カードが暖炉に投げ込まれ、ギャンブラーのスタビー(ファビオ・テスティ)は牢屋に投獄される。娼婦バニー(リン・フレデリック)、浮浪者クレム(マイケル・J・ポラード)、黒人バット(ハリー・ベアード)といった面々と牢をシェアし、そこでも賭け事をしている。牢から出ると街は覆面集団による襲撃により死体だらけで、馬車によって4人は320kmの旅に出る。モルモン教の一行と4人は出会い、合流し、そして別れる。かと思えば、メキシコ人の狙撃手チャコ(トーマス・ミリアン)と出会い、この男は馬車から次々と飛ぶ鳥を撃ち落としていく。
チャコは、いつの間にか4人を暴力と麻薬で支配している。チャコは悠々とバニーを犯し、クレムの足を撃ち、また悠々と去っていく。クレムを担架で運びながら、また4人の乾燥地の旅はスタートする。
しかし、この地にも雨が降り、雷鳴が響く。廃墟となった鉱山町で雨を避けている4人は濡れた服を脱ぎ、裸で過ごしている。腐ったネズミの肉を食い、墓守であったバットは墓の銘を読み始め、予兆もなくクレムは死んでいく。彼の死に際し、彼は神父のようになってバニーとスタピーの仲と結びを誓わせる。バットは、死んだクレムの尻の肉をバニーとスタビーにふるまい、旅は女と男の二人きりになってしまっている。それでもまた神父サリバン(アドルフォ・ラストレッティ)が二人に合流してくる。
女のいない街でバニーは産気づく。この街も鉱山に関係しているらしい。付近には積雪がある。女は悲鳴をあげ、同時に外に待機し、生まれてくるであろう赤子の男女と眼の色と体重を賭けの賭けの対象とし騒いでいた男たちは静止する。赤子の声も聞こえる。バニーは出産により死に、赤子のための寄付金が募られる。赤子はラッキーという名を与えられ、洗礼を受け、街に置き去りにされる。
スタビーは警告なしに、チャコ一味を銃撃する。腕を負傷したチャコの前でスタビーは髭を剃り、そのクリームにまみれた髭を剃刀を使ってチャコの顔に振りかける。
時よりテーマ曲が流れてきて、一行の旅気分を盛り上げながらも、旅や人生や生や死の移ろいを演出していく。