ウォーリー

うぉーりー|WALL・E|----

ウォーリー

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レビューの数

65

平均評点

79.3(696人)

観たひと

1195

観たいひと

64

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / ファンタジー
製作国 アメリカ
製作年 2008
公開年月日 2008/12/5
上映時間 98分
製作会社
配給 ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン
レイティング
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

29世紀の荒廃した地球と広大な宇宙を舞台に“地球型ゴミ処理ロボット”ウォーリーの恋と冒険を描くファンタジーアニメ。ディズニー/ピクサーによる製作で、監督・脚本は「ファインディング・ニモ」のアンドリュー・スタントン。様々なロボット達のサウンド・デザインを「スター・ウォーズ」のベン・バートが担当している。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

29世紀。地球の大気圏は、煤けた雲状のスモッグに覆われていた。荒れ果てた地上はゴミの山。そこには、人間はおろか生物や植物の気配すらなかった……。無人の高層ビル群と、ゴミの塊を積み重ねてできたタワーの間を縫うように、一台の小さなロボットが移動している。彼の名はウォーリー。地球に残された最後のロボットだ。ゴミをキューブ型に圧縮、それを積み上げ、地球をキレイに片付けることが彼の任務だった。たったひとりで働き続け、既に700年という時が流れていた。ウォーリーは、ゴミの中から古い玩具や食器、指輪ケース、ライターなど、“宝物”を見つけては、住まい代わりのトレーラーに持ち帰ることを楽しみとしていた。いちばんのお気に入りはミュージカル映画「ハロー・ドーリー」のビデオで、主人公を真似て踊ったり、歌ったり…。しかし、男女が手を握るロマンティックな場面では決まって寂しい気持ちになるのだった。そんなある日、巨大な宇宙船が空から降りてきて、中から真っ白に輝くロボットが現れる。彼女の名はイヴ。まるで天使のようなイヴにウォーリーは一目で恋をした。しかし、懸命に何かを探しているイヴは、彼を相手にしようとはしない。数日後、猛烈な砂嵐が二人を襲った。ウォーリーはイヴを自分のトレーラーへと導き、そして数々の“宝物”をイヴに見せる。そのいくつかに興味を持ったイヴは、次第にウォーリーとも打ち解けていった。ところが、ウォーリーがとっておきの宝物である小さな植物をイヴに見せると、彼女の身体から放たれた光線が植物を包み込んだ。そして、一瞬のうちに植物がイヴの身体に取り込まれ、突然彼女はフリーズしてしまう。ウォーリーがイヴを看病していると、宇宙船が再び出現、彼女を連れ去っていった。ウォーリーは、飛び立とうとする宇宙船を追いかけ、その船体に必死にしがみつく。それは、想像もつかないほど壮大な冒険の始まりだった……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2009年1月上旬新春号

REVIEW 2008:「ウォーリー」

2008年12月下旬号

特集 「ウォーリー」:アンドリュー・スタントン監督 インタビュー

特集 「ウォーリー」:ピクサー論 「ウォーリー」が語る、ピクサーをピクサーたらしめるもの

2022/10/23

2022/10/25

88点

VOD/Disney THEATER/レンタル/テレビ 
吹替


温暖化もだけどごみもやばいよね

ネタバレ

小さなごみ圧縮ロボットのウォーリー。
ごみだらけで誰もいない様子の地球。
同種の他のロボットは皆寿命を迎えたのか、動かなくなっている。
ひとり(1台?1体?)で日々黙々と、ごみをキューブ型に圧縮しては積み上げてタワーを作っていく。
友達はゴキブリ(?)だけ。
どうやらウォーリーには予定外に芽生えた感性や感情といったものがあるらしく、ごみの中から気に入ったものを拾い集め、分類収集したり、古いビデオから気に入ったシーンを繰り返し観ている。音楽やダンスが好きで、どうやら他者との触れ合いに憧れているらしい。

