スティング

すてぃんぐ|The Sting|The Sting

スティング

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レビューの数

116

平均評点

85.0(991人)

観たひと

1524

観たいひと

167

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ / サスペンス・ミステリー
製作国 アメリカ
製作年 1973
公開年月日 1974/6/15
上映時間 129分
製作会社 ビル/フィリップス・プロ作品
配給 ユニヴァーサル映画=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1930年代の暗黒街のメッカ、シカゴでは血を血で洗うギャング戦争が日常茶飯事のごとく起こっていたが、一方その道のエリートと自認する連中のあいだでは、血なまぐさい暴力沙汰を軽蔑し、頭脳で相手を出し抜くことを粋とする風潮があった。これは、そのコンマンと呼ばれる詐欺師の物語。製作総指揮はリチャード・D・ザナックとデイヴィッド・ブラウン、製作はトニー・ビル、マイケル・フィリップスとその妻ジュリア・フィリップス、監督はジョージ・ロイ・ヒル、脚本はデイヴィッド・ウォード、撮影はロバート・サーティース、美術はヘンリー・バムステッドとジェームス・ペイン、編曲はマーヴィン・ハムリッシュ、ピアノ演奏はスコット・ジョプリン、編集はウィリアム・レイノルズが各々担当。出演はポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・シヨウ、チャールズ・ダーニング、レイ・ウォルストン、アイリーン・ブレナン、ハロルド・グールド、ジョン・ヘファーナン、ダナ・エルカー、ジャック・キホーなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

<下ごしらえ> 1936年。シカゴに近いジョリエットの下町で道路師と呼ばれる詐欺師3人が通りがかりの男から金を奪った。これがこの物語の事件の発端である。数日後、主謀者のルーサーが死体となって見つかった。仕掛けた男はニューヨークの大親分ロネガンの手下で、賭博の上がりをシカゴに届ける途中、3人組に金を奪われた男だった。大組織に手を出した当然のむくいとしてルーサーは消されたのだが、組織の手は一味の1人フッカー(ロバート・レッドフォード)にものびていた。ルーサーの復讐を誓ってフッカーはシカゴのゴンドルフを訪ねた。だが頼みとするドンドルフは、ギャング同志の争いでFBIから追われ、今では売春宿に幸うじて身を隠している有り様だった。しかし、親友の死を知ったゴンドルフ(ポール・ニューマン)は、相手がロネガン(ロバート・ショウ)と聞き目を輝かせた。 <シナリオ> その日から2人は、ロネガンの身辺を洗い、彼がポーカーと競馬に眼がないこと、近くシカゴを訪れることなどを調べ上げた。ゴンドルフは急ぎ昔の仲間を集め、シカゴの下町にインチキノミ屋を構えた。 <ひっかけ> シカゴに向かう列車の車中で、ロネガンはいつもポーカー賭博をやると聞いたゴンドルフは、その仲間入りをし、いかさまでロネガンを大きくへこませた。しかも、ロネガンのサイフはゴンドルフの情婦にスリ取られていたために負け金を払うことも出来ない始末だった。 <吊り店> 翌日、ロネガンの宿にゴンドルフの勝金を取りにきたフッカーは、ゴンドルフのポーカーがイカサマであることを告げ、頭にきたロネガンに負け金の何十倍も稼げる話を持ち込んだ。それによると、ゴンドルフの経営するノミ屋に電送されてくる競馬の中継は、電報局の局長を組んで2分程遅らせて放送しているので、実際にはすでにゴールしている馬券を買えるから、ゴンドルフを破産させるのは訳がないをいうのだ。その代償として、ゴンドルフの縄張りを自分にくれというのがフッカーの条件だった。 <しめ出し> だが、彼らの活発な動きはFBIの目にとまり始めていた。フッカーを追うスナイダー(チャールズ・ダーニング)という悪徳警官もうろついている。ロネガンはフッカーの持ち込んだ話が信用できるのかどうか、あらゆる手を打ってフッカーをためしていた。そしてついに、50万ドルの大金を注ぎ込むことにしたロネガンは、自らノミ屋に出向いた。 <最後にぐっさり> ロネガンが50万ドル注ぎ込んだレースが始まった瞬間、ノミ屋にFBIが踏み込んできた。ゴンドルフは自分を裏切ったフッカーを射殺し、そして自らもFBIの銃弾に倒れた。店内は蜂の巣をつついたような大騒ぎになり、ロネガンはFBIに連行された。だがこれは、FBIまでふくめたすべてがゴンドルフの書いた筋書きだったのだ。こうしてゴンドルフとフッカーは見事ロネガンを再起不能な状態に陥れた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2010年11月下旬号

