METライブビューイング2011-2012 ドニゼッティ《アンナ・ボレーナ》

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METライブビューイング2011-2012 ドニゼッティ《アンナ・ボレーナ》

レビューの数

1

平均評点

68.6(5人)

観たひと

8

観たいひと

1

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アート
製作国 アメリカ
製作年 2011
公開年月日 2011/11/5
上映時間 255分
製作会社
配給 松竹
レイティング 一般映画
カラー カラー
アスペクト比 16:9
上映フォーマット
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

メトロポリタン歌劇場の最新オペラを字幕付きで上映する“METライブビューイング”に、ドニゼッティ作曲の英国王朝を舞台にした歴史悲劇をラインナップ。「フィガロの結婚」などで活躍するソプラノ、アンナ・ネトレプコ主演で王に裏切られる王妃の物語が綴られる。演出は「イル・トロヴァトーレ」のデイヴィッド・マクヴィカー。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

16世紀のイギリス。王妃アンナ(アンナ・ネトレプコ)の侍女ジョヴァンナを愛人にした国王エンリーコは、逆にアンナを厄介払いしようと企む。そうとは知らないアンナは、追放から許されて戻ったかつての恋人ペルシから迫られてしまう。王はそれを口実に彼女を幽閉。罪の意識を感じたジョヴァンナは、アンナに王の愛人であることを明かし、王と離婚すれば命を助けられると仄めかす。だが、アンナはこれを拒否。新しい国王夫妻の誕生が告げられた時、アンナはもはや正気を失っていた……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2011/11/12

2012/10/30

60点

映画館/岡山県/MOVIX倉敷 


友だちから、「映画館での演劇鑑賞は意外とイケる」というふわっとしたレコメンドをもらい、少し疑い気味で映画館に行きました。



これは、映画ではありません。ライブです、ライブ!
いや~、すごかったです。(疑ってごめん、友だち。)
オペラって、そもそも題材を知らないとなんのこっちゃ分からないし、そもそもみんな歌っているからストーリーは分けわからんやろ~ととんでもない偏見を持っていました。
この場をもって、お詫びの上、訂正いたします…。m(__)m m(__)m m(__)m m(__)m
ほんとにすみません。

まず、このMETライブビューイングというのが、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場でつい2週間前に上演された公演を上映。世界最高峰の歌劇場の、さらにはオペラ界で今最もレベルの高い歌手やオーケストラのパフォーマンスがリアルタイムで観れるのです。

さらに、感動したのが作品解説のきめ細かさ。冒頭で解説が入るほか、インターミッション時にはついさきほどまで熱演していた歌手たちのインタビューに指揮者、衣装係のコメントなど初心者でも勉強になることばかり。

でも、そのバックグラウンドが分からずとも、歌手たちの迫力ある熱演に感動します。主役を演じた、ソプラノ歌手・アンナ・ネトレプコの歌声は、脳天直撃。作品の繊細さとともに、力強さを感じました。最新デジタルシアターでの上映なので、音質も抜群ですし。ちなみに、この方2012年5月上映の『マノン』でもご出演。気になります…。

ちなみに今回鑑賞したのは、『アンナ・ボレーナ』。
イングランド王ヘンリー8世の妻となり、エリザベス1世を生んだにもかかわらず、彼女に飽きた王から不倫の濡れ衣を着せられ斬首された悲劇の女王です。ストーリーは異なりますが、同じ題材のナタリー・ポートマンが出演した『ブーリン家の姉妹』なんかを挙げると、ご存じなのではないでしょうか?