2001年宇宙の旅

にせんいちねんうちゅうのたび|2001: A Space Odyssey|2001: A Space Odyssey

2001年宇宙の旅

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レビューの数

270

平均評点

81.8(1575人)

観たひと

2328

観たいひと

192

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF
製作国 アメリカ
製作年 1968
公開年月日 1968/4/11
上映時間 149分
製作会社 スタンリー・キューブリック・プロ
配給 MGM
レイティング 一般映画
カラー カラー
アスペクト比 シネラマ(1:2.59)
上映フォーマット シネラマ
メディアタイプ フィルム
音声 6chステレオ

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

科学小説作家アーサー・C・クラークと「博士の異常な愛情」のスタンリー・キューブリックが製作・監督したSF。撮影は「オセロ」のジョフリー・アンスワース、補助撮影はジョン・オルコットが担当した。なお、特殊撮影効果のすべてはキューブリックの考案、監督のもとに行われた。セットの製作デザインはトニー・マスターズ、ハリー・ラング、アーネスト・アーチャーの3人を中心にデザイナーと製図工35人が動員された。特殊効果監督には、ウォリー・ビーヴァーズ、ダグラス・トランブル、コン・ペダーソン、トム・ハワード、の3人があたり衣裳は、ハーディ・エイミーズが担当した。そして、この映画を科学技術的に正確にするため、キューブリック監督はアメリカ航空宇宙局の多くの科学者、アメリカおよびイギリスの主要な科学研究所や大学と密接な提携をし、撮影中は、3人の一流科学者が技術顧問としてつき添った。それはもと陸軍弾道ミサイル部のフレドリック・J・オーダウェイとハリー・H・C・レンジ、元航空宇宙局の宇宙飛行センター勤務で、今はアラバマ州ハンツビルのジェネラル宇宙飛行研究会社のジョー・C・ジマーシャルである。出演は「女狐」のキア・デュリア、TVや「ヤング・ヤング・パレード」のゲイリー・ロックウッド、「BM15必死の潜行」のウィリアム・シルヴェスター、「キッスは殺しのサイン」のレナード・ロシター、「BM15必死の潜行」のマーガレット・タイザック、コンピューターに扮するダグラス・レインである。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

有史以前。類人猿の群れが、荒野に点在するわずかな植物を食料に、他の群れと水を奪い合い、外敵に怯えながら細々と生き延びていた。そんな彼らの前にある日、謎の黒い石板状の巨大な物体が姿を現す。それに触れた彼らは、辺りに散らばっていた動物の骨を道具として使うことを覚える。その骨を使って狩りをするようになった彼らは、肉を食料にし始め、骨を武器として他の群れとの争いにも勝利する。時は移り……。地球を飛び立ったアメリカの宇宙船が、宇宙ステーション目指して飛行を続けていた。ステーションに到着した宇宙船から降り立ったのは、フロイド博士(ウィリアム・シルベスター)。そこでソ連の科学者と会った博士は、月面のクラヴィウス基地と2週間ほど連絡が取れなくなっているとの話を聞く。ソ連の宇宙船が緊急着陸を拒否されたことから、基地では伝染病が蔓延しているのではないかとの噂も流れていた。だが実は、博士は極秘任務のためにクラヴィウス基地へ向かっていたのだ。伝染病蔓延説は、秘密保持のため、基地側が意図的に流したデマだった。博士の訪問は、その秘密の公表に関する判断材料を得ることが目的だった。ステーションで宇宙船を乗り換え、基地に到着した博士は、月面のとある場所を訪れる。そこでは、あの黒い石板状の巨大な物体が発見されていた。しかも、それは400万年前、何者かによって意図的に埋められたものだという。宇宙服を着たまま、石板に触れる博士。さらに一行がその前で写真を撮ろうとすると、甲高い金属音が全員を襲う……。それからしばらく経ち、木星探査計画開始から18か月後。5名のクルーを乗せた有人宇宙船ディスカバリー号が木星へと向かっていた。船内では、ボウマン指揮官(キア・デュリア)と副官のプール(ゲイリー・ロックウッド)を除く3名が木星到着まで冬眠状態。代わりに船内の全機能を管理するのは、最新型コンピューター“HAL9000”、通称“ハル”だった。ボウマンの指揮下、人間以上の正確さで膨大な任務を遂行し、会話も可能なハルは、6人目のクルーとも言える存在だった。やがて、地球との交信に必要なパーツの不調を検知するハル。だが、ボウマンが確認したところ、異常は見当たらなかった。その原因を問い質すと、ハルは“自分の機能は完璧。人間のミス”と回答。その様子に、ハルの異常を疑ったボウマンとプールは、ハルの中枢機能の停止を決断する。ところが、それを察知したハルは、船外活動中のプールと冬眠中の3名を殺害。プールを助けようと船外に出たボウマンも危機に陥ったものの、辛うじて生還するとハルの思考機能を停止させる。その時、木星到着後に公開予定だった動画が再生され、極秘だった探査の目的が明らかになる。月面で発掘された例の石板が地球外の知的生命体の存在を示していたこと、そしてそれが木星に向けて強力な電波を発信していたこと……。やがて、木星に到着するディスカバリー号。そこでボウマンが目にしたものとは……?