午前十時の映画祭:「スティング」「明日に向って撃て!」

1975年2月下旬決算特別号

特別グラビア 外国映画ベスト・テン:フェリーニのアマルコルド/叫びとささやき/映画に愛をこめて アメリカの夜/スティング/ペーパー・ムーン/ブルジョワジーの秘かな愉しみ/ジーザス・クライスト・スーパースター/黒い砂漠/デリンジャー/エクソシスト

特別グラビア 読者のベスト・テン 外国映画:スティング/ペーパー・ムーン/映画に愛をこめて アメリカの夜/エクソシスト/叫びとささやき/フェリーニのアマルコルド/パピヨン/ジーザス・クライスト・スーパースター/燃えよドラゴン

1974年7月下旬号

外国映画紹介:スティング

1974年5月上旬号

グラビア:ジョージ・ロイ・ヒル監督 「スティング」

「スティング」アメリカ映画のひさびさの面白さの世界:

シナリオ:スティング

1974年4月下旬号

キネ旬試写室:スティング

1974年3月上旬号

グラビア:ショージ・ロイ・ヒル監督 「スティング」

2019/10/29

2019/11/03

80点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズららぽーと横浜 
字幕


今回発見したのは

ネタバレ

詐欺で取った大金が賭博の売上金だったため賭博組織から仲間を殺された若い詐欺師が、伝説の詐欺師と組んで賭博の黒幕に大きな詐欺を仕掛けて大金を取る。
ストーリー痛快、音楽軽快、観客爆笑の有名な作品。公開時にも見たし、午前10時の映画祭でも見ている。それでも発見があってうれしくなってしまう。
今回発見したのは、冒頭で殺害されてしまう黒人の仲間を演じたロバート・アール・ジョーンズは後に「人間の証明」で被害者の父親を演じる俳優で、ずいぶん声のいい人だなあと思っていたら、「スターウォーズ」シリーズでダースベイダーの声を演じるジェームズ・アール・ジョーンズのお父さんだった。だからというわけではないが、ちょっとダースベイダーの声に似ている印象だった。名前がジェームズとロバートの違いしかないんだから、もっと早く気づけよという気もするけど。
そんなわけで、かつて見た作品でも再度見てみると新発見があってそれも楽しめる。

2019/10/27

2019/10/27

-点

映画館/東京都/立川 CINEMA CITY/TWO 
字幕


何度見てもこのテンポの良さに唸る

やってるとつい見に行ってしまう作品の一つ。ピーター・ボグダノヴィッチ監督『ペーパームーン』と並んでコンゲームモノの代表的な作品。コンゲームとは主人公が騙したり、騙されたりとストーリーが二転三転しながら展開する話。本作は、特にコンゲームの面白さ、怖さを深刻になりすぎない程度のいわば、丁度いい塩梅で描いたところに古典的な地位を得たゆえんがある。

何よりこの映画、スコット・ジョプリンのラグタイムミュージックのスコアを多数使った音楽が作品を深く印象づける。音楽を担当したマービン・ハムリッシュの編曲の妙である。何度見ても「面白い始まりかたをするものだ」と感じる。緩急のある「エンターティナー」の心地よいメロディーに乗せてポートレート映像と共に出演者のクレジット。まるでエンドロールのように。そして古い本のページをめくるかのように、物語が展開されていく。