ある日、空から降ってきた飛行体が、1体の美しいロボットを置いていった。滑らかな曲線を描く白く輝くボディを持ち、宙に浮き高速で飛び、不審な動きには容赦なく壊滅的な破壊力を持つ光線を右腕から放つそのロボットは「イーヴァ」と名乗る。
命令によって地球上に降り立ち、何かを探しているのか、ありとあらゆるものをスキャンして回っている。

宙を舞うイーヴァの姿に魅了され、どうやら恋に落ちてしまったらしいウォーリー。自宅に招き入れ、コレクションを紹介していたら、植物を見せた途端にイーヴァの様子が急変。植物を体内に格納するや否やスリープ状態に。
動かなくなったイーヴァを甲斐甲斐しく気遣うウォーリーが切ない。

イーヴァを置いていった飛行体が再び飛来し、イーヴァを持ち去ろうとするので、慌てて飛行体にしがみつき、ついていくウォーリー。
着いた先は、もうずーーっと前(700年も前!)に、ごみだらけになった地球を飛び立った宇宙船。乗っているのは長い宇宙生活の果てに骨が細く小さくなり、体は肥満化、自力では立ても歩けもしなくなった人間たち。宇宙船の操作、船内のありとあらゆることはAIとロボットが賄っていた。。。


休日にVODでこどもと一緒に観たが、なかなか素敵な時間となった。

ウォーリーやイーヴァはじめ、AIロボットたちの動きの表現が秀逸。些細な仕草で性格や感情が見て取れる。セリフがほとんどないのに、動きで理解できて、笑えたりハラハラしたりする。
すばらしい。
冒頭のウォーリーの生活は、気ままで楽しそうに見えて、底なしに怖い。究極の孤独。しかも救いがゴキブリだなんて!きゃー!
かといって、700年後の宇宙船もなかなかのディストピアだ。
いや〜、さりげなくすごいものを突きつけてくる。
そして、絶対そんなことないと思うんだけど、それをすごく小さなものに確固たる希望を託して描いて、どういうわけか説得力持たせてくるあたり、ディズニーはすごいな。
とはいえ、わたしはこれ、すごく好きだ。
あり得ないとは思うけど、この希望にわたしも乗っかりたい!
宇宙を描くSF作品は、「宇宙空間に放り出される」「宇宙に取り残される」恐怖があって、あまり得意ではないのだけれど、今作の、例えば冒頭のウォーリーの孤独な生活であっても、そこに本来持ち得ないはずの感性を持って、ひとりだけどなかなか楽しく暮らしている、という表現も好きだし(たとえどんな状況にあっても、心の持ちようでいかようにも捉えられる)、消火器を持ったウォーリーとイーヴァが巨大宇宙船の周りを舞い飛ぶシーンなんかは、わたしの恐怖感を吹き飛ばしてくれるほど爽快で楽しい。それをみて、肥満化して浮遊椅子に座りポータブルディスプレイに釘付けの人間たちが少し本来の感情を取り戻す、という展開も悪くない。

随所に笑いが散りばめられていて、しかしさりげなく重いテーマを突きつけてきつつ、わたしたちが今何を大切にするべきなのか考えさせる、良い作品だと思う。

また観たいな。

2022/07/16

2022/07/16

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
字幕


確かに良かった

全然面白くなさそうなのにめちゃめちゃ評判良いので観てみたら
なるほど、良かった。
ロボットなのに感情がしっかり解る描写は見事。
人が失ってしまったものを思い出させてくれた。

2022/01/28

50点

映画館/新潟県 


【究極進化の最果てに待つのは原初である】

「イブ…」 「ウォーリー…」 ~ 片言の名前の往来でロボットの心象を表現するノンテクスト性。 ~ 硝子の瞳に写映する鏡像には 確かに恋慕が映っていた…。

ビデオ観賞や、ゴミを積上げ建造したビルディング等、ウォーリーが寡黙に そして孤独に顕現する[人への模倣]がセンチメンタルだ。 従来アニメに於ける[擬人表現]と一線を画す[写実主義]の採用も[ロボットの心象ドラマ]を語るには最優秀手法だと思う。

