“ナショナル・ランプーン”ヴァケーション・シリーズ第3作
今回は、絵に描いたような古き良きアメリカのクリスマスを実現しようと、グリズワルド家のパパ、クラーク(チェヴィー・チェイス)が大奮闘。シリーズ中、唯一“家族旅行”に出掛けない作品です。
出演は
パパのクラーク(チェヴィー・チェイス)
ママのエレン(ビヴァリー・ダンジェロ)
この2人はシリーズ通して同じです
今回は娘オードリー役に、若き日のジュリエット・ルイスが出演。いつもパパに「ラス!」と頼りにされる息子ラスティはジョニー・ガレッキです。
グリズワルド一家が、本物の“もみの木”を探すため、郊外をドライブするシーンから映画は始まります。が、これがかなりのカーチェイスなんですね!(笑)。そしてやっとクラークが見つけたもみの木は、とても家の中に入らないような大きな木。しかもクラークはノコギリを持って来てなかった!(笑)
…と最初からハプニング続き(笑)。
古き良きクリスマスを実現するためには大家族で祝うべきだと考えたクラークは、自分と妻の両親たちを招くが、彼らは会えばいつも大喧嘩の犬猿の仲。その上、あの従兄のエディ(ランディ・クエイド)とその家族たちまで招いたから、さぁ大変。家の外回りに派手な電飾を苦労して取り付け、ピカピカ光り輝く家にしたり、プレゼントを買ったり…、クリスマスの準備は着々と(?)進められたが…。
しかし、クラークには、たった1つ悩みがあった。会社から支給されるはずの恒例のクリスマス・ボーナスがまだ届かないのだ!実は、社長が節約のため、今年のボーナス支給を取りやめていたのだった。
古き良きクリスマスを目指していた、良き父のクラークは、ボーナスが出ないことを知って絶望し、暴れ回って家の中はめちゃくちゃになってしまう(ここは徹底的に描かれています。軽快な語り口の本シリーズの中では珍しい描写だなぁと思いました)
事態は社長誘拐事件にまで発展して!SWATまで登場する大騒ぎになるが、ラストは家族の絆と夫婦の愛を確認して、めでたしめでたしのハッピー・クリスマス。
面白いです
ぜひご覧ください