ジャングルの女王

じゃんぐるのじょおう|The Jungle Princess|----

ジャングルの女王

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ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1936
公開年月日 未公開
上映時間 0分
製作会社 パラマウント映画
配給 パラマウント
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ラジオで人気のあった歌手ドロシー・ラムールの入社第1回主演映画で、マックス・マシーンが書き下ろし、「類猿人ターザン」のシリル・ヒュームがジェラルド・ジェラティー及びガヴアナー・モリスと協力脚色し、「麗しのパリ」のウィリアム・ティーレが監督し、「放送豪華版」のハリー・フィッシュベッグが撮影した。相手役は「結婚設計図」「宝石と女賊」のレイ・ミランドで、「将軍暁に死す」のエイキム・タミロフ、「二つの顔(1935)」のモリー・ラモント、「南海のペーガン」のマラ等が助演している。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

マレー半島の密林に美しい娘ウラアが住んでいた。彼女は子供の時に両親に死に別れ野獣の中で育って来た。ウラアは彼女が育てた1匹の猛虎と、1匹の類人猿とを友達に持っている。ある時この密林に白人の探検隊がやってきた。一行はクリス・パウエルと婚約エーヴァ、それから彼女の父親が主なる者であった。クリスは猛虎に襲われウラアに助けられたが、そのため一行と離れてしまう。ウラアは親切にクリスの負傷を看護し、2人はしばらく一緒に生活することになった。その間にクリスはウラアが原住民たちに「笑う猛虎」として畏敬の念を持って恐れられていることを知ったが、いつしか彼女を恋するようになり、ウラアも彼を思うようになる。探検隊の一行はクリスは死んだものと諦めていた。雨の季節が過ぎるとウラアはクリスを連れて一行のキャンプを探し出した。一行は狂喜したが、美しいウラアとクリスの親しげな有り様を見ると、エーヴァは嫉妬に耐え切れず、彼女と虎が住んでいることを憎み魔女と信じている原住民たちはウラアだけでなく白人全部を捕らえてしまった。狂暴な血にかられて原住民たちは白人を虐殺する準備を始めている。彼らの生命は今や風前の灯となった時、ウラアは大声を上げて猛虎と類人猿に救いを求めた。やがて怒れる虎は原住民の群れに踊り込んで来たが、遂に槍にさされて命を落とす。けれども類人猿は幸いに原住民の手を逃れて密林に姿を消した。と思う間もなく、無数の猿や類人猿はものすごい叫声を発して、原住民の集落を襲撃した。原住民の家は倒れ集落は目茶苦茶となり、恐怖に戦いて彼らは逃走し、白人の命は危うく助かることができた。エーヴァはウラアとクリスの深い愛情を知り、自分の思いを諦めて婚約を解消する。こうしてクリスはこの密林の女王と共に、永くこの地に止まることになった。

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2022/07/16

2022/07/16

-点

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狙われた女

ネタバレ

(※)KINENOTEには、日本盤DVD発売された映画『狙われた女』のレビュー欄が無いので、ドロシー・ラムーアのココに記載する。評点は付けない。



いやぁ~、久しぶりに、最初から最後まで面白いサスペンス映画を観た。

ある売れない作家(アラン・ネイピア)が毎日繰り返し見る夢が「妻を殴り殺す夢」だと精神科医に話している。その精神科医の秘書がドロシー・ラムーア。
その直後、作家の妻が夢の同じように殴り殺される殺人事件が発生。
真っ先に疑われるのは作家だが、彼は大量の睡眠薬を飲んで熟睡していたのを使用人が証言してアリバイは一応あるのだが……という犯人が分からずに、「犯人は誰だ系映画」として物語は進んでいく。
更に、犯人が分かってからも、その後は「最後はどうやって終わるの?」が気になる映画として楽しめる。
なので、全編にわたって楽しめる映画といえる。

ただ、宝石盗難保険の調査員(スターリング・ヘイドン)が、警察関係者以外は立入禁止のはずの現場に、いつも居る(笑)
また、ドロシー・ラムーアの一番近い友人らしき男をダン・デュリエが演じているので、「なんだか、いつも通り、怪しい感じだなぁ~」と思ってしまう(笑)

そして、テンポが速く物語が進み、場面も次から次へと切り替わりながら、飽きることなくドラマが展開される映画。
⇒ いろんなエピソードが盛りだくさんなので、詳細は割愛。


個人的には、川本三郎さんの著書「サスペンス映画ここにあり」で紹介されている55本はサスペンス映画ファン必見の作品ばかり。この55本以外にも面白いサスペンス映画はあるが、最近は「当たり!」が少なくなって来たので、本作はなかなか面白くて満足。

こうした映画があるから、「サスペンス映画」と言われると観てしまう(笑)