八日目の蝉

ようかめのせみ|----|----

八日目の蝉

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レビューの数

157

平均評点

77.3(1165人)

観たひと

1915

観たいひと

113

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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 2011
公開年月日 2011/4/29
上映時間 147分
製作会社 「八日目の蝉」製作委員会(日活=松竹=アミューズソフトエンタテインメント=博報堂DYメディアパートナーズ=ソニー・ミュージック)
配給 松竹
レイティング 不明
カラー
アスペクト比 不明
上映フォーマット 不明
メディアタイプ 不明
音声 不明

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督成島出 
脚本奥寺佐渡子 
原作角田光代
(「八日目の蝉」(中公文庫))
製作総指揮佐藤直樹 
企画石田雄治 
関根真吾 
製作有重陽一 
吉田直子 
池田史嗣 
武石宏登 
製作代表野田助嗣 
撮影藤澤順一 
美術松本知恵 
音楽安川午朗 
主題歌中島美嘉
(「Dear」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ))
録音藤本賢一 
照明金沢正夫 
編集三條知生 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演井上真央 秋山恵理菜=薫
永作博美 野々宮希和子
小池栄子 安藤千草
森口瑤子 秋山恵津子
田中哲司 秋山丈博
市川実和子 沢田久美(エステル)
平田満 沢田雄三
劇団ひとり 岸田
余貴美子 エンゼル
田中泯 
風吹ジュン 沢田昌江
渡邉このみ 秋山恵理菜=薫(少女時代)
吉本菜穂子 
相築あきこ 
別府あゆみ 
安藤玉恵 
安澤千草 
ぼくもとさきこ 
畠山彩奈 
井上肇 
宮田早苗 
徳井優 
広澤草 
野中隆光 
管勇毅 
荒谷清水 
日向とめ吉 
瀬木一将 
吉田羊 
日比大介 

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

角田光代原作の同名小説を映画化したヒューマン・サスペンス。誘拐された少女と犯人の女との逃亡劇、その後の運命を描く。監督は「孤高のメス」の成島出。出演は「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」の井上真央、「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」の永作博美、「乱暴と待機」の小池栄子、「僕の初恋をキミに捧ぐ」の森口瑤子、「白夜行」の田中哲司。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1995年10月東京地裁。秋山丈博(田中哲司)、恵津子(森口瑤子)夫婦の間に生まれた生後6カ月の恵理菜を誘拐、4年間逃亡した野々宮希和子(永作博美)への論告求刑が告げられた後、希和子は静かにこう述べた。「四年間、子育ての喜びを味わわせてもらったことを感謝します」と……。会社の上司で妻帯者の丈博を愛した希和子は彼の子供を身ごもるが、産むことは叶えられなかった。そんな時、丈博から恵津子との子供のこと知らされた希和子は、夫婦の留守宅に忍び込み、赤ん坊を抱かかえて雨の中を飛び出す。希和子は子供を薫と名づけ、各地を転々としながら、流れ着いた小豆島でひと時の安らぎを得る。楽園のようなこの地で、薫に様々な美しいものを見せたいと願う希和子だったが、捜査の手は迫り、福田港のフェリー乗り場で4年間の逃避行は終わりを迎えた……。秋山恵理菜(井上真央)は21歳の大学生となった。4歳で初めて実の両親に会い、私たちこそが正真正銘の家族だ、と言われても実感が持てなかった。世間からはいわれのないない中傷を受け、無神経に事件が書きたてられる中、家族は疲弊していった。誘拐した希和子を憎むことで自分を殺し、誰にも心を開かないまま、恵理菜は家を出て一人暮らしを始める。そんな中、岸田孝史(劇団ひとり)に出会い、好きになった。だがある日、自分が妊娠していることに気づいた恵理菜の心は揺れる。岸田は家庭のある男だった。そんな頃、恵理菜のバイト先にルポライターの安藤千草(小池栄子)が訪ねてくる。千草はあの誘拐事件を本にしたいという。恵理菜を度々訪れ、親しげに生活に立ち入ってくる千草。だが、恵理菜は放っておいて欲しいと思いながらも、なぜか千草を拒絶することが出来なかった。千草に励まされながら、恵理菜は今までの人生を確認するように、希和子との逃亡生活を辿る旅に出る。そして最終地、小豆島に降り立った時、恵理菜は記憶の底にあったある事実を思い出す……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2011年11月上旬号

MOVIE at HOME お家でDVD & Blu-Layを:DVDコレクション 『八日目の蝉』

2011年5月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作24作品、72本の批評:「八日目の蝉」

2011年5月上旬号

「八日目の蝉」:成島出[監督]インタビュー

「八日目の蝉」:作品評

UPCOMING 新作紹介:「八日目の蝉」

2020/05/19

2020/05/20

68点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 


本の方が面白かった。

2020/03/28

2020/03/30

62点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


演技合戦

ネタバレ

胸に迫るとか考えさせられるというより、女優の演技合戦に見惚れる作品。

夫にしろ、成長した娘の不倫相手にしろ、男どもは笑えるほど影が薄く、そして確実にロクでもない。

ふたりの母はそれぞれ悲しいが、彼女らの業をまるっと引き受けなきゃならなかった娘を思うと、どちらにも感情は寄せられない。

井上真央と小池栄子。
生い立ちのため拠り所を持てなかった女性二人が、どうにか自分として生きていこうとあがく姿が痛ましく、それでもなにかを掴んだラストシーンは素直によかった。

