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こもりせいかつこうじょうくらぶ|----|----
3
57.0点(20人)
36
10
基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる
スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる
キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる
解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる
「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」など、数多くの作品でバイプレーヤーとして活躍する古田新太の初主演作。鬱屈した日々を送るサラリーマンが自己中心的な正義に目覚め、悪を退治していくブラックユーモア満載の娯楽作。監督は「オペレッタ狸御殿」のプロデュースなど、個性的な作品で活躍する片嶋一貴。
あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる
小森正一(古田新太)、42歳。会社では無気力な日々を過ごす中間管理職、家庭ではうだつの上がらない二児の父。ある日、彼は満員電車でOLから痴漢呼ばわりされ、屈辱を味わう。だが、彼女が常習犯だと知って怒りが爆発。地下鉄がホームに入ってきた瞬間、発作的に女を突き飛ばす。翌朝、小森の気分は一気に好転。活力が甦った彼は、人が変わったように職場できびきびと指示を下すようになる。そんな姿に、部下の静枝(栗山千明)は尊敬の眼差しを向ける。ご無沙汰だった妻・妙子(有森也実)との夜の営みもパワー全開で復活。やがて小森は、周囲の人間を不幸に陥れる自己中心的な人間を殺すことは正義であるとの論理を導き出す。悪を退治することに目覚めた彼は拳銃を入手。ターゲットは人を馬鹿にした態度で社内の空気を乱す部下の北沢(忍成修吾)。だが、意外にも北沢は小森の思想に共感。予想外の展開に戸惑いながらも処刑対象を変更。かつて北沢が被害に遭った、ぼったくりバーの従業員に狙いを定めるのだった。小森の信奉者となった北沢は、人が変わったように働き始める。次なる標的は、事なかれ主義を貫く息子の中学校の教頭・植田(佐野史郎)。だが、植田は小森の目の前で不良少年グループに襲われて息絶える。少年たちを射殺した小森だったが、教え子だった少年の良心を信じながら亡くなった植田を見て、信念が揺らぐ。翌日、警察の目を怖れた小森は拳銃を北沢に預けるが、さらなる射殺事件が発生。それには北沢だけでなく、静枝や小森の部下2人も関わっていた。小森の正義は、もはや彼一人のものではなかった。そしてついに静枝の周到なマネージメントのもと、「小森正義クラブ」=KSCが発足する。会長に祭り上げられた小森のデスクには、小森が知らない処刑候補者たちのファイルが積み上げられていく…。
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レビュー 登録の新しい順 登録の古い順 レビュータイトルの50音順 評価点の高い順 評価点の低い順
鑑賞日 2008/11/12
登録日 2016/02/14
評点 72点
鑑賞方法 映画館/東京都/シネ・アミューズ ウエスト
要注意の片嶋監督
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Comment 0
片嶋は「アジアの純真」「たとえば檸檬」といった思想性の強い作品を作ったり、本作のようなコメディも作るので、よくわからん映画作家であり、気になる監督である。
鑑賞日 2008/12/22
登録日 2014/09/09
評点 50点
鑑賞方法 映画館
感覚的に中途半端
なんとなく世の中にはびこる許せない奴らを成敗してしまおうと思って、なんとなく実行しちゃった万年係長が、なんとなく同じようなことを考えていた若者たちがついて来て、なんとなく世直しクラブが出来ちゃった、というブラック・コメディですが、感覚的にそれほど尖がっていないし、中途半端な感じなのが残念で、せっかくの木村威夫デザインの城も生かされていないですね。
鑑賞日 2010/02/08
登録日 2013/10/20
評点 60点
鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW
最初ダメダメ、後はGOOD!
見始めた最初は、「こんなしょうも無い表現。何だこの映画は、映画になっていない!」と思ったが、主人公・古田新太が銃を手に入れてからは、最初のボッタクリ・バーでの小気味のいい殺しから始まり、話がどんどん転がっていき面白くなる。栗山千明の「兄弟」だけを集めて、「向上クラブ」メンバーを集めてますということが実にさりげなく入っていて、思わず栗山のそのシーンを想像してしまった!有森の変な妻が、どんどんエロく、激しくなっていくのも面白かった。
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鑑賞記録
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