スケアクロウ

すけあくろう|Scarecrow|Scarecrow

スケアクロウ

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レビューの数

56

平均評点

75.1(389人)

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631

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53

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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1973
公開年月日 1973/9/22
上映時間 112分
製作会社 ワーナー映画作品
配給 ワーナー映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ヒッチハイクでアメリカ大陸を横断する2人の男の友情を描く。製作はロバート・M・シャーマン、監督は「哀しみの街かど」のジェリー・シャッツバーグ、脚本はギャリー・マイケル・ホワイト、撮影はビルモス・ジグモンド、音楽はフレッド・マイロー、編集はエヴァン・ロットマンが各々担当。出演はジーン・ハックマン、アル・パチーノ、ドロシー・トリスタン、アン・ウェッジワース、リチャード・リンチ、アイリーン・ブレナン、ペニー・アレン、リチャード・ハックマンなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

マックス(ジーン・ハックマン)とライオン(アル・パチーノ)が出会ったのは南カリフォルニアの人里離れた道路であった。マックスは6年の懲役を終えて刑務所から出てきたばかりだった。洗車店を始めるためにピッツバーグへ向かう途中、ちょっとデンバーに立ち寄って、たったひとりの肉親である妹コリー(ドロシー・トリスタン)を訪ねてみるつもりだった。ライオンの方は、5年ぶりに船員生活の足を洗って、デトロイトに置き去りにしたままの妻アニー(ペニー・アレン)に会いに行くところだった。今年5歳になる子供がいるはずだが、男か女さえも知らなかった。その2人は知り合ったとたん気が合った。こうして2人はコンビを組み、洗車屋を始めるために旅をする事になったが、途中、まずデトロイトとデンバーでのそれぞれの用事を済ませる事に相談がまとまった。トラックや汽車を乗り継いでデンバーに着いた2人は早速コリーを訪ねたが、そこで一緒に生活していたフレンチー(アン・ウェッジワース)という女にマックスはすっかりいかれてしまい、ライオンもコリーが気に入った。意気投合した4人は、これからずっと行動を共にしようという事になった。そのためにはまずマックスがピッツバーグの銀行に預けてある金を、ライオンと一緒に引き出しにいく途中、ライオンの妻のいるデトロイトに寄ればいい。ほんのひとときの別れだけれども、お別れパーティを盛大にやろうという事になり、ドンチャン騒ぎが始まった。そのことが原因で町の連中と喧嘩になり、マックスとライオンは30日間の強制労働を課せられた。それを終えると、2人は連れ立って目的地へ急いだ。ようやくたどりついた家の前で、まず電話をしてからと彼は公衆電話へかけ込んで彼女を呼んだ。だが、なつかしさと期待にあふれる彼の気持ちは一瞬にして吹き飛ばされた。アニーは5歳になろうとする男の子の顔を見ながら、出産直前に階段から落ちたために子供が死んで生まれてこなかった事、洗礼を受けていないその子は地獄に落ちたまま永遠に天国へは行けないだろう、そして自分は間もなく再婚すると大声でまくしたてた。それがアニーの悲しい嘘である事をライオンは知る由もない。電話を切ると、ショックを隠して、わざと明るくボックスを飛び出し、表で待ち構えていたマックスに生まれた子供は男の子であった事、しかし女房はすでに再婚しているので会うわけにはいかない事などを話して聞かせた。2人の行く先はもはやピッツバーグしか残っていなかった。ライオンの様子がおかしいのにマックスが気づいたのはその時だった。公園の大きな噴水のそばで子供たちと遊んでいたライオンは、その中の1人をいきなり抱き上げると、氷のような冷たい水の中にザブザブ入って行った。あわてたマックスが、彼を水の中から連れだした。かけつけた車で病院に収容されたライオンは正気に戻るまで当分の間精神療法が必要だという医者の診断であった。その時、マックスの心が決まった。洗車屋を始めるために貯金した金をそっくりそのまま親友の治療費につぎ込もうと。もうライオンとは永久に離れまいと。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2005年9月上旬号

