネマLIVE>での上映。上映時タイトルは「呪われたランプ 魔神ジニーの逆襲」。

強盗団が老婆を惨殺して手にいれたのはあの魔法のランプ。しかしランプの精はいきなり強盗団を全滅させてしまい、ランプは博物館に収蔵される。父親が博物館の館長である主人公は友人らと博物館に忍び込んでのお泊まり会を計画するのだが、友人らは一人また一人と惨殺されていく…

「13日の金曜日」に代表されるスプラッター映画のパターンを、ランプの精を殺人鬼に設定して企画したと思しきB級ホラー。B級はB級なりに造形などしっかり作っている。また、「ナイトミュージアム」より20年近く先行している。