孫文の義士団

そんぶんのぎしだん|BODYGUARDS AND ASSASSINS|BODYGUARDS AND ASSASSINS

孫文の義士団

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レビューの数

33

平均評点

72.4(165人)

観たひと

246

観たいひと

19

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション / 歴史劇
製作国 中国 香港
製作年 2010
公開年月日 2011/4/16
上映時間 139分
製作会社 China Film Group=Cinema Popular=Shanghai Media & Entertainment Group
配給 ギャガ
レイティング R-15
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督テディ・チャン 
アクション監督トン・ワイ 
製作ピーター・チャン 
撮影監督アーサー・ウォン 
美術監督ケネス・マク 
衣装デザインドラ・ン 
字幕伊東武司 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演ドニー・イェン Sum Chung-yang
レオン・ライ Lau Yuk-bak
ニコラス・ツェー Ah Si
ファン・ビンビン Yuet-yu
ワン・シュエチー Li Yue-tang
レオン・カーフェイ Chen Xiao-bai
フー・ジュン Yan Xiao-guo
エリック・ツァン Detective Smith
クリス・リー Fang Hong
サイモン・ヤム Fang Tian
チョウ・ユン Ah Suen
ワン・ポーチエ Li Chung-guang
カン・リー Sa Zhen-shan
メンケ・バータル Wang Fu-ming

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

辛亥革命前夜の香港を舞台に、未来を変えるために立ちあがった名もなき義士たちの壮絶な戦いを描く歴史アクション。監督は「アクシデンタル・スパイ」のテディ・チャン。出演は「イップ・マン 葉問」のドニー・イェン、「エンプレス 運命の戦い」のレオン・ライ、「花の生涯 梅蘭芳」のワン・シュエチー、「天使の眼、野獣の街」のレオン・カーファイ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1906年イギリス領香港。10月15日に一人の男が来航するという極秘情報が流れる。彼の名は“孫文”。腐敗した清朝打倒を掲げる革命家である彼の目的は、武装蜂起のための同志との密談。その情報を聞きつけた北京・紫禁城では西太后の指令によりシャオグオ(フー・ジュン)らが招集。総勢500人の暗殺団による孫文の暗殺計画が進められる。10月11日。新聞社社長で中国同盟会の香港支部長・シャオバイ(レオン・カーファイ)は、革命を支持する大物実業家・ユータン(ワン・シュエチー)に資金援助を要請。朝廷を追われた元将軍・ファン(サイモン・ヤム)にも協力を求める。そんなシャオバイを香港警察の警官・チョンヤン(ドニー・イェン)が追っていた。長年連れ添ったユエル(ファン・ビンビン)と別れた彼は、シャオグオにスパイとして雇われていた。10月12日。車夫・アスー(ニコラス・ツェー)が引く人力車に乗るユータンは、街中で革命の支援活動を行う息子・チョングアン(ワン・ボーチェ)の姿を発見する。そんな中、ファンと仲間たちが暗殺団に襲われ、ファンの一人娘・ホン(クリス・リー)だけが生き残る。シャオバイも捕えられ、九龍城砦に監禁される。10月13日。孫文の訪問を宣伝し、学生たちを扇動したとの理由から香港警察のシー警部(エリック・ツァン)は新聞社の閉鎖命令を下す。一方、ユータンは行方不明のシャオバイに代わり孫文を守り抜くことを決意。義士団結成のため、路上生活者のリウ(レオン・ライ)、少林寺出身の大男(メンケ・バータル)らに声をかけ、自ら義士団入りを志願したアスーと写真店の娘・チュン(チョウ・ユン)の仲人を引き受ける。10月14日。夫の身の危険を感じたユエルは、娘の未来のためにユータンを守ってほしいとチョンヤンの元を訪れる。一方、脱走に成功したシャオバイは、同志たちに孫文の影武者を使うことを提案。くじ引きによって影武者に選ばれたのはチョングアンだった。そして運命の日が訪れる……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2011年4月下旬号

Kinejun Select キネマ旬報が選ぶ今号の3本:「孫文の義士団」

UPCOMING 新作紹介:「孫文の義士団」

2011年4月上旬号

チャイナパワーを体現する中国映画界:「孫文の義士団」テディ・チャン監督インタビュー

臨時増刊3月25日号 KINEJUN next vol.02

特別企画特集 本格アクション映画の系譜とその魅力:NEW RELEASE ACTION MOVIES 最新アクション映画ガイド 「孫文の義士団」

2022/10/22

2022/10/22

60点

その他/TSUTAYADISCAS 
字幕


豪華キャストだがゴチャゴチャしすぎ?

