アイ・ラヴ・ピース

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アイ・ラヴ・ピース

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レビューの数

2

平均評点

61.3(7人)

観たひと

10

観たいひと

2

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2003
公開年月日 2003/12/20
上映時間 108分
製作会社 「アイ・ラヴ・ピース」製作上映委員会(製作会社*こぶしプロダクション 製作協力*ハートフル・ウィング=中村ブレイズ)
配給 「アイ・ラヴ・ピース」全国配給委員会(インディーズ=こぶしプロダクション=ハートフル・ウィング)
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 不明
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 DTS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督大澤豊 
脚本山本洋子 
大澤豊 
脚本協力麦野仁紀 
プロデューサー佐々木裕二 
川崎多津也 
宇野京子 
中嶋春喜 
プロデューサー(アフガニスタンスタッフ)ヌールラー・セイフィ 
撮影監督岡崎宏三 
第二班撮影(アフガニスタンスタッフ)宇井忠幸 
特殊効果(アフガニスタンスタッフ)ゲヤス・ボセット 
美術春木章 
装飾相田敏春 
音楽佐藤慶子 
主題歌小野正利
(「I wish~I hope」)
録音本田孔 
音響効果福島幸雄 
瀬谷満 
照明古川昌輝 
第二班照明(アフガニスタンスタッフ)関野高弘 
編集境誠一 
衣裳小野今朝義 
スタイリスト安斎美紀子 
アシスタントプロデューサー浅見一史 
製作主任宇賀神幸男 
助監督日垣一博 
スクリプター増田実子 
スチール高岩震 
日本語字幕飯村俊子 
手話監修米内山明宏 
手話コーディネイト妹尾映美子 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演忍足亜希子 花岡いづみ
アフィファ パリザット
林泰文 久保学
宍戸開 日田英夫
ベヘゾート ロスタム
山本圭 中沢龍介
酒井和歌子 中沢紀子
三船美佳 安里美佳
佐藤康恵 山村絵里
田村高廣 榊原教授
星由里子 野川幸
赤塚真人 羽鳥誠
岡崎愛 河島真菜
神田竜弥 高橋翔太
青山裕美 阿沙美
中林正智 芝田先生
佐沢静枝 津田圭子
伊藤奈々 佐々木由加
アックバール・アマディヤール アクバル先生
ラフィ ソーマの姉
ソーマ ソーマ
スィヤル ハシーム
中川絵里 
千葉望 
野崎誠 
品川修 
西山甲造 
伊藤登美子 
高野幸子 
和田朋子 
河原百合 
佐藤正規 
中山宣郎 
竹下真司 
ジャファール・アマディヤール 

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

一人前の義肢装具士を目指す女性聾者と、片足を失ったアフガニスタンの少女との心の交流を描いたヒューマンドラマで、”アイ・ラヴ”シリーズの第3作。監督は「アイ・ラヴ・フレンズ」の大澤豊。脚本は、「金色のくじら」の山本洋子と大澤監督の共同。撮影監督に「アイ・ラヴ・フレンズ」の岡崎宏三があたっている。主演は、「黄泉がえり」の忍足亜希子と新人のアフィファ。文部科学省選定、文化庁映画芸術振興事業「映画制作支援」、大田市市制50周年記念、中村ブレイズ創業30周年記念作品。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

島根県大田市大森の”中沢ブレイズ”で、日本初の聾者の義肢装具士を目指して働いているいづみは、ある日、大学の先輩・日田の誘いでNGOの一員としてアフガニスタンに行くことになった同僚の久保に同行を頼まれ、戦争の傷跡も生々しいカブールへと赴く。滞在期間は10日間。その間に、義足を必要としている人たちの型を取るのがいづみの仕事だ。そんな忙しい毎日の中、彼女はパリザットと言う地雷で片足を失った少女と出会い、義足が壊れて困っている彼女に杖無しで歩ける義足を作ってあげたいと思うようになる。そして、その想いは帰国した後も絶えることはなかった。突然、いづみの前にパリザットが現れた。実は、NGOの資金集めの為に日田が彼女を連れて来たのだ。いづみは、自分の手でパリザットの義足を作ることを決意。果たして、義足は完成したものの、パリザットは杖を放そうとはしなかった。そんなパリザットを時に優しく時に厳しく励ますいづみ。やがてパリザットが日本を離れる日、彼女はいづみたちの前で杖無しで歩いて見せるのであった。それから一年後、再びアフガニスタンを訪れたいづみは、元気なパリザットと再会を果たす。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2003/12/01

2013/06/07

65点

映画館/島根県/松江東宝5 


中村ブレイズ

2003年12月1日に鑑賞。松江SATY東宝1にて。映画の日1000円。
ヴィスタサイズでの上映だったが、スタンダードの映画ではないだろうか。

林泰文いいです。ダリー語(アフガニスタン・カブール)。

2004/01/25

2013/03/30

40点

映画館/広島県/広島サロンシネマ 


生意気を言いますが・・・

ネタバレ

 アフガンの少女アフィファのつぶやきがせつない。「私の国は、私が生まれる前からずっと戦争をしていました。今も戦争をしています。ですから、私は”平和”がどんなものなのかよく分かりません」・・・たかが小学生の少女にこんなに重たいことを言わせる国家とは、一体何なのでしょうか。さらにつぶやきは続きます。「でも、もし”平和”が、地雷の心配をせずに街を歩けることだとしたら、私は”平和”を愛します」、何気ない一言にとても大きな意味がありました。

僕が言いたいのは、多くのお客さんにもっともっとこういう作品に足を運んで、アラブやアフガンなどの世界の実情に少しでも近づいて欲しいということなのです。僕が見た回の観客数は、十人以下でした。

仕方のない部分もありますが、映画に快楽や爽快感ばかりを求めずに、戦争などの「人間の業の深さ」と向き合う作品にも親しんで(?)もらいたいな。生意気を書きましたが、偽りのない本音でした。