こちら、監督:ラオール・ウォルシュ「影の栄光 Uncertain Glory」(1944)のレビューです・隠れた傑作
2022年6月25日に鑑賞。DVDにて。1時間41分59秒。スタンダード・黒白。THOMSON PRODUCTION=WORNER BROS.-FIRST NATIONAL PICTURE。英語発声、一部、ドイツ語。評価90点。
本作はドイツ占領下のフランスを舞台にする友情、レジスタンス、恋愛をサスペンスフルに描く傑作である。なぜ日本未公開なのか。脚本の描き込みが素晴らしい。予測できない展開が何回も続く。この脚本と主演2人、エロール・フリンとポール・ルーカスの演技が素晴らしい。
・「影の栄光 Uncertain Glory」(1944)
監督:ラオール・ウォルシュ Raoul Walsh 、脚本:Laszlo Vadnay、Max Brand、原案:Laszlo Vadnay、Joe May、撮影:Sid Hickok、音楽:Adolph Deutsch である。
出演は、エロール・フリン Errol Flynn(ジャン・ピカール/強盗殺人犯)、Paul Lukas(マルセル・ボネ警部/パリ警視庁)、新人Jean Sullivan(マリアンヌ)、Lucile Watson(マレ夫人)、Faye Emerson(ルイーズ)、Sheldon Leonard(アンリ・デュヴル)、James Flavin(機動憲兵隊大尉/フランス人)、Felix Basch(ゲシュタポ少佐)、Douglas Dumbrille(警視総監ラファージュ)、Dennis Hoey(刑務所長)、Francis Pierlot(司祭)、Odette Myrtie(ボネ夫人)ほか。