アビス

あびす|The Abyss|The Abyss

アビス

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レビューの数

37

平均評点

71.9(267人)

観たひと

516

観たいひと

20

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ / ラブロマンス
製作国 アメリカ
製作年 1989
公開年月日 1990/3/24
上映時間 140分
製作会社 20世紀フォックス
配給 20世紀フォックス
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

深海に潜む生物体との遭遇を描くアドベンチヤー・ロマン。製作はゲイル・アン・ハード、監督・脚本は「エイリアン2」のジェームズ・キャメロン、撮影はミカエル・サロモン、音楽はアラン・シルヴェストリが担当。出演はエド・ハリス、メアリー・エリザベス・マストラントニオほか。後に171分の完全版が発表されている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

深海。アメリカ海軍の原子力潜水艦が謎の物体に襲われ、救助活動の基地として選ばれたのは海底油田採掘用試作品住居<ディープコア>だった。バッド・ブリッグマン(エド・ハリス)を始めとする9人のクルーのもとに、コフィ大尉(マイケル・ビーン)が指揮する海軍のダイバー・チームと、ディープコアの設計者リンジー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)がやって来る。実はバッドとリンジーは離婚間近の夫婦で、ふたりは事あるごとに対立するのだった。そんな折、クルーのジャマー(ジョン・ベッドフォード・ロイド)が救助中に巨大な光る物体を目撃し、ショックで昏倒してしまう。そしてリンジーも、その光を見た。一方コフィたちは、バッドたちに無断で原潜から何かを回収する。その頃海上は嵐に襲われ、基地を結ぶ連絡ケーブルが切れた挙句、音信不通となり、クルーからも犠牲が出た。被害状況を調べるために外に出たリンジーは、海溝から姿を現わしたあの光る物体と再び接触するが、バッドたちはその事を信じない。やがてリンジーは、コフィが原潜内から回収したものが核弾頭であることを知り激しく詰め寄るが、彼は潜水病とストレスからの緊張感で狂気の世界に入り始めていた。そんな時、光る訪問者がやって来てクルーとコミュニケーションをとり始めるが、それによってコフィの狂気はエスカレートし、海溝で核弾頭を爆発させようとする。その危機を救ったのは昏睡から醒めたジャマーで、バッドは潜水艇で海中に出たコフィを追ってリンジーと共に、必死の追撃戦を展開する。激しい戦いの末に、コフィの艇は海溝に落ちてゆき、水圧で爆死した。バッドとリンジーを乗せた艇も損傷が激しく、バッドが潜水ヘルメットをかぶってディープコアまで到着した後、溺れたリンジーを蘇生させるのだった。そしてバッドは、海溝に落ちた核弾頭の起爆装置を解除するため、液体酸素で満たしたヘルメットと潜水服を着て、底知れぬ深淵へと潜ってゆく。そして彼は起爆装置のコードを切断することに成功するが、液体酸素はディープコアに戻るまでなかった。こうして死を迎えようとしているバッドを救出するのは、あの光る巨大な物体だった。やがて嵐は去り、地上と交信が再開され、リンジーたちはバッドが生きていることを知り歓喜する。そしてふたりは夫婦としての絆を取り戻すのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1993年11月上旬号

グラビア《New Release(新作映画紹介)》:アビス 完全版

1993年9月下旬号

グラビア:アフリカの女王、アビス完全版

1990年4月下旬号

外国映画批評:アビス

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1990年2月上旬号

グラビア:アビス

特集 アビス:ジェームズ・キャメロン会見記

特集 アビス:監督論

特集 アビス:作品論

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1990年1月下旬号

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1990年1月上旬号

特集 アビス:評論

特集 アビス:プロダクション・ノート

1989年12月上旬号

グラビア:アビス

2024/03/08

2024/03/08

75点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 
字幕


映像への挑戦

ネタバレ

じっくりと丁寧に映像を見せる作品として面白かったです。
こんなこと本当にできるのかな?ってシーンはいくつもありましたし、あまりにも何も説明をしない終わり方にはちょっと“逃げ”を感じさせるところがありましたが。

2024/01/24

2024/01/24

67点

選択しない 


感動作風

原潜事故の救助チームの活躍をSFXを駆使して描いた海洋SF作品。知的生命体が登場してから話のトーンが変わり、妙に感動作風になるが、あまり響かなかった。

2022/09/12

2022/09/13

80点

テレビ/無料放送 
吹替


アルマゲドン+E.T.+宇宙戦争2005

ジェームズ・キャメロン監督による、SF・深海・復縁・パニック・ファンタジー。
🚢🚁・・・🐁🧔・・・👨‍🚀👩🎙️🕯️🕯️・・・🦋👽・・・🌊🏙️・・・🛳️🚶‍♂️🛸
海底油田採掘のプロフェッショナル、バッド(エド・ハリス)をはじめ9人のクルーは原潜事故の救出に動員される・・・。

(舞台は深海のため、派手さはないが細部まで作り込まれた力作と思う。)
(「人類よ、大人になれ!」のメッセージにこめた反戦SF映画・・・。)

2021/10/17

2021/11/26

60点

選択しない 
字幕

海中石油採掘の機械(リグ)の規模すげー!
リンジー自ら低体温症になるのわかってて、相手に提案するなんてかなりの勇気の持ち主。
海溝に降りていくシーンは緊張するな…
アビスの案内で海底をぐんぐん進む映像、海底版2001年宇宙の旅、IMAX導入ムービーの海底バージョンって感じ。
生命体達からの警告、バッドとバッドから伝え聞いたディープコアの面々にはしかと通じているけど、もっと世界的にそれを広めないことには効果がないのでは。ていうか浮上してきてバッドとリンジーが抱き合って終わりって、わざわざ浮上してきてくれたその目的は何なんだ
生命体にがっつり出会うまでが長かった。生命体のビジュアル・基地?はきれいですごい映像だった。

2020/11/21

2020/11/22

77点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


クリオネ。

息つくひまない展開で3時間とは思えない。密閉空間、深海、水の恐怖と水圧の恐怖、そしてパラノイアの恐怖。でもそんな映画的恐怖は、現実に起きている争いとどこが違う?映画の方が怖くて、現実は安全?CGがとか最後蛇足だとかいろいろあるようだけど、大事なのはメッセージが伝わったかどうか。

2020/11/21

2020/11/21

67点

VOD/U-NEXT 

・潜水艦物と同じく、深海での密室劇 米軍潜水艦を調査するための油田採掘住居を
 利用した救出シークエンスと乗り込んだシールズ隊員との核兵器の争奪劇 王道の
 密室内でのシールズとの対決はサスペンスフルで、巨大なディープコアの空間的演出
 (一旦海中に出ての行き来など)が見ごたえあり、アクションSFとして一定のレベル
・浸水するディープコアの水から逃亡シーンは迫力十分 前半で描くバッドの捨てる指輪
 がドアに指が挟まったと時に効果的に生きる演出 見事な伏線回収
・ポッドからの夫婦での脱出シーン 仮死からのリンジーの復活は緊張感高い
・海底生命体との出会いや水演出もキャメロン監督らしいSF演出

・映画のリアリティラインが不明瞭 海底生命体はSF的で良いが、ディープコアがクレーン
 と共に深海に引くずられ、海上への脱出ルートが無い中、核兵器の奪い合いを行う
 場合なのか?シールズのコフィとの海中での作業ポッドでのチェイス、水圧がすごい
 中での機体のぶつけ合いはあり得ない バッドが最後の海底への核兵器解除への
 作戦、ただ沈んで、都合よく核兵器に このあたりが冷める要因に