母親がホテルの一室で赤ちゃんを産んでなくなったため、カソリックの孤児院に預けられてたフランセス・ケーン=フランク(ジョン・ドルー・バリモア)は長じてから彼がユダヤ人であることを知る。そして宗教が違うと言うことで孤児院を追い出される。一方ユダヤ人とからかわれていたマーティン(スティーブ・マックイーン)を助けたことから親友になり、彼の家で女中をしているジュリー(リタ・ミラン)と仲良くなる。
しかしフランクをかわいがってくれたギャングのボスが襲撃されたため、彼女と別れニューヨークを去って行く。
ここからジュリーはギャングの情婦とされ、マーティンは検事に、フランクはギャング組織のとりまとめ役にとそれぞれの人生が変わっていく。
そこそこに面白い。マックイーンが主役ではなく、脇役だが、準主役のような扱い。
ユダヤ人はなぜ嫌われるのか。宗教的なものと、ユダヤ人が金儲けがうまいことなどから来るのかなあ。この映画でも結構ユダヤ人を差別している。当時のアメリカ社会の常識だったようだ。