最初のフッカーによるカモりは「イージー・ウィナーズ」を使って軽快に。いい掴みかたをする。と思いきやその金はドイル・ロネガンがおさめる組織の上がりだったというオチがつく。詐欺師の師匠ルーサーをロネガンの手先によって殺され、自らも追われる立場となったフッカーは、稀代の詐欺師ゴンドーフを訪ね彼のもとでロネガンへの復讐を誓う。電信を使った詐欺。ここで人集めから大舞台を作り上げていくテンポを「パイナップル・ラグ」が盛り上げる。そして大勝負前夜、しっとりとした「ソラス」の調べでフッカーとゴンドーフのそれぞれの一夜を描く。大一番を決めたあとは、またまた軽快な「ラグ・タイム・ダンス」で幕。実に潔い映画ではないか。

この作品、爽快感と同時に意外性に支えられて不朽の名作の座を獲得した。見ている我々は、ロネガンを騙す全ての段取りを押さえていく。もう一方でゴンドーフは我々を騙すもう一つのコンゲームを用意している。そんな意外性に見終えてポカンとしてしまう。まるでチャールズ・ダーニング演じるスナイダー警部補のように。

2019/10/22

2019/10/23

100点

映画館/東京都/TOHOシネマズ日比谷 


騙されることが嬉しい

ネタバレ

何度も観てきた大好きな映画。

なので、どんでん返しにも驚かない。けど、見返すたびになるほどなと思う。

ドネガンを騙すのを観させて、しっかり観客も騙す。騙されて快感である。

もっと大人になってから初回を観たかったかな。

おまけ

今回、どうでもいい部分が気になった。
50万ドルでいいのかである。30人いたとして、一人の取り分は1万5千ドルに満たない。(傾斜配分はあるにしても)
ポーカーの際に一晩で2万ドル巻き上げてる。効率はこっちがいい。
経費もかなり掛かってるし。

で、50万ドルは打撃か?
今回、最初に気がついたのが、ダイナーでのミートローフのセットの値段。85セント。
推測するに物価は今の10分の1。20分の1でも良い。
20分の1とすると今の価値で1000万ドル。10億円を少し超えるくらい。

ドネガンが、ムキになったものの、諦められる金額と言えなくものない。

復讐となったのかな?

当時はビリオネアは相当だったかなあ。

いや、だから何ではない。

2019/10/21

2019/10/21

85点

映画館/東京都/立川 CINEMA CITY/TWO 
字幕


忘れてるけど覚えてて。

高校生の頃に観て以来だけど、ストーリーは忘れているけど覚えてて、やはり、驚けなかった。でも、覚えていない場面も多く、面白く観られたが。
ロバートレッドフォードがカッコ良かった。「普通の人々」(確か出てたはず?)を見直したい気分になった。

2019/10/20

2019/10/20

76点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
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楽しむ余裕

映画を観ていたあの頃、10代に映画館で観て以来、二回目である。

 今回の大仕事を、ロバート・レッドフォードは復讐であるのに対して、ポール・ニューマンの方は楽しむためさ、と言った。この"楽しむ“という点に対して、スタッフもキャストも集中しているように思われる。
 また、ポール・ニューマンの詐欺のキャリアは300人という百戦錬磨で、冷静で余裕がある。この落ち着きが全編にある。

 時代背景は世界恐慌の暗い世相でありながら、どんな状況であっても楽しむことこそが人生なのであり、それを示すことが映画であるとした良心作であると思う。

2019/10/12

2019/10/15

80点

映画館/香川県/イオンシネマ宇多津 
字幕


「いっちょ カモろうぜ!!」

午前十時の映画祭で鑑賞。

過去に一度鑑賞。
二十年ぶりくらい。
初回観た時が素晴らしすぎただけに期待しすぎた。
オチがわかっているだけに初回ほどのインパクトはなかった。

とはいうものの素晴らしい映画であることは間違いない。
テーマ曲も進め方も綺麗。
まさに「ジ・エンターテイナー」。