2013年巳年に鑑賞。脚本がジョン・カーペンター、ホントか?的な1999年製作の怪しい作品。Teleplay by ・・・って出るので、これテレビ映画。確かに、脚本にジョン・カーペンターの名前もある(他に2人の名前もあるが)。
どこぞの動物園に猛毒毒蛇を搬送中のトラック。
ヒッチハイカーを乗せた途端に、タイヤがパンクして、事故。
トラック横転、ケージは破損。
あわれ、運ちゃん、蛇に咬まれて死亡。
ハイカーも同じく、蛇に咬まれて死亡。
それから20年後、事故現場からほど近い田舎の町。
そこでは宅地開発ブームで、すこぶる勢いで大型重機が行き交って、造成中。
野外パーティの最中、パーティを抜け出した若いカップルの片割れが、蛇に咬まれて死亡したのをきっかけに、町のあちらこちらで蛇被害が発生。
新任の消防署長は、建設会社の若い熱血正義派女性と町を守ろうとするが・・・
まぁ、展開は『ジョーズ』と似たり寄ったり。
町長と建設会社社長は被害が出ても知らんぷり。
熱血の消防署長は、友人の爬虫類学者の助けを借りて、というところもそっくり。
これで蛇退治のエキスパートが出てくれば、そのまんまなのだが、残念ながら登場せず。
ただし、似たり寄ったりの展開が功を奏したようで、描写そのものは安っぽいながら、意外と退屈しませんでした。
主役は1981製作の『タイタンの戦い』のハリー・ハムリン。
なお、原題は「SILENT PREDATORS」、沈黙の捕捉者。
だが、ガラガラ蛇なので、音がしてるじゃないか・・・