イエスマン “YES”は人生のパスワード

いえすまんいえすはじんせいのぱすわーど|Yes Man|Yes Man

イエスマン “YES”は人生のパスワード

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レビューの数

126

平均評点

76.0(1311人)

観たひと

2126

観たいひと

141

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ
製作国 アメリカ
製作年 2008
公開年月日 2009/3/20
上映時間 104分
製作会社
配給 ワーナー
レイティング
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

人生に後ろ向きだった男が、常に“イエス”と言うルールを自分に課したことから騒動が巻き起こるハートフル・コメディ。監督は「恋は邪魔者」のペイトン・リード。出演は「ナンバー23」のジム・キャリー、「ハプニング」のゾーイ・デシャネル、「ブラザーサンタ」のジョン・マイケル・ヒギンズ、「ウォンテッド」のテレンス・スタンプなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ロサンゼルスの銀行に勤務するカール・アレン(ジム・キャリー)の生活は、毎日ほとんど変わりない。ローンの申請を却下し、何かと口実を作って友人からの誘いを拒み、家のソファでひとりテレビを見ている日々。親友の婚約パーティーまですっぽかし、「生き方を変えないかぎりお前はひとりぼっちになる」と脅されたカールは、勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加する。セミナーの主催者テレンス・バンドリー(テレンス・スタンプ)は「意味のある人生を送るための唯一のルールは、全てのことに“イエス”と言うだけ」と説く。最初は猜疑心でいっぱいのカールだったが、とりあえずあらゆることにイエスと言ってみようという気になっていった。カールの上司ノーム(リス・ダービー)は、カールが仕事により積極的に取り組み始めただけでなく、ノームが計画するパーティーへも興味を示したことをとても喜ぶ。そんなある日、深夜にガス欠になったカールは車を残し、ガソリン・スタンドへ歩いて向かった。重いガソリン缶を持つ彼に、スクーターで来ていたアリソン(ゾーイ・デシャネル)が「送っていこうか」と声をかけると、カールはもちろん“イエス”と答える。それをきっかけに、アリソンはカールの積極的でユーモアのある人柄に惚れ込んでいくのだった。人が変わったようにますます運気を上げていくカール。だが、全てが好転し始めたとき、思わぬどんでん返しが待っていた……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2009年4月上旬号

インタビュー:ジム・キャリー「イエスマン "YES"は人生のパスワード」

HOT SHOTS:「イエスマン "YES"は人生のパスワード」ジム・キャリー

2023/10/31

2023/10/31

60点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


どんなことでも”イエス”と答えたら運が広がる?テンポがいいので誤魔化されてしまう?ジム・キャリーの大袈裟な面相に乗っかてしまった???

2023/06/29

2023/06/29

80点

選択しない 


期待せずみたら爆笑🤣
最強ハッピーコメディーだった。
いいね!

2023/04/21

2023/04/21

70点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


タイトルで損してる

イエスマンとは日本人にはネガティブなタイトルだが、緩いラブコメで嫌いではない。
上司と教祖のテレンススタンプがめちゃくちゃ笑える、ヒロインもキュートだし役者が立ってる。
ご都合主義でオチが弱いけど、オマケしたくなるような映画、拾い物。

2023/03/21

2023/03/21

87点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 
字幕-吹替


イエスマンにならないか?

最初は義務から始まり、そして最後には本心に変わる。

ずっとNoマンで、仕事も出会いも親友も失いそうだったのに、"イエスマン"になる事で人生が一変する。

「あなたの気持ちが本心なのか分からない」

何でもYESと言う事は、いい経験やいい出会い、良い未来に繋がる。でもそれが全ていい事に繋がる訳では無い。時には断る勇気も必要だと教えてくれるいい映画だった。

「自然とイエスが出るようになる
義務だからじゃなく、心から言えるようになる」

カールのおしりかわいい。

私も"YES"と言う回数をこの先の人生に少し増やしてみようと思う。

2023/02/24

2023/02/24

70点

選択しない 


日本人向きの自己啓発映画

 離婚を契機に街角のチラシ配りの勧誘は言うに及ばず、親友の誘いにも応じず、仕事以外には家に閉じこもりがちの海底沈殿生活を続ける男が、ともかくあらゆることを肯定し人生を切り開いていこうとするコメディ。

 友人に無理やり連れられて自己啓発セミナーに出かけ、行きがかり上、どんなことにもYESと言うことを約束してしまう。NOと言えば、これまでどおりの毎日の繰り返しだが、YESと答えると考えもしなかったドラマが始まり、戸惑いながらも新鮮な驚きと明るく開かれていく前途の期待感に満たされていく。

 無理やりにでもYESと言い続け、思った以上に物事が好転するうちは良かったのだが、そのうちにYESという言葉と本心がかけ離れている歪みに苦しむ事態に陥る。
 大切なのは、まずYESと受け入れるポジティブな気持ちになること。次に自分が心からそれを受け入れられるのか確かめることなのかもしれない。

2023/01/14

2023/01/14

60点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


画になること

ビデオ店には銀行員のカール(ジム・キャリー)がいる.彼は言葉は多く弄されており,嘘ばかりついており,言い訳めいている.幻視や口パクといったトリックが施されたかと思えば,現実には悪夢のような事故が,例えば勤めるオフィスのガラスが知り合いの投石によって割られるような事故が発生している.
セミナー会場にはカリスマのような裸足の人物テレンス(テレンス・スタンプ)がいる.彼はカールに顔を近づけ,イエスを強制し,ノーを否定する.カールは,悪夢のような現実により山の上の公園に住むホームレスを送り届けることになる.ホームレスは藪に潜り込み,巣に帰るようにして戻っていく.そのせいか,漫画のような両眼がプリントされたヘルメットを被る女性アリソン(ゾーイ・デシャネル)に出会う,彼女はカールに顔を寄せて迫り,キスをする.
アリソンは,不思議な歌を歌い,ジョギングフォトという不思議なイベントを主宰している.彼女の不思議性もどこかで悪夢と響きあっている.ノーム(リス・ダービー)というカールと同じ会社に勤める男もコスプレ集会などを楽しむ変わり者であり,カールの隣人のティリー(フィオヌラ・フラナガン)も孤独と性的な魅力を発揮し,カールの背中の後ろから背後霊のように現れる.「融資ハイ」によってカールの周りには様々な人材が集まり始める.カリスマをなぞるかのようにカールのイエスは人々を何かに向かわせる.野外劇場やアドリブ旅行のネブラスカ行では,電話博物館,射撃場,精肉場などマイナーな観光が楽しまれ,空港に現れる対テロリストのFBI捜査官ですら,何かのアトラクションのようでもある.
現実と悪夢の差はどこまでも曖昧である.病院ではカリスマとカールのベッドは隣り合い,何人か登場するアジア系のうち,一人のナース男性は,バイクのキーをカールに手渡す.カールは飛び降り自殺を図ろうとする男性の横でギターで弾き語り,自殺願望の男と聴衆には歌が伝染している.こうした光景は現実だろうか,バイクを曲乗りのようにして,カールは公園のアリソンの元へと向かう.二人のコミュニケーションやキスの姿は,ジョギングフォトによって撮影される画として,戯画化されていく.