THX-1138 ディレクターズカット

てぃーえいちえっくすいちいちさんはちでぃれくたーずかっと|THX 1138: The George Lucas Director's Cut|THX 1138: The George Lucas Director's Cut

THX-1138 ディレクターズカット

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レビューの数

15

平均評点

64.9(74人)

観たひと

117

観たいひと

8

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF
製作国 アメリカ
製作年 1970
公開年月日 未公開
上映時間 88分
製作会社 アメリカン・ゾエトロープ
配給 ワーナー・ホーム・ビデオ
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

巨匠、ジョージ・ルーカス監督のデビュー作となったSFドラマ「THX 1138」。2004年にCGを加え再編集されたディレクターズ・カット版。製作総指揮はフランシス・F・コッポラ、音楽はラロ・シフリン。出演はロバート・デュバル、マギー・マコーミー、ドナルド・プレゼンスほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

25世紀の未来。シェルターで暮らす人類はコンピューターによって支配され、さらに番号で管理され精神安定剤の服用を義務付けられていた。THX1138と呼ばれる男は情緒不安定気味だった。コンピューターによって定められた同室者の女・LUH3417は薬の服用をさぼり、そしてTHXと性的に結ばれる。彼女は妊娠するが、この世界では子供は試験管で育てられるため母体での出産は禁じられていた。やがてLUH3417はロボット警官に連行されていく。THX1138も裁判にかかり投獄される。投獄先の施設で、以前からTHX1138に興味を抱いていた元医者のSEN5241と黒人のSRT5555と出逢い、三人は施設から脱出を試みる。しかし廊下は迷路のごとく混雑していて、SEN5241とはぐれてしまう。THX1138はセントラル・ファイル室に入り込んで、コンピューターでLUH3417の現在位置を調べるが、彼女は既に処刑されていた。そして二人の子供である胎児はプラスチックの子宮に入れられていた。一方、司令部はTHX1138たちを逮捕するため、14000クレディットの予算を付けてロボット警官を出動させた。追われる二人。SRT5555は乗り込んだ自動車の運転ミスで激突死してしまう。残ったTHX1138は自動車でトンネルを疾走。ロボット警官もバイクで追ってくる。やがて外の世界への入口を見つけたTHX1138は、はしごをのぼり始めた。ロボット警官も同じようにはしごを登り始めるが、途中で予算が超過したので追跡を中止する。そして逃げおおせたTHX1138は地上に出るのだった…。

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2024/03/31

2024/03/31

55点

購入/DVD 
字幕


ジョージ・ルーカス版「メトロ・ポリス」。ルーカスの永遠のテーマは”変わる”と言う。「アメリカン・グラフィティ」では高校を卒業した少年たちが映画のラスト・シーンで卒業後それぞれ変わっていく。「スター・ウォーズ」はルークが変わっていく姿と父親のアナキンの代わっていく姿が描かれる。この映画で「メトロ・ポリス」を思い浮かべたが大きな違いは「メトロ・ポリス」は支配する側の若者が労働者を開放するが、この映画は自ら変わって、自分を解放していくということ。そうした話を聞いてみると奥深いものが見えてくるが、殺伐とした描写や淡々とした展開が重くなって辛くなる。

2023/06/16

2023/06/17

72点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 


白の空間。

ネタバレ

ジョージ・ルーカスのデビュー作にCG加工して再編集した作品とのこと。オリジナルは未見だが、おそらく70年代初頭頃のセットや特殊効果のチープさを軽減させたと思われる。
暗く陰鬱で途中、退屈も感じたが若きルーカスの才気を感じさせるSFで、行き過ぎた管理社会の怖さを描いていて見応えはある。又、監獄のような所の白一色の空間では一種の前衛的な舞台劇を観ているような面白さもある。冗長ではあったが。
R・デュバルがルームメイトとの間に出来た胎児を人工的に生かしているのを発見する場面はショッキング。女の子のほうは処刑されたという事だろう。
クライマックスで予算オーバーでデュバルの追跡をやめてしまうというのも面白いアイデア。ラストショットも良い。

2019/09/14

2021/01/19

72点

購入/DVD 
字幕


未熟さが心地よい

原点として観たかった作品。
本当は元の状態で観たかったが観られるだけマシ。
監督が内側に何を抱き、秘めていたかを察せられる好材料。

2020/12/17

2020/12/18

70点

VOD/U-NEXT/レンタル 
字幕


抜群のSFセンス

ネタバレ

71年ルーカスのデビュー作。現存するものは2004年のディレクターズカットのみでCGなどの修正が施されたものなので71年当時のものではない。深夜のテレビで30年ほど前に観たのでその時のものはCG修正前のものだったかと思うのでチープだとは思うがそれをもういちど観たかった。とは言え製作当時としてはアイデア勝負で管理された未来世界をセンス良く描いていて見事。ただ以前見た時と同じようにお話し的にはなんとも退屈で最後のカーチェイスのシーンまでは初見時と同じく睡魔との闘いではある。逃亡した主人公を追いかける警官が追跡にかかる予算を超えてしまって撤収するくだりが何とも斬新。そのおかげで彼は脱出に成功というのが面白い。後のスターウォーズに繋がる歴史的価値と抜群のSFセンスが感じられてのこの点数。

2020/09/23

2020/09/23

72点

VOD/U-NEXT 
字幕


以前VHSレンタルで確実に観ているのだが

中盤の白バッグ監獄以外ストーリーを含めてほぼ忘れていた。
大著「スター・ウォーズはいかにして宇宙を征服したのか」を読み始めたのでどうしてもこの巨匠の第一作は再確認しておく必要があったのだ。

フランシスフォードコッポラ製作ということで、むしろ同じ系譜、行ってみればいいとこのようなドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作風に近いところが面白い。もっともルーカスはこの作品に大いに自己嫌悪を感じたらしく、行こうこうした、いってみれば芸術作品は一切撮らなくなった。ここで諦めずにスピルバーグのように両刀使いでトライし続ければあんなに色々言われることもなかったろうに。

確かに訳の分からないところがいっぱいあるけど、1970年代製作ということを考えればかなり画期的だと思う。しっかり面白いし。

じっくり見てみるとスターウォーズのジャワ族の原型らしきものや、C3POのできかけみたいな描写が既にあって楽しい。

2020/02/05

2020/02/05

60点

購入/DVD 
字幕


25世紀コンピュータが管理する人間社会は地下にあった。定期的に薬を投与され精神的な安定を維持されていたはずが・・・。抑えられていた本能のままにルームメイトと愛し合う、しかしそれは管理された社会では許されない行為だった・・・。数字と記号としての文字に整理される人間。飾り気のない真っ白な街。何かに目覚めた主人公はロボット景観を振り切って地上へ逃げていく。なにやら「ブレードランナー」を思い出した。