スピード王(1950)

すぴーどおう|To Please a Lady|----

スピード王(1950)

レビューの数

2

平均評点

62.0(1人)

観たひと

5

観たいひと

1

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1950
公開年月日 1951/9/11
上映時間 0分
製作会社 M・G・M映画
配給 セントラル
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「仔鹿物語」「緑園の天使」のクラレンス・ブラウンが製作並びに監督に当った1950年作品。脚本は「謎の下宿人」のバリー・リンドンとマージ・デッカーの書き下ろし。撮影は「夢みる少女」のハロルド・ロッソン、音楽は「暴力行為」のブロニスロウ・ケエパアの担当。主演は「帰郷(1948)」のクラーク・ゲーブルと「群衆」のバーバラ・スタンウィックで、「晴れて今宵は」のアドルフ・メンジュウ、「海の呼ぶ声」のウィル・ギア、「凸凹殺人ホテル」のローランド・ウィンタース、その他リラ・ブリッス、エモリー・パーネル、フランク・ジェンクス、ヘレン・スプリングらが助演する。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

新聞・ラジオで大胆なすっぱ抜きをして多数の愛読者を持つ米国一流の女評論家レジィナ・フォブス(バーバラ・スタンウィック)は、自動車競争のヴェテラン選手マイク・ブラナン(クラーク・ゲイブル)がいつも強引な運転をし、今日のレースでも、その為に命を落とした選手が出たことを目撃して、彼の反スポーツマンシップを面罵と、自分の論説で彼を鋭く非難した。そのためマイクはどのレースからもシャットアウトを食い、遂に金を拵えて出直すために曲芸団に入り、危険な芸当を演じた。レジィナとマイクはこうしてことごとく反発していたが、いつしかお互いに愛情を感じているのだった。マイクは金を得ると新車を買い、レースに出場して第2位に入賞し、その夜レジィナとの逢瀬を楽しみ、2人はいっそう愛し合うようになった。招魂祭のインディアナポリスのレースも近づいたある日、レジィナが論説で非難した悪徳保険屋が自殺したと聞き、彼女は自分が殺したような気がすると打ちしおれ、近づくレースにマイクもまた人を殺すのではないかと不安に襲われるのだった。しかし、そのレースでマイクは、見事なスポーツマンシップを発揮してほかの選手のために自分は負傷した。病院のベッドに横たわるマイクの元を訪れたレジィナ。いまや2人の愛には何のわだかまりもなかった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2023/08/28

2023/08/28

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こちら、監督:ミッチェル・ライゼン、主演:バーバラ・スタンウィック「死者との結婚 No Man of Her Own」(1950)のレビューです

2023年8月28日に鑑賞。DVDにて。1時間37分17秒。スタンダード・黒白。MITCHELL LEISEN PRODUCTION。評価=78点。

原作はウィリアム・アイリッシュの有名作である。開巻の列車事故のアイデアが素晴らしい。

ヘレン(バーバラ・スタンウィック)の葛藤があり、母親は最初の電報を見ているので察していたのである。この母親グレイスのLane Cowl いいですね。

・「死者との結婚 No Man of Her Own」(1950)
監督:ミッチェル・ライゼン Mitchell Leisen、原作:William Irish、脚本:Sally Benson、Catherine Turney、音楽:Hugo Friedhofer、撮影:daniel L. Fapp、美術:Hans Dreier、Henry Bumstead、編集:Alma Macrorie、衣装:Edith Head、特撮:Gordon Jennings、Makeup Supervisior:Wally Westmore である。

主演:バーバラ・スタンウィック Barbara Stanwyck(ヘレン・ファーガスン)、John Lund(ウィリアム[ビル]・ハークネス)、Lane Cowl(母グレイス・ハークネス/いいね)、Henry O'Neill(父ハークネス)、Lyle Bettger(スティーブ・モーリー)、Carole Mathews(ブロンドのイルマ/スティーブの愛人)、Phyllis Thaxter(パトリース・ハークネス)、Richard Denning(ヒュー・ハークネス)、Esther Dale(女中ジョージー)、Griff Barnett(医師パーカー)、Harry Antrim(Ty Winthrop)、Catherine Craig(Rosalie Baker)ほか。

2023/07/08

2023/07/08

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『死者との結婚』

ネタバレ

(※)KINENOTEにはバーバラ・スタンウィック主演映画『死者との結婚』レビュー欄が無いので、彼女出演作のコチラに[ネタバレあり]&[評点なし]で記載しておく。


なかなか面白かった!
バーバラ・スタンウィックが『深夜の告白』・『私は殺される』・『血塗られた情事』などのサスペンス映画に出演していた頃のサスペンス映画。

男に捨てられて乗り込んだ列車で、親切な新婚夫婦に出会ったバーバラ・スタンウィックだが、突然の出来事が起こり……という始まり方。
序盤は少しテンポ遅い感じあるが、途中から盛り上がっていき、面白くなる。

しかし、この映画を観ていて「あれっ?」と思ったら、以前観た日本映画『死者との結婚』と同じ展開だ……と気付いた。
松竹映画で、小山明子がバーバラ・スタンウィックの役だった。嫁を迎え入れる優しいお婆さんは東山千栄子だった。
原作小説が同じくする映画化なのでソックリだが、細部がアチコチ異なる。
ただ、小山明子版のレビュー書いてない…(笑)

今回観たのは、コスミック出版10枚組DVDだが、既見3作(シネマヴェーラで観た傑作『遅すぎた涙』など)以外の7作が未見なので購入したもの。あと6作の未見作をキチンと観よう!(笑)