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ようかめのせみ|----|----
173
77.3点(1280人)
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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる
スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる
キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる
解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる
角田光代原作の同名小説を映画化したヒューマン・サスペンス。誘拐された少女と犯人の女との逃亡劇、その後の運命を描く。監督は「孤高のメス」の成島出。出演は「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」の井上真央、「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」の永作博美、「乱暴と待機」の小池栄子、「僕の初恋をキミに捧ぐ」の森口瑤子、「白夜行」の田中哲司。
あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる
1995年10月東京地裁。秋山丈博(田中哲司)、恵津子(森口瑤子)夫婦の間に生まれた生後6カ月の恵理菜を誘拐、4年間逃亡した野々宮希和子(永作博美)への論告求刑が告げられた後、希和子は静かにこう述べた。「四年間、子育ての喜びを味わわせてもらったことを感謝します」と……。会社の上司で妻帯者の丈博を愛した希和子は彼の子供を身ごもるが、産むことは叶えられなかった。そんな時、丈博から恵津子との子供のこと知らされた希和子は、夫婦の留守宅に忍び込み、赤ん坊を抱かかえて雨の中を飛び出す。希和子は子供を薫と名づけ、各地を転々としながら、流れ着いた小豆島でひと時の安らぎを得る。楽園のようなこの地で、薫に様々な美しいものを見せたいと願う希和子だったが、捜査の手は迫り、福田港のフェリー乗り場で4年間の逃避行は終わりを迎えた……。秋山恵理菜(井上真央)は21歳の大学生となった。4歳で初めて実の両親に会い、私たちこそが正真正銘の家族だ、と言われても実感が持てなかった。世間からはいわれのないない中傷を受け、無神経に事件が書きたてられる中、家族は疲弊していった。誘拐した希和子を憎むことで自分を殺し、誰にも心を開かないまま、恵理菜は家を出て一人暮らしを始める。そんな中、岸田孝史(劇団ひとり)に出会い、好きになった。だがある日、自分が妊娠していることに気づいた恵理菜の心は揺れる。岸田は家庭のある男だった。そんな頃、恵理菜のバイト先にルポライターの安藤千草(小池栄子)が訪ねてくる。千草はあの誘拐事件を本にしたいという。恵理菜を度々訪れ、親しげに生活に立ち入ってくる千草。だが、恵理菜は放っておいて欲しいと思いながらも、なぜか千草を拒絶することが出来なかった。千草に励まされながら、恵理菜は今までの人生を確認するように、希和子との逃亡生活を辿る旅に出る。そして最終地、小豆島に降り立った時、恵理菜は記憶の底にあったある事実を思い出す……。
キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる
MOVIE at HOME お家でDVD & Blu-Layを:DVDコレクション 『八日目の蝉』
REVIEW 日本映画&外国映画 公開作24作品、72本の批評:「八日目の蝉」
「八日目の蝉」:成島出[監督]インタビュー
「八日目の蝉」:作品評
UPCOMING 新作紹介:「八日目の蝉」
レビュー 登録の新しい順 登録の古い順 レビュータイトルの50音順 評価点の高い順 評価点の低い順
鑑賞日 2025/02/15
登録日 2025/02/15
評点 80点
鑑賞方法 テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム
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Like 0
Comment 0
原作を先に読んでいたので、最初観た時は映画が面白く見られるか多少不安はあったが、良い意味での期待外れというか、予想以上に良く出来た映画と思ったが、久しぶりに観直してもその印象は変わらなかった。 小説の前半部分は成長した恵理菜/薫の回想シーンという形式で語られるが、現在との対比も含めコンパクトに纏めていながら、原作の深みを失わない構成は見事。永作博美は上手い女優だと思っていたが、本作でも多くの映画祭で主演女優賞を総なめしただけのことはある。井上真央や小池栄子も見事な演技だ。
鑑賞日 2010年代
登録日 2024/12/14
評点 90点
鑑賞方法 選択しない
どっかで見た
鑑賞日 2024/11/12
登録日 2024/11/12
評点 -点
4103(ヨイオサン)
カスな男のせいで女が苦しむ話なのに、男があまり描かれてないなと思った前半。 後半の小豆島観光編は親子の物語り、全体的にやや散漫としてしまった? マンガみたいな話で説得力不足の演出もあったものの、日本の映画でもここまでやれるのかと感心。 点数をつけなかったのは好みじゃないという理由です。
鑑賞日 2024/04/03
登録日 2024/04/03
評点 60点
子供を誘拐した母親の気持ちが理解できない(^^;;
子供を誘拐して育てる母と、誘拐された娘の様子が交互に描かれ、娘は次第に幼い頃の記憶を思い出していく。一種の謎解きストーリーとして面白いけれども、不倫相手の子を誘拐してひっそり育てると言う永作博美の気持ちがどうしても理解できなくて、モヤモヤが残りました。その行為は子供のことは考えてない、身勝手な行為としか思えない。子供に罪はないのです。
鑑賞日 -
登録日 2024/03/27
評点 70点
再見。
昔、最初にみたときは、原作を読んでいたのでの期待と、真央ちゃんがすきだったので、演技への期待で、すごく楽しみにみたが、がっかりしたのを覚えている。 しばらくぶりに、みました。 余分な記憶が抜けて、すんなり映画の世界に入り込めた。 ただ、やはり原作の方が面白かったという記憶が邪魔をするー。 永作博美が、子供を愛したのは、自分が生めなかった子供を愛しての、身代わりだったのではないのか。それがだんだんと現実の子供を愛することに変わっていったのではないだろうか。 演技への不満はないのだが、原作を越えることはないだろうなー
鑑賞日 2024年
登録日 2024/03/23
評点 55点
「虫送り」中山千枚田の絶景
ずっと昔の知り合いに、塾で講師やってる妻子持ちでキャバクラ好きのクズ野郎がいました。今ごろどうしているだろうか。 今世紀に作られた日本映画を鑑賞する機会がほぼ無に等しい、私みたいな底の浅いにわか映画ファンにとっては、本作のように国内の映画賞を独占するほどの優秀作品はあまりに高尚すぎて、拙いレビューであれこれ論評するなどは作品に対して無礼にあたると考えます。よって、これ以上の愚見は慎まねばなりません。 目の肥えたプロの皆さまが激賞なさるのですから、これぞ名作と太鼓判を押される評価に偽りはないでしょう。
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鑑賞記録
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