天晴れウォング

あっぱれうぉんぐ|The Hatchet Man|----

天晴れウォング

レビューの数

2

平均評点

50.0(1人)

観たひと

3

観たいひと

1

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1932
公開年月日 未公開
上映時間 0分
製作会社 ファースト・ナショナル映画
配給 ワーナー・ナショナル社
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「夜の大統領」「特集社会面」と同じくエドワード・G・ロビンソンの主演する映画である。原作は早川雪洲が本邦において上演し評判となった「天晴れウォング」でデイヴィッド・ベラスコ、アクメッド・アブダラー合作の舞台劇。それを「悪魔スヴェンガリ」「海の巨人(1930)」のJ・グラップ・アレクサンダーが脚色し、「夜の看護婦」「都会の世紀末」のウィリアム・A・ウェルマンが監督し、「女が第一」「魔天街の銃声」のシドニー・ヒッコクスが撮影した。助演者の顔ぶれは「キスメット(1930)」「繁昌娘」のロレッタ・ヤング、「民衆の敵」のレスリー・フェントン、ダッドリー・ディグス、エドモンド・ブリーズ、タリー・マーシャルその他である。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

所はサンフランシスコの中華街。時は15年前。中華街は二つの私党に別れ、折りある毎に紛擾が絶えなかった。ウォング・ロー・ゲッツはレム・シン党の「刑罰執行者」という家柄で祖先代々鉄斧をとって党の仇を倒す役目を忠実に果たしてきた名誉ある男であった。レム・シン党の有力者が暗殺され、両党の戦端は開かれ、ウォングは敵のスン・ヤ・ミングを殺害するように党の幹部から指令をうける。スンはウォングの幼児からの親友であったが党の神聖な命令もだし難く彼はスンを殺しに赴く。折しもスンは身にかかる運命を察知して公証人を呼び全財産をウォングに譲り、当時6才の娘トーヤが成年に達した暁にはウォングの妻となるべき旨を遺言していた。ウォングが訪れて、彼の使命を告げるとスンは天命と知って悪びれもしないが娘トーヤを必ず幸福にさせるようにとウォングに誓わせる。ウォングはそれを心から誓い泣く泣く親友の首を刎ねた。ウォングはこの店舗をつぎ富裕な商人となり、15年の歳月は夢のように流れた。トーヤは花羞かしき娘となったが軽佻な現代の気になづみ踊り場などに出入りするうちにハリー・エン・ハイと名乗るモダン・ボーイと相知る様になる。ウォングはトーヤの美しくなるのを見ているうちに彼女を深く愛するようになり、ある日彼女に結婚を申し込む。トーヤは亡き父の遺言を知っていたので素直に承諾する。彼女もウォングの親切に感じており、決して嫌いではなかったのである。その時またもや党間の紛擾が勃発したのでウォングは再び鉄斧をとるべく命令されたが彼はことを平和に解決しようとして単身反対党の会議に臨む。反対党の顧問格でマローンというギャングスターがいて、一人強硬なる言辞を弄したがその夜、彼はウォングに倒され紛擾は解決する。帰ってみるとトーヤは留守番の壮士として党から任命されたエン・ハイと近しくしているのであった。ウォングは党の掟に依りエン・ハイを殺そうとするがトーヤが彼を愛していることを知り彼女を離別して自由に委せる。ウォングがエン・ハイを殺さなかったことが知れて彼は党より除名され、彼の店はにわかに衰えた。ウォングは店をたたんで田園に隠遁する。しばらくして彼はトーヤとエン・ハイが故国中国に帰ったこととトーヤが虐待されていることを耳にした。彼は親友スンとの誓約を忘れてはいなかった。彼は決然として、鉄斧をとり出し中国に赴きトーヤの売られている茶館へ行く。トーヤはウォングの姿を見て思わず駆けより、罪を詫びた。茶館の者が遮ろうとするがウォングは彼女を伴って堂々と退出する。一室には神聖な斧の一撃をうけたエン・ハイの亡骸が冷たく横たわっているのであった。

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2021/10/01

2021/10/01

50点

購入/DVD 
字幕


仏陀(ハリボテ)に誓う。

ウィリアム・A・ウェルマン監督による、中国人街・親友・年の差結婚。
🪓💼🦁・・・🚂🚃🚃・・・🥁🪕💃🕺・・・🏮🧨🏮🧨🏮
殺し屋ウォング(エドワード・G・ロビンソン)は親友の娘の幸せを仏陀に誓う・・・。

(噓っぽい茶番劇。
本作の背景、中国人移民の生活実態が完全な創作なんだろう
中国人街の権力闘争、ストーリーが薄っぺらで、リアリティを感じない。誰かのイメージの産物でしょう・・・。)

2018/10/11

-点

選択しない 


2018年10月11日、「2001年宇宙の旅」国立映画アーカイブ、70mm上映。

 突然、他の作品に記録が乗り替わってしまいました。
キネノート、なんか不調です。
「いいね!」してくれた留さん、ありがとうございました。
これはこのままにして、正しい作品名の方に再録したいと思います。
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国立映画アーカイブ、今後、入手困難なチケットが出た時の為にも、このレビューは残しておきます。