2020/03/29

86点

映画館 


母性

1995年10月東京地裁。秋山丈博(田中哲司)、恵津子(森口瑤子)夫婦の間に生まれた生後6カ月の恵理菜を誘拐、4年間逃亡した野々宮希和子(永作博美)への論告求刑が告げられた後、希和子は静かにこう述べた。「四年間、子育ての喜びを味わわせてもらったことを感謝します」と……。会社の上司で妻帯者の丈博を愛した希和子は彼の子供を身ごもるが、産むことは叶えられなかった。そんな時、丈博から恵津子との子供のこと知らされた希和子は、夫婦の留守宅に忍び込み、赤ん坊を抱かかえて雨の中を飛び出す。希和子は子供を薫と名づけ、各地を転々としながら、流れ着いた小豆島でひと時の安らぎを得る。楽園のようなこの地で、薫に様々な美しいものを見せたいと願う希和子だったが、捜査の手は迫り、福田港のフェリー乗り場で4年間の逃避行は終わりを迎えた……。秋山恵理菜(井上真央)は21歳の大学生となった。4歳で初めて実の両親に会い、私たちこそが正真正銘の家族だ、と言われても実感が持てなかった。世間からはいわれのないない中傷を受け、無神経に事件が書きたてられる中、家族は疲弊していった。誘拐した希和子を憎むことで自分を殺し、誰にも心を開かないまま、恵理菜は家を出て一人暮らしを始める。そんな中、岸田孝史(劇団ひとり)に出会い、好きになった。だがある日、自分が妊娠していることに気づいた恵理菜の心は揺れる。岸田は家庭のある男だった。そんな頃、恵理菜のバイト先にルポライターの安藤千草(小池栄子)が訪ねてくる。千草はあの誘拐事件を本にしたいという。恵理菜を度々訪れ、親しげに生活に立ち入ってくる千草。だが、恵理菜は放っておいて欲しいと思いながらも、なぜか千草を拒絶することが出来なかった。千草に励まされながら、恵理菜は今までの人生を確認するように、希和子との逃亡生活を辿る旅に出る。そして最終地、小豆島に降り立った時、恵理菜は記憶の底にあったある事実を思い出す……。
角田光代のベストセラー小説を映像化した深遠な人間ドラマ。主人公は、不倫相手の子供を誘拐し4年間育てた希和子と、彼女に育てられた過去を引きずったまま大人になった恵理菜。“母性"をテーマに、それぞれが抱える複雑な思いを、時に繊細に、時に力強く描出。変化を遂げていく女たちの姿に引き込まれ、最後まで目が離せない。 永作博美さんが演じる不倫相手の娘を母性愛に突き動かされて育てる希和子に対して人生を狂わされたと憎んでいた恵理菜が、希和子と恵理菜の幼児期の足跡をたどる中で、自分が希和子に愛されていたことを思い出して、母性愛に目覚めていく過程が丁寧に描かれています。子供を産めない身体になり恵理菜に無償の愛を注ぐことで母性愛に目覚めていく希和子を永作博美さんが、実の両親に対して心を開けず原因を作った希和子を憎んで過去を封印してきたが過去と決別するために幼児期の足跡をたどる中で希和子に愛されていたことを思い出して母性愛に目覚めていく恵理菜を井上真央が丁寧に複雑な役どころを演じ、恵理菜の現在と希和子と恵理菜の幼児期を交互に描いていくことによって登場人物に深く感情移入することが出来るので、深い感動が味わえます。

2020/02/21

2020/02/21

80点

VOD/iTunes(AppleTV)/レンタル/タブレット 


救い

この作品、前半部分と後半部分で全く感じ方が違ってしまう。
本来なら誘拐された両親の気持ちを思うとそちらの方に感情が入ってしまいがちだが、父親が不倫相手に子供を産むことを諦めさせるというバックボーンがあり純粋に感情移入できない。
反対に、泣き叫ぶ子供を誘拐した女が必死であやそうとするが、なかなかなつかないず母乳をあげようとするシーンでは本来悪人であるはずの永作博美に対して同情をしてしまう。
実の母親と思っていた人が実は誘拐犯で捕まって本来の両親のもとに帰っても、誘拐犯は父親の元不倫相手、実の母親にはなかなか馴染めず、一体親子ってなんなんだろうと考えさせられる。
実際この子にとっては4歳まで愛情をたっぷり注いでくれた誘拐犯と一緒に過ごした日々がこの子の人生の中で一番幸せだったんではないのだろうかと考えてしまう。
ラストでは、妻子ある相手の子供を産む決心をして、自分を4歳まで育ててくれた誘拐犯の女性との過去を思い出す事でその女と同じように子供を愛する気持ちを取り戻すのがこの作品の中の救いだと思えた。

2019/12/02

2019/12/02

27点

レンタル/兵庫県/TSUTAYA/TSUTAYA 三木店/DVD 


ネガ

キャラクターの設定や、人の薄っぺらさ、辻褄合わせの構成が悪目立ちしている。
持続性の無い熱。

2019/11/04

2019/10/29

80点

テレビ/無料放送/BS日テレ 


ただ泣くことしかできない

これまでに何度も観て来た映画だけど、ノーカット版はもしかしたら初かもしれない。しかしながら、あるいは当然に?カットされて来た部分は不要とまでは言わないけど、無駄に長くも感じた。原作を先に拝読し、それこそバッサリと切られた部分までもを知ってるからか?長くしても短くしても評価に違いはなかった。役者はいつも素晴らしいし、いつも泣くけど、好きな映画には入らない。女性の強さも弱さも非常に上手く表現されてるけど、残酷すぎて解るから解りたくない、そんな感覚。庇うこともできないし、責めることもできない。ただ泣くことしかできない。