イブとウォーリーの寡黙にしてスマート そしてスウィートなロマンスに満足していたのだけど、映画はその[ロマンス]と[宇宙生活をする人類]の二本柱となっていた。
この[人類]パートに 実体験を伴わないインターネットコミュニケーションと 知識の機械への譲渡、脳の外部記憶装置化への危惧等 様々なテーマが散見出来る。 また「究極進化の最果てに待つのは原初である」を赤子体型で提示し(イコール スターチャイルド)宇宙とネット宇宙、進化と退化としての赤子に「2001年宇宙の旅」の渾然モチーフが見られるのもいい。

だが「ツラトストラはかく語りき」と人類の曙のあからさまな使用には大いに引いたυ 他にも、せっかくイブとウォーリーが寡黙にスマートにドラマを構築しているのに、人類パートは総じて説明し過ぎ。 惜しいな-。




《劇場観賞》

2022/01/19

2022/01/26

70点

テレビ/有料放送/WOWOW 


ほっこり

朝のバラエティ番組「ラヴィット」でダイジェストが紹介されており、それを観た時は涙ぐんだが本編を見たら全く泣けなかった。

つまらないということでは無い。
近未来感もあり、映像の躍動感もあり、クスッとできるところもあるので観やすいが、感動作というほどでは無いかなと思った。

2009/01/16

2021/09/20

100点

映画館/神奈川県/川崎チネチッタ 


ちょっと手塚治虫「火の鳥」的なディストピア世界がいい

とにかく、心温まる映画。
優しい気持ちにしてくれる映画。

自然と顔が綻ぶシーンもあるけど、
WALL・Eの朴訥ないじらしさに涙を誘われることの方が多かった。

生きるための全てのことをロボットがしてくれる世界で
人間の姿はどのように変わっているか?というのを見るのは
こういった未来物での興味の一つではあったけど、
肥満児程度のソフトな描き方でちょっとガッカリ。
ま・ディズニー映画ではどぎつくは描けないだろうけど。

2020/04/15

40点

選択しない 


世界観の美術は面白いがストーリーが月並み

 原題"WALL-E"で、主人公のロボットの名、ウォーリー。
 29世紀の地球…というかニューヨーク。汚染により、人間が地球を捨てて宇宙に脱出してから700年という設定。環境汚染に警鐘を鳴らすというよくあるSFストーリーのピクサー・アニメーション・スタジオ製作3Dアニメーション。
 主人公のウォーリーはニューヨークにただ一体残ったお掃除ロボットで、金属ゴミを集めては立方体に潰し、摩天楼のようなゴミの山を築いている。そのウォーリーが孤独を癒す楽しみは、ゴミの中から見つけたミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』(1969)のビデオ。登場人物たちが手と手を繋いで踊るシーンがお気に入り。
 そこに降り立ったのが700年前に地球を脱出した宇宙船から派遣された調査ロボットのイブ(EVE)。映画のようにイブと手を繋ぎたいウォーリーが、ゴミの山の下から見つけた1本の草をプレゼント。イブがこれを体内に収容した途端、停止。宇宙船に回収されてしまう。
 イブの調査の目的は地球が生物の住める状態に回復したかで、この判定により世代を経た宇宙船の人間たちが地球に帰還することになるが、『2001年宇宙の旅』(1968)のHAL9000よろしく、コンピュータのAUTOが反乱を起こす。
 ウォーリーとイブの活躍で人々が無事地球に帰り、やがて緑が復活するところで物語は終わるが、手を繋ぐことがストーリーの鍵となっていて、無機物も有機物も友愛を結ぶきっかけとなっていく。
 みんな手でを繋ごう、そしてみんなの地球を守ろう、というわかりやすいテーマだが、いささか凡庸すぎて、テーマの古さは否めない。
 台詞がほとんどなく、サイレント映画を見ているような感覚だが、世界観の美術が面白い前半はともかく後半に入るとストーリーが月並みに退屈になる。