恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ

きょうふのまりょくめどぅーさたっち|The Medusa Touch|The Medusa Touch

恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ

amazon
レビューの数

4

平均評点

79.2(12人)

観たひと

19

観たいひと

3

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ホラー
製作国 イギリス フランス
製作年 1978
公開年月日 未公開
上映時間 105分
製作会社
配給 IMAGICA
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

TV映画を数多く手掛けるジャック・ゴールド監督による日本未公開ホラー。フランスから研修に来ている刑事が、ロンドンで起きた殺人事件の担当となった。そこで、刑事は、被害者の精神分析、日記などから犯人に関する異様な手掛かりを掴むことに。【スタッフ&キャスト】監督:ジャック・ゴールド 製作:デニス・ホルト 原作:ピーター・ヴァン・グリーナウェイ 脚本:ジョン・ブライリー 出演:リチャード・バートン/リー・レミック/リノ・ヴァンチュラ/デレク・ジャコビ

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016/04/09

2016/04/09

100点

テレビ/有料放送/IMAGICA BS 
字幕


日本未公開に終わった、最強ディザスター・ムービー。

 出だし、5分、10分見るつもりが、また、やめられなくなる。もう、20回は見たろうか。マイ・ベスト・ムービーである。
 プロローグで犯人は、殺害後テレビを消した。しかしその後、現場検証でヴァンチュラ警部は周りに聞く。「君が現場に着いた時に、テレビはついていたのかね。」と・・・・。ガンガンにテレビが鳴っているのだ・・・。
 殺されているのに、被害者がつけたのだ・・・・。こんな、どうでもよい所に気をつかって演出してるところが、あちこちにあって110分、飽きさせない。
 ダフ刑事がヴァンチュラ警部を、不要に驚かせる所も3回あり、ちょっとあきれるイタズラ心。
 絶妙な倒叙法を使った脚本の結果、スペクタクル・シーンはあるものの地味な作りとなり、公開は見送られたのであろうか。教会・イギリス王室に不遜な映画と、受け止められたか。
 ともあれ、こんにち、こうして完全版で見られるのは、映画ファン冥利に尽きる。
 PS. 劇中のテレビ放送のアナウンサーは、字幕では追っかけるのがキツイので、お好きな方には、スティングレイ社発売のブルーレイの吹替え版を、一度はお薦めする。ここにも、いろいろ伏線が張り巡らされているのだ。
 (オリジナルはヴァンチュラの声は英語役者によって、吹き替えられているで、森山周一郎氏の吹替えも楽しめますよ。もち武藤礼子氏の美声も。)
  まったくの余談だが、わが愛する「女王陛下の007」では、中盤の40分ボンドが変装して他人に成り済ます部分を、ジョージ・レーゼンビーでない役者によって、吹き替えられた。レーゼンビーは怒ったらしい。当然である。彼が1作で降ろされたのには色々、伏線があったのである。 脱線してしまいました。

2015/04/23

2015/04/24

100点

購入/ブルーレイ 
吹替


「アラビアのロレンス」の女性編集者アン・v・コーツの製作・編集監修。

 総ての映画について言えることだが、いろいろな才能が結集して傑作が誕生し、その面白さに観客が感動し涙する。良い意味で、ほとんど奇蹟に近いと言えるのではないか。
 本作では製作を担当したアン・V・コーツという女性編集者の作品リストをみると「ロレンス」はじめ錚々たるものだ。この奇っ怪なる傑作には製作だけでなく、編集監修にもタッチしているとのこと。クライマックスのモンタージュは惚れ惚れする出来だ。
 なおリノ・ヴァンチュラの英語はイギリス俳優によって吹き替えられた。

2014/10/30

2014/10/30

65点

購入/DVD 
字幕

本作で起こった悲惨な事故(原発事故、飛行機がビルに突っ込む)が、その後の現実世界ではすべて起こってしまっているのが怖い。

2013/06/02

2014/10/30

100点

購入/DVD 
字幕


もう何回見たか分からない傑作!

 70年代の「タワーリングインフェルノ」を頂点とするパニック映画と、「エクソシスト」を頂点とするオカルト映画の、奇蹟の合体!
 いかがわしい70年代だからこそ生まれ得たのだろう。そしてイギリスだからこそ生まれたミステリーの味わい。そう、この作品はオカルト・パニック・ディザスター・ミステリーなのだ。倒叙法で語られ、時制混在、伏線張りまくりの、素晴らしい脚本!
 1986年、荻さんの月曜ロードショーで見て以来、もう何回見たか分からない。リノ・ヴァンチュラとリー・レミックも素晴らしいが、とにかくリチャード・バートンの怪演技につきる。
 そして控えめな特撮の素晴らしさ(ブライアン・ジョンソン:スペース1999、スターウォーズ帝国の逆襲)。ハリボテ・ミニチュア・強制遠近法に近い錯覚をも用いたアナログ特撮の味わいは「大魔神」を彷彿とさせる。音楽マイケル・J・ルイスの素晴らしさ。そしてそれをまとめあげたジャック・ゴールドは映画史にその名を残すマイ・カルト監督だ。