ネタバレ

1906年、イギリス領香港。革命派のリーダーである孫文が武装蜂起計画のため香港に戻るとの情報を入手した清朝は暗殺団を派遣する。革命派のシャオバイは、スポンサーの大商人ユータンに、彼の息子チョングアンを巻き込まない約束で協力を取り付け、孫文の護衛作戦が始動する。しかし集まった義士たちの中から孫文の影武者を決めるクジ引きに、父親から外出を禁じられていたはずのチョングアンが参加しており、当たりを引いてしまう。

あらすじを雑に書いてしまったが、人間関係が複雑で全て書くとものすごく長くなってしまうのでばっさり省略。革命派の中にもそれぞれの信念や目的がある。孫文を守るため奔走するシャオバイ。資金援助は厭わないがひとり息子を心配するあまり政治活動と距離を置こうとするユータン。そんな父親の気持ちをよそに未来の中国に思いを馳せ密かに革命に身を投じているチョングアン。金のため暗殺団に情報を売っていた警察官のチョンヤンは、元妻の元にいる娘を守るため身を転じる。元妻は博打に明け暮れる自分を見限り、娘の将来のため今はユータンの第3夫人(家族全員が揃う食卓で他に妻らしき人が2人いたから多分)になっていたのだ。また車夫のアスーは自分に良くしてくれる主人のユータンや息子チョングアンへの忠誠心から彼らに力を貸す。孫文上陸の日。孫文と、その影武者を乗せた車に清朝の放った刺客が次々に襲いかかり、ひとり、またひとりと命を落としていく過程は、スピード感のあるアクションも見所だが、名もなき市井の人間たちが命を終えていく姿も胸にズシンとくる。表向き革命派と対立するように見えながら、さりげなく彼らの護衛に回るシー警部も泣かせる。こういう、戦国武将とか思想家とか有名人が主人公じゃない、彼らを支えた人間たちのドラマはテーマとして良いと思う。

とはいえ、登場人物が多いのでストーリーがゴチャゴチャして解りにくく、またやたら豪華キャストなせいでとても気が散る作品でもあった。例えば元王朝の若君で今はホームレスのリウを演じたレオン・ライ、鉄扇(?)持って戦う姿はカッコよかったけど、この役要る?と思ってしまった。

2013/05/16

2022/03/05

50点

その他 
字幕


レオンライ

久しぶりにみた香港映画。

10年くらい前、
ファンだったレオンライ(アイドル)が
出ていることを
最後の方になってやっと気がついた。

レオンライが変わったのではなく、
レオンライだと、
わからないような汚い格好をしていたから。
今でも人気のあるぴかぴかの歌手なのに、
さすが香港映画だ。

2021/06/16

2021/06/16

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


良い

2012年

2020/07/28

70点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


孫文の義士団

ドニー・イェン他香港映画オールスターキャストの映画。アクションより演技のエリック・ツァンがなかなかいい。

2020/07/26

2020/07/27

70点

VOD/U-NEXT 
字幕


「1時間、その男を守りぬく」

パッと見ドニー・イェン主演にみえるが罠である。
むしろドニー・イェンいらないレベル。

大作臭がプンプンする作品なのだがそんなことない。
138分あるが120分以内でまとめたら良かったのに。
必要のないアクションシーンが多いと感じた。
アクションとストーリーの両方立たせようとして冗長になってしまった感が強い。

ドニー・イェン&ファン・ビンビン、レオン・ライのくだりはメインとの絡み少ないから削って、ファン・ホン、臭豆腐はメインストーリーとの絡みがあるから残せばスッキリするんじゃね?

色々やりたかったのはわかるがちょっと詰め込みすぎでしんどいかな。
「一時間」をもう少しうまくみせれたらと思うともったいない。

2020/02/10

2020/02/10

63点

レンタル 
字幕


中国資本映画

2020年2月10日に鑑賞。DVDにて。2時間18分28秒。シネマスコープ。POLYBONA Films(北京保利博納電影発行有限公司)=CINEMA POPULAR(人人電影有限公司)。

長い。2時間18分28秒は長すぎる。1時間40分に出来るだろう。

アクション映画というよりメロドラマである。歴史に消えた名もなき若者たちの死を描く。各シーンの描写が思い入れたっぷりで、テンポが遅く、カメラがゆっくりパンしシーンが長い。長くなった原因のひとつが、アクション場面のスローモーションである。余りにもスローモーション画面を多用し過ぎている。アクション場面だけでなく、普通に道を歩く場面でもスローモーションが使われている。演出が単調になっている原因でもある。

年寄りが生き延びて、若者たちが死んでいくドラマは観るのがつらいね。痛ましい。

一番良いのは、車夫のアスー(ダン・スーダイ 鄧四弟)役の俳優ニコラス・ツェーである。笑顔が素晴らしい。『鄧四弟 廣東香山人 生於1884年 卒於1906年』

ドニー・イエンも悪くはないが、主役ではない。『シェン・チョンヤン 沈重陽 籍貫(出身)不詳 出生年不詳 卒於一九零六年』元の妻ファン・ビンビン(范冰冰)は美しいが、その娘(4-5歳)の少女がめちゃくちゃ可愛らしい。