26世紀青年

にじゅうろくせいきせいねん|Idiocracy|Idiocracy

26世紀青年

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レビューの数

23

平均評点

66.0(138人)

観たひと

211

観たいひと

22

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ
製作国 アメリカ
製作年 2006
公開年月日 未公開
上映時間 85分
製作会社
配給 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

『モーテル』のルーク・ウィルソン主演による近未来SFコメディ。米国防総省から極秘の冬眠プログラムの実験台に選ばれた、“平均的なアメリカ人”のジョー。500年後に目覚め、レベルが下がった合衆国民の中で最もインテリな人間となってしまう。【スタッフ&キャスト】監督・製作:マイク・ジャッジ 製作:エリーサ・コプロヴィッツ 音楽:セオドア・シャピロ 出演:ルーク・ウィルソン/マーヤ・ルドルフ/ジャスティン・ロング

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

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2024/03/24

2024/04/05

65点

レンタル 
字幕


完全無欠なおバカ映画。

ネタバレ

まずは自虐的な未来予想図が描かれる。高いIQを誇るカップルは子作りに慎重。一方、IQの低い連中は
避妊もせずにバンバンセックスに励み、浮気もお盛ん。どちらにせよバカな子供が量産される。IQの高い
子供は絶滅危惧種になってしまった。さて、どうなるアメリカの未来?

アメリカ軍は秘密裡に人間冷凍催眠の実験を試みた。実験体に選ばれたのが、軍の中でも最も平均的な
人物ジョー・バウアーズで、兄弟がなく親も亡くなっていて好都合だった。女性の方は売春婦リタが、ヒモの
アップグレードが無罪になるように司法取引をして、実験に参加することになった。人工冬眠は一年間。
ところが、実験の責任者が麻薬の不法所持と売春斡旋で逮捕されてしまった。軍は実験を放棄、施設は
解体。ジョーとリタの二つの冬眠機は打ち捨てられ、誤作動、なんと500年後に冬眠の解除となった。

この500年後のアメリカはゴミの山、人々はバカ顔、スポーツドリンクしか飲まない怠惰な生活。植物は
育たず、砂嵐ばかり。ジョーは不審人物として警察に逮捕されてしまう。弁護士フリートのバカさ加減で有罪
判決。刑務所で知能検査を受けたが、これが史上最高得点で、ホワイトハウスにスカウトされることになった。
政府の閣僚たちもおバカばかりで、ジョーは期待される新人に。
大統領に至っては元プロレスラーでポルノスターのカマチョ。彼からジョーは内務大臣に就任。合流したリタ
と弁護士フリートの力を借りて、スポーツドリンクを注がれる農地を改革、水で潤すことに変えた。
コメディなのでホワイトハウスの面々がおバカなのは結構なのだが、浜のヒーさんも指摘するように、おバカ、
アホでも政権内部らしい説得力があれば、さらにはじけたはず。派手なアクションシーンが欲しかったのは
判るが、コロシアムのパートはB級の念押しになり、惜しい出来。

おバカ映画という言葉もあるが、登場人物がすべておバカになってしまった完全無欠のおバカ映画。ここ
までくればカルト映画の仲間入り。トランプ支持のFOXニュースをコケにし、2020年のトランプ支持者たちの
議事堂乱入事件を予言した、とカルト的に持ち上げられた異色コメディ。

2023/10/05

2023/10/10

65点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 


くだらないが暇つぶしにはなった。もっと面白くできたのでは、

2023年

2023/07/19

68点

VOD 
字幕


21世紀の人類に贈る黙示録

だが、21世紀の人類には早すぎた。何度か26世紀の映画への言及があるが、20世紀から21世紀への歩みは映画にとって進歩だったと言えるのか?Idiocracyはもうとっくに始まっているんだよね。

2020/11/26

2020/12/01

65点

選択しない 


意外に厄介なアホたち

ネタバレ

 この手のいかにもアメリカ風なおバカコメディは日本では受けないんだよな、と思ったら案の定劇場未公開だった。主役のルーク・ウィルソンは面白い俳優だけど兄ほど有名ではないし、他にこれといった俳優も見当たらないのでDVDスルーも仕方ない。
 それにストーリーもちょっとバカバカし過ぎだ。でも自分にとってはこの突拍子もない展開が好みでもある。どうせバカバカしいコメディを撮るのだから設定だって思い切りハメを外せばいい。その方がスッキリする。
 一応ジャンルとしてはSFコメディとでも呼ぶのだろうか。ディストピアな未来像が描かれるのは他のSF作品同様だけど、理屈をこねくり回すようなインテリより生殖能力だけのアホたちが生き残った世界という未来像が笑わせる。
 極めてフツーな男という理由だけで人体実験で冷凍冬眠されたジョン(ウィルソン)が目覚めた世界が26世紀。まわりはアホばかりの世界で、そこでは平均値だったジョンも大天才扱いされて・・・というお話。
 エコロジーもわからずゴミの山だらけとなった街並みなんかを見せられると案外的を射ているかもと思える部分も。そんな皮肉もスパイスになっているけど見どころはやはりアホ達が牛耳る世界観の滑稽さか。
 それにしてもバカをバカらしく見せるというのは意外と難しいものなのだなと見ていて思った。いちおう国家らしき共同体で成り立っている世界なのだから、みんなアホの坂田みたいに描くわけにもいかんでしょう。そのアホさのさじ加減が意外と難しい。ただボーッとテレビを見ていればアホというわけでもないし、鈍感さやとんちんかんさだけでも説得力がない。このアホの描き方にもっと説得力があれば、もうひとつ頭が抜けた面白さに繋がったと思うのだが。

2020/04/25

2020/10/22

-点

VOD/U-NEXT 
字幕


軍の計画で極秘のもと人体凍結の実験台にされた男女。1年後に解凍されるはずが、軍が解体され忘れ去られて500年後に目覚めちゃった!しかも未来はバカばっかり!平均的な主人公は天才と称えられ、国の中枢を担うことになり...。コメディなんだけど実際に起こりえそうで怖い。バカになった人類が考えることがセックスばかりで、さらにバカな遺伝子が増えていく負の連鎖。自分たちで考えることをしないと、こうやって社会って腐敗していくんだろうなあ。もしかしてもうその腐敗は始まっている...?深く考えずに観れるけど、深く考えたくなるコメディでした。

2019/02/22

2020/08/03

80点

選択しない 
字幕

いやあ楽しかった!どこに転がっていくかわからない展開に引き込まれた。
病院の受付w
コストコのでかさw
テストw
バカの極みとも言えるような、極端にでかいものやアホすぎる発想に笑っちゃうけど、その世の中じゃ私は周囲を説得して生きていける自信はないw
そんな感じで終始面白いのだが、ふと考えると現代からそのような未来に発展することもあるかもしれない皮肉がたっぷり含まれてて、これぞコメディ映画と思える名作だった。