IMAX、10月19日より、全国28か所、首都圏12か所で、2週間限定公開を控えてますが、国立映画アーカイブの残る2上映(70mmフィルム)の当日券に挑戦する方のお役に立てばと書きました。

要、身分証明になるもの。(シニアとか学生さんでなくても)

10月14日(日)、最終日になりますが、2回上映です。
開館10時、整理券配布。上映は11時と3時30分。 
   *上映の30分前に、点呼、当日券購入、入場。

整理券枚数は、1回につき100枚から110枚出ます。ホールの定員は310名。立ち見なし。
朝10時の開場時に、2回分の220枚前後の整理券を配布。
1回目か2回目、どちらか片方だけを選べます。
私は10月11日、朝6時15分から並んで24人目でした。
    (整理券番号は、224番になります。)

ぴあで買われた人の、1公演につき200人の後の入場になり、席のいいところは、難しいです。(整理券番号は一番良くて201番、最後は310番前後までという事です。) 《ぴあ券には、最初から1番から200番までの番号が打ってある。》

警備員の方が、人数を数えていて、教えてくれます。
自分の前に200人以上並んでたら、きわどいでしょうか。

肝心のプリント状態は・・・
デジタル処理を施してないので、若干の傷、雑音(音の欠落)、また白い部分は、ハレーション?を起こして、少しチカチカします。(ボケはしません、表現が難しいです。)これは残念でした。
骨董品の部分もありますネ。(プリント自体の意味。失礼ながら映写機も。)

国立映画アーカイブが70mm上映を始めたのは、去年の「デルス・ウザーラ」からだそうです。
 
現在70mmを上映出来る施設は、国立映画アーカイブのみとのこと。
 IMAX70mmはフィルムを水平に流すのに対し、普通の70mmは垂直に流すのですが、現在はIMAXはデジタルのみで、フィルムIMAXは日本にはありません。
 (詳しくは、「IMAXとは? 普通の映画との違いは?~」《いちとせライブラリィ》さんのを読むとよく分かります。)

上映は、途中休憩は15分ありますが、トイレ、めちゃ混み。
上映ホールは2階ですが、2階のトイレよりは1階のトイレの方が空いてます。
ただし、戻るときチケットの半券の提示を求められます。
  
国立アーカイブのスクリーンは、湾曲が少ないので、IMAXの方がいいかも。上方のサイドだけ黒地で隠す部分が多いような気がしました。(ホールのスクリーンよりも、映写部分の方が湾曲しているから?)
椅子は、場所によって《へたり》あり。(悪い席ほど、使用頻度が少なく《へたり》がない?。ロシア映画の時なんかガラガラでしたから。)
椅子に関しては、シネマヴェーラ渋谷、池袋新文芸坐よりわるいです。
(シネコンより、わるいと思います。例:成田HUMAXシネマズのIMAX普通席。ここしかシネコン行ってない。)

退出ミュージックが、ボリューム落として?延々流れます。
 (テアトル東京の時と違い、退出する人は、ほとんどいませんが。)
カーテンの開け閉めのタイミング、照明の落とし方、つけ方など、ワーナーブラザースの指示書通りだそうです。

画面枠外に、字幕別上映。絵に字幕はかぶさらない。
これは、IMAXでは、やらんでしょう。
とても良かったですが、前の席の人は、若干、観にくいかも。

あっと驚く、発掘ショットは無いと思うのですが、少し気になる所はあります。
今晩、確認して書きます。(無いみたいです。猿の赤ん坊は、なんか気になったのですが思い過ごし?)

今日のスターゲイトの視覚感や音響は良かったですね。(もちろん、それ以外も。)
スターゲイトは、もう何百回と見てますが、スクリーンは1978年~1979年のテアトル東京・横浜東宝・九段会館・新宿プラザ以来ですから。やはり自宅で見るのとは、全然違いました。

サラウンド効果では、水場の2族間の争いの《けもの声》、宇宙ステーション内の女性アナウンスが、6チャンネルだなぁという感じ。女性アナウンスの声なんか、完全に頭の上から聞こえたですよ。

月面上のモノリスの強烈電波の音、爆発ボルトの警報音など、自宅じゃ再生不能ですね。
(昔はよくヘッドフォンで聞いたものでした。)

スクリーンの余韻に浸るべきだったのだけど、家に帰って2007年製作(だと思う。)のBlu-rayを見ました。
序曲も、退出ミュージックも付いて、2時間28分51秒。
中間の休憩ミュージックは2分18秒。
今日の上映の休憩は15分ですから、約13分Blu-rayより長くなるはず。
2時間29分として+13分=2時間42分。
アーカイブ配布の資料は164分、つまり2時間44分。
    2分長いです・・・。誤差の範囲内でしょうか。

照明が半分おちて、序曲が流れた時、一番ドキドキしました。
1969年3月、凱旋興行のテアトル東京で初めて見たのを思い出したです。

アポロ計画が終わった1972年から、何十年も月に行かなくなるなんて。
それが意外だったな。月面に宇宙基地、出来てないし。

宇宙旅行は危険なんですよ、フロイド博士は、寝てばっかりだったけどサ。
(映画見終わって帰宅したら、珍しく《ソユーズ》打ち上げ失敗のニュース、宇宙飛行士は無事だったようです。)

気になったことを思いつくまま書いたので、まとまりが無くてすみません。