ヴァンチェンゾ・マラーノ監督による、麻薬・アクション・サスペンス。
🚓💥🚚🔫・・・✝️⚰️✝️⚰️・・・🛁・・・✏️📃・・・📷・・・⛴️🌉・・・🔫📱
ボルドー税関、麻薬捜査課にパリから麻薬捜査官サンドラ（イングリッド・ショーヴァン）が転属してきた。それは近頃麻薬摘発量が減少し、捜査情報が漏れている疑いがあったからだ。彼女の真の目的は、内通者を見つけることだった・・・。

（派手さは無い。（低予算？）特出する演出もなし、但し、B級感も感じない。さらりと見れるサスペンスドラマ。）
（「内通者」を考える推理ドラマではなかった。怪しい人物、もしかして、という推理は無駄におわる。犯人とおぼしき伏線がないからだ。）

「LA TAUPE」原題は辞書を引いたら「モグラ色の」と出てきた。モグラをさす意味か。
ボルドーの税関と麻薬組織の攻防を描いた映画で、潜入捜査員が物語のキーとなる。
税関側からは麻薬租機器の表看板の港湾業者の会社に女性捜査官がもぐりこんで、
ナンバー２の情婦として情報を取っていた。一方税関側にも麻薬組織に内通する者も
いて、主人公サンドラ捜査官は内情を探るため警察から派遣された。
潜入捜査ものとしたら、かなり込み入った構成で、面白くなるはずだったが、
捜査員と潜入者が女性で、それぞれ色事が入る。要するに盛り込み過ぎで
サスペンスが醸成されるいとまがない。主人公、潜入捜査官、ボス、内通者、
と出演陣に魅力が足りない。まあ、ここらへんが未公開としてパスされたゆえんだろう。
それなりに引っ張られて観るが、邦題にも引用された「インファナル～」には遠く及ばない。