裏切りのサーカス

うらぎりのさーかす|Tinker Tailor Soldier Spy|Tinker Tailor Soldier Spy

裏切りのサーカス

amazon
レビューの数

232

平均評点

75.5(1432人)

観たひと

2108

観たいひと

280

All rights reserved. (C) 2010 StudioCanal SA.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 イギリス フランス ドイツ
製作年 2011
公開年月日 2012/4/21
上映時間 128分
製作会社 Studio Canal
配給 ギャガ
レイティング R-15
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/ドルビーSR

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ジョン・ル・カレの小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を、「ぼくのエリ 200歳の少女」のトーマス・アルフレッドソン監督が映画化。英国諜報組織に潜むソ連の二重スパイを捜し出すために、引退生活から呼び戻されたベテランスパイの姿を描く。出演は「赤ずきん」のゲイリー・オールドマン、「英国王のスピーチ」のコリン・ファース。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

東西冷戦下、英国情報局秘密情報部MI6とソ連国家保安委員会KGBは熾烈な情報戦を繰り広げていた。そんな中、英国諜報部<サーカス>のリーダー、コントロール(ジョン・ハート)は、組織幹部の中に長年にわたり潜り込んでいるソ連の二重スパイ<もぐら>の存在の情報を掴む。ハンガリーの将軍が<もぐら>の名前と引き換えに亡命を要求。コントロールは独断で、工作員ジム・プリドー(マーク・ストロング)をブダペストに送り込むが、ジムが撃たれて作戦は失敗に終わる。責任を問われたコントロールは長年の右腕だった老スパイ、ジョージ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)と共に組織を去ることとなる。直後にコントロールは謎の死を遂げ、引退したスマイリーのもとに<もぐら>を捜し出せという新たな命が下る。標的は組織幹部である“ティンカー”ことパーシー・アレリン(トビ―・ジョーンズ)、“テイラー”ことビル・ヘイドン(コリン・ファース)、“ソルジャー”ことロイ・ブランド(キアラン・ハインズ)、“プアマン”ことトビー・エスタヘイス(デヴィッド・デンシック)の4人。過去の記憶を遡り、証言を集め、容疑者を洗いあげていくスマイリー。浮かび上がるソ連の深部情報ソース<ウィッチクラフト>、そしてかつての宿敵・ソ連のスパイ、カーラの影。やがてスマイリーが見い出す意外な裏切り者の正体とは……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年5月上旬号

WOWOW×KINEJUN 今月はコレ!:第11回 「裏切りのサーカス」

2012年6月下旬号

読む、映画:「裏切りのサーカス」

2012年5月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作24作品、72本の批評:「裏切りのサーカス」

2012年5月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「裏切りのサーカス」

キネ旬セレクト:「裏切りのサーカス」

2024/04/19

2024/04/24

99点

映画館 


緻密で静かな調査、大胆な謀略、裏切りと信頼、人に話せないスパイならではの悲しみ……。すべてが完璧に配置されて本当にパーフェクトな映画に仕上がっている。

英国諜報機関内の裏切り者(モグラ)を暴き出す。国を超えた巨大な陰謀と入り組んだミニマムな人間関係、ミステリーとしての完成度、スパイ映画史最高の大傑作。
複雑過ぎて1-2回程度では理解しきれないのだが、哀しみとロンドンの湿度を帯びた映像に飲まれるのだ。

上映権切れるため国内最終上映。たぶん5回目か6回目だけど過去一番良かった。良すぎて頭がぼーっとするくらい。

全編を覆うロンドンとスパイ組織、人の湿度。これはほんとにフィルム上映じゃなきゃダメだ。物語の面白さだけでも映画史に残るけど、それ以上に大きいのはあの映像の湿度と音楽なんだ。最後に新文芸坐さんありがとう

2024/04/06

2024/04/06

42点

選択しない 
字幕


退屈な演出

良い顔ぶれが揃っているが、揃えただけ。

2024/03/01

2024/03/02

60点

選択しない 


二度目の鑑賞

かなり前に観たのでかなり忘れていましたが、こんなにもたついた展開だったのかと、二度目の鑑賞は退屈でした。

2023/11/23

2023/11/24

80点

レンタル/新潟県/TSUTAYA/蔦屋書店 竹尾インター店/DVD 
字幕


一見の客お断り

◎ 3日前に観たばかりだが、4度目になる鑑賞。冒頭でコントロールとスマイリーがサーカスを去っていく場面がゆっくりと描かれる。出演者やスタッフの名前が出る並ぶこの場面からして、多くの情報が盛り込まれている。ゆっくり歩く2人を見送るサーカスの同僚たちのそれぞれの姿や表情。こんなものは初めて観た観客には全く意味をなさない。この映画は、最初から一見の客お断りになっているのだ。
◎ シーンを一つ一つ確認して観ていくと、4度目にしてようやく全体像が見えてくる。それでも、最後にスマイリーの妻のアンが帰ってきていたなんて、言われても分からないよなあ。

2023/11/20

2023/11/21

80点

レンタル/新潟県/TSUTAYA/蔦屋書店 竹尾インター店/DVD 
字幕


まだまだ

◎ 5年ぶり3度目の鑑賞。ストーリーの流れはさすがに以前よりも把握できるようになったが、物語の要点要点でジャーンと音楽を鳴らして分かりやすく示すような作り方がそもそもされていない。ほのめかしシーンが多い。そのため、まだまだ分かったような分からないような。
◎ たぶんこれは原作を気に入って2回以上読んだ観客のために作ってあるのだろうというのが、3回観た時点の結論になる。

2023/07/23

2023/07/23

70点

映画館/神奈川県/ムービル 


うーむ

これは相当に難しい。一度で理解するのは無理だろう。
大まかなストーリーは分かったんだが、もぐらが誰であるかということが明らかになるプロセスが追いつけてない。一番重要な部分だというのに。

解説を読んで、もう一度、観ると面白いだろうということは想像できるが、その気力がない。

読み解くことに注力してもね。ってのは負け惜しみか