第29話「老スパイは死なず」ゲスト:マーティン・バルサム
71点
28話を見てから、2カ月半、お休みしてしまいました。
失礼を致しました。
007回顧、レオーネ回顧をしていて、間が空いてしまいました。
モノクロ第1シーズン最終話であります。
ゲストはマーティン・バルサム。
アンクルの資料課のオッサン(バルサム)が、ソロとイリヤに守られながら敵方の男に変装しての潜入工作です。
2階建てバス1台走らせて、ロンドンという設定。
相変わらずチープですな。
*ヴォーンとバルサムが、作戦を話しながら《あやとり》をするシーンがある。
二人とも、見事にしっかり出来ている。
私はと言うと出来ない。
小学校の時、男で《あやとり》をしてた奴、いたかなぁ?
スパイ小道具、ソロとイリヤとバルサムの演技を楽しんでいたら、半分を過ぎたところでソロさんが肩を銃撃され退場。
以下、ラスト・アクションまでイリヤとバルサムとバルサムの元同僚の中年女性バーバラ・シェリーで、ストーリーを引っ張ります。
出来は悪くないけど、ソロさんの後半欠場で減点。
これは練られた脚本ではなく、ロバート・ヴォーンのスケジュールの関係でしょう。
困ったものです。
序盤の飛行機内シーン、気圧が下がったせいでマッカラムの体が宙に浮き、機外にほおりだされそうになる。
「007ゴールドフィンガー」にも似たシーンですが、合成特撮等なしで、真面目に撮っとります。
監督:ジョセフ・サージェント
脚本:ディック・ネルソン
音楽:モートン・スティーブンス
撮影:フレッド・コーネカンプ
マーティン・バルサム
何と言っても「十二人の怒れる男」ですが、リアルタイムで見て印象深かったのは、イタリア映画「警視の告白」です。
終局の、バルサムとフランコ・ネロは、50年間、再見してないのにハッキリ覚えているなぁ。
あとジョセフ・サージェント「サブウェイ・パニック」にも、キーパーソンで出演。
バーバラ・シェリー
イギリスのテレビ女優さんっぽいが、劇場映画では「火星人地球大襲撃」というハマーフィルム制作のSF珍品に出てます。
《映画秘宝》で、「2001年宇宙の旅」に影響を与えたと評された作品。
チープですが、SF好きなら必見です。
《クォーターマス博士シリーズ第3弾》