DVDコレクション:第211回 「スケアクロウ」「ナイトムーブス」

1974年8月下旬号

映画批評:キートンのマイホーム/スケアクロウ

1974年2月上旬決算特別号

特別グラビア 外国映画ベスト・テン:スケアクロウ/ジョニーは戦場へ行った/ブラザー・サン、シスター・ムーン/ジャッカルの日/ポセイドン・アドベンチャー/マクベス/探偵-スルース-/激突!/L・B・ジョーンズの解放/ラストタンゴ・イン・パリ

特別グラビア 読者のベスト・テン 外国映画:ジョニーは戦場へ行った/スケアクロウ/ポセイドン・アドベンチャー/ジャッカルの日/フォロー・ミー/探偵-スルース-/ブラザー・サン、シスター・ムーン/ゲッタウェイ!/ロイ・ビーン/激突!

1973年10月上旬秋の特別号

外国映画紹介:スケアクロウ

1973年8月上旬号

グラビア:ジェリー・シャッツバーグのスケアクロウ

ワイドディスカッション 「スケアクロウ」とワーナー映画綜合研究特集:双葉十三郎×小野耕世×河原畑寧×出目昌伸×黒井和男

シナリオ:スケアクロウ

2021/09/01

2021/09/02

74点

その他/ホームシアター 
字幕


ラストシーンが心に沁みる

封切時に見て素晴らしい映画だなと思ったのだが、それ以来見ていなかった。73年封切だから、48年振りか。
冒頭の一本道で乗せて行ってくれる車を待つ二人の男。一本道の両側に立ち車を待つが、車は通り過ぎていくばかり。この荒涼とした絵が素晴らしい。マックスとライオン、彼らは共同で洗車場を経営することを夢見て、南カリフォルニアからピッツバーグまでヒッチハイクで旅をする。典型的なロードムービーだ。
アル・パチーノのおどけたパントマイムや表情は、今見るとちょっとやり過ぎ感があって、正直あまり気に入らないが、いつも厚着をしているジーン・ハックマンはとても魅力的で、行く先々で女性にもてるのも納得だった。
ラストで、一人でピッツバーグ行きの切符を買うジーン・ハックマンが、「片道?往復?」と聞かれて、「往復」と答えるシーンは、彼の覚悟を感じさせて、心に沁みる。靴を大事にしていた理由もここで分かった。
ほとんど忘れてしまっていたので、全く新しい映画のように見ることが出来た。忘却も有り難いものだ。唯一憶えていたのは、あの噴水のシーンだった。

2021/08/10

2021/08/10

46点

選択しない 
字幕


文無し

目覚めの踊りを見に行こう。

2021/06/20

2021/06/21

84点

選択しない 
字幕


素晴らしい作品。生きていこうと思わされる。

人間って、かくも歪で、かくも愛おしい。

2021/06/01

2021/06/01

74点

テレビ 
字幕


二人でひとつ

よくあるロードムービーかなと思いきや、いろいろと考えさせられる。ただ、終わり方がなんとも切ないなあ。

マックスもライオンも、人生をもう一度やり直そうと懸命に生きてるんだけど、互いに不器用なこともあってなかなか前には進めないところが何とももどかしい。

2021/02/26

2021/02/26

60点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


心の病

アル·パチーノは妻に会えず息子も死んだと偽られ精神が崩れてしまう。放ってはいけない。有り金を叩いて行きずりの友を助けるジーン·ハックマン。

2021年

2021/02/25

84点

選択しない 
字幕


邦題は

カタカナの「スケアクロウ」以外に何かないかと考えたけど、確かに難しい。「剽軽者」が原意に近いが、あまりカッコよくない。
最初はライオンがスケアクロウだったのに、徐々にマックスがスケアクロウ能力を身に着けるのはよいのだけど、問題を避け続けてきたマックスが悲しいことになるのが何ともやるせない。
ラストでマックスが片道ではなく往復切符を買うところが染みる。オープニングのtumble weedもかっこいい。
電話のシーンで奥さんが「子供は死んだ」と言っていたが、横にいた子供とは別に本当に死んだのだろうか、それとも隠しただけ?