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2019年3月下旬映画業界決算特別号

2018年映画業界総決算:第3章 映画界事件簿 時代を超えた「2001年宇宙の旅」

2010年8月下旬号

午前十時の映画祭:「2001年宇宙の旅」「ミクロの決死圏」

2001年8月下旬号

作品特集 「PLANET OF THE APES/猿の惑星」第2弾:「猿の惑星」「2001年宇宙の旅」「A.I.」が予見するもの

2001年4月下旬号

特別企画 映画館主義 絶対映画館で観る!:「2001年宇宙の旅」

1968年6月上旬号

外国映画批評:2001年宇宙の旅

1968年5月下旬号

鼎談 「2001年宇宙の旅」の謎を解く:問題のシネラマ大作の本当のテーマは果して何か?数々の不思議なシーンの意味をSF作家が解明する 星新一×福島正実×小松左京

外国映画紹介:2001年宇宙の旅

1968年4月下旬号

新作グラビア:2001年宇宙の旅

2022/03/15

2022/03/16

-点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
字幕


ワクチン3回目接種の副作用でぐったりしながら、久しぶりに鑑賞。テンポの緩い感じがちょうどよい。

冒頭の猿たち、仕草がリアルで驚く。
ウィナーワルツは心地よいが、途中、人の声が合成されるようなBGMが、すごく怖い。

実はホラー映画かもしれない、この映画。

2022/01/29

2022/01/29

88点

VOD/GyaO!/購入/タブレット 
字幕


SF映画の傑作といわれているもストーリーが難解な作品。(人類の進化を描いているのだと思うが)
とはいえ驚異的な映像美とおそらく誰でも聞けばわかるであろうクラシックとの融合はとにかく素晴らしい。

2022/01/06

2022/01/07

90点

購入/DVD 
字幕


昨年暮れにパソコンが突然クラッシュ。初売りでパーツを講習して復旧作業がようやく落ち着いた。そんなこんなでカミさんが毎年見ていたウィーンフィルハーモニー交響楽団による恒例のニューイヤーコンサートをお付き合いで見ることはなかった。が、ヨハン・シュトラウスのあのワルツでこの映画が見たくなった。
何の前触れもなく真っ暗な画面に不気味な序曲・・・MGMのロゴマークが現れるがあの咆哮はない。冒頭の原始人類たちのエピソードだけでも十分1本のドラマが成立している。謎の物体モノリスに触れたことで道具を使うすべを身に着けた祖先たち。その道具は武器となりテリトリーを脅かす敵を打ちのめす。勝利の雄たけびとともに空へ放り投げられた道具=武器が宇宙船にかわる・・・それまではなかった、そしてもう現れない唯一無二の傑作。

2021/12/05

90点

映画館/大阪府 
字幕


黒いせきぶつこわかつた

2021/07/31

2021/11/12

70点

映画館/大阪府/TOHOシネマズくずはモール 
字幕


スクリーン10(午前十時の映画祭)

2008/07/16

2021/11/09

100点

映画館/東京都/東劇 


壮大な映像と音楽のシャワー

ネタバレ

もしかしたら制作者には
深遠なテーマと
練ったストーリーと
秘めた伏線とがあるのかも知れないけれど、
わたしにとっては、
原作の粗筋をなぞることだけは守り、
後は制作者が好き勝手にヒラメキで装飾した映画に思えた。

で。
普段のわたしなら
これを難解だゲイジツだなんだと
思考停止するところだけれど、
映像と音楽に圧倒されて、
ただそれらを浴びることに
心地よさを覚えてしまった。

わたしにとってはそんな映画だった。


ディスカバリー号は精子を象徴し、
あの形状となっているという。

ならば向かう先である木星は卵子と言うことか。
そしてラストシーンの大きな胎児は、
ディスカバリー号の木星への到着
=受精によって誕生した
ということの象徴なのか。


モノリス文明はヒトに知恵を授け、
木星にまで辿りつくまで進化したとき、
ヒトの代表者としてボーマン船長に
別次元文明の知の集大成
(小さなお子様ならヒキツケを起こしそうな特別映像など)
を見せることで、祝福したのか?

でも、それにしては
ボーマン船長の表情には苦悶や疑念や混乱しか見られない。

また、祝福するには余りに殺風景なロココ調?の部屋は何だろう?
まるで監獄のようにそこでボーマンは年老いて行ったように見える。


HAL9000の反乱は、
頭の良さを鼻にかけていたのに
間違いを指摘されてキレたガキの行動のように見えた。
そういう意味では
「感情を持つコンピュータ」
というのも間違いではないのだろう。


劇中の「Intermission(休憩)」。
モノリス文明がボーマンに見せた特殊映像。
クラシック音楽の採用。
間(静寂)。
「エヴァンゲリオン」ってこの映画の影響が大なんだと初めて知る。

木星とその衛星?が直線に並び、
その間にモノリスが水平に交わったとき、
ボーマン船長への大量情報投入が始まったことから、
それは十字、
つまり「神」的存在であることを示しているのかな。