ダークナイト

だーくないと|The Dark Knight|The Dark Knight

ダークナイト

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レビューの数

278

平均評点

85.7(2805人)

観たひと

4305

観たいひと

273

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2008
公開年月日 2008/8/9
上映時間 152分
製作会社 Syncopy=DC Comics=To digibu=Legendary Pictures
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「バットマン ビギンズ」に続く新たな「バットマン」シリーズの第2弾。「正義と悪」の相克を、バットマンの宿敵であるジョーカー、そして正義から悪へ堕ちていくトゥーフェイスの3人の対立で描いていく。監督は、前作に続いて「メメント」「プレステージ」のクリストファー・ノーラン。バットマンとブルース・ウェインの二役には、「バットマン ビギンズ」からのクリスチャン・ベール。「ブローバック・マウンテン」でアカデミー主演男優賞にもノミネートされたヒース・レジャーがジョーカー役を熱演しているが、完成後に惜しくも急逝し、本作は彼に捧げられている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

マフィアに汚染されたゴッサム・シティに、さらなる怪人が現れた。その名は、ジョーカー(ヒース・レジャー)。父から虐待を受けた彼は、快楽性犯罪者だった。銀行を襲って大金を奪ったジョーカーに、ゴッサム・シティの巨大企業の社長であり、バットマンでもあるウェイン(クリスチャン・ベール)は、ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)と協力して、マフィアによるマネー・ロンダリングを摘発していく。ウェインをサポートするのは、執事のアルフレッド(マイケル・ケイン)とフォックス(モーガン・フリーマン)だった。そんなゴッサム・シティの新任検事ハービー(アーロン・エッカート)は、犯罪の撲滅と街の浄化を訴えて市民たちの支持を得ていく。ウェインとハービーは、検事補のレイチェル(マギー・ギレンホール)をめぐっての恋のライバルだが、お互いを認めあってもいた。一方、ジョーカーはマフィアのボスたちの会合に現れて、バットマンを倒すと豪語する。そして、マフィアの手先たちは警察当局の中にも紛れ込んでゆくのだった。警視総監を殺害したジョーカーは、バットマンが正体を明かさなければ市民をひとりずつ殺していくと予告する。一度は逮捕されたジョーカーだが、すぐに脱走すると、ハービーとレイチェルを監禁して同時に殺害しようとする。その場に現れたバットマンはハービーを救出するが、代わりにレイチェルが犠牲となった。その火災で顔面の半分が醜く爛れたハービーは、ジョーカーの魔の手にはまってダークサイドへと堕ちてゆく。レイチェルへの報復のため、次々と殺人を繰り返し、ゴードン警部補のファミリーを狙うハービー。ジョーカーを倒したバットマンは、そんなハービーの悲しみを理解しながらも対決する。その勝利のあと、ハービーの栄光を讃えてすべては自分の責任にして欲しいとゴードン警部補に告げて、暗黒の騎士は去っていった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2020年7月上旬号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第7弾 2000年代外国映画ベスト・テン:ベスト16

2008年9月下旬号

劇場公開映画批評:「ダークナイト」

2008年9月上旬号

HOT SHOTS:「ダークナイト」来日会見

2008年8月下旬号

特集 「ダークナイト」:クリストファー・ノーラン監督 インタビュー

特集 「ダークナイト」:ヒース・レジャーに捧ぐ 新生「バットマン」はフィルム・ノワールのごとく

特集 「ダークナイト」:ヒーローは永遠に。英雄を求めるアメリカとは

REVIEW 2008:「ダークナイト」

2020/09/20

2020/09/21

90点

VOD/NETFLIX/購入/テレビ 
字幕


暗黒騎士

アカデミー賞助演男優賞など7部門受賞
マギーギレンホール

2020/09/07

2020/09/07

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
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ダークだな。

クリストファーノーラン監督です。最後までダークな空気が流れています。とにかく暗いバットマンと、妙に陽気なジョーカーが良い。ジョーカーファンになりそう。

2020/09/07

2020/09/06

85点

テレビ/有料放送/WOWOW 
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バットマンとジョーカーの死闘

ネタバレ

レイチェルも町の英雄も死んだが、ジョーカーは死なない。
何故、バットマンは、彼の命を助けたのか?
何故なら、次の話に続かないから。

2020/08/13

2020/08/22

89点

映画館/愛知県/ユナイテッド・シネマ豊橋18 
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世間のモラルや倫理は善人の戯言だ エンターテイメント大作 傷ついた英雄

IMAX鑑賞できたのが嬉しかったです
満足です
IMAXの解像度の高い映像は金属的な光の反射が美しいです
銃器の発砲音と重低音の大迫力がお腹と胸に振動します
快感ですね

漫画的な要素を完全に排除したリアルな犯罪映画を目指す
マイケル・マンの「ヒート」も参考にしたらしいです
間髪入れずの編集と叩きつける音楽のリズムでぐいぐいストーリーが進みます
疑問を挟む余地と考える暇を与えない作劇
エンターテイメント作品としてひたすら面白いです
しかし 内容は重くどんより暗いです
三部作の中でもビギンズ1、2に挟まれた異質作

進化
利己的な遺伝子は突き進む
自らの遺伝子を残す為には殺し合う
原罪
欲望
自然の法則
正当防衛
報復行為の無限の連鎖
弱いものは絶滅する
環境変化に対応できないものも死に至る
本能との葛藤

久しぶりに映画館で見た「風の谷のナウシカ」
救世主少女ナウシカは敵対者を結局グサグサに斬り殺す
結局は戦争劇の作品であるジレンマ
宮崎さんは戦争関連の資料を読むのが大好きです
男の闘争本能?

2001年9.11アメリカ同時多発テロ
イラク戦争
迷走する正義のアメリカ
皮肉な事にアフガニスタン軍事介入が巡り巡ってオサマ・ビンラディンと繋がり結果9.11に行き着く
自らが招いた悲劇なのか?
正義と悪は表裏一体で見る方向が違うだけだ
衝撃映像

現代のヒーローとは?
悩み苦しむ
正義と正気
法とは正義とは?
クリント・イーストウッドの永遠のモチーフ
完全なる正義は存在しない?
光があれば影が存在する
光が強ければ強いほど陰影は深く濃くなる
二者択一に追い込む

分かりにくい部分があってもどんどん進むので力ずくで持っていかれます

日本では客入りが悪かった
燦然と輝くヒットメーカー
今 監督名でお客を呼べる数少ない有名監督
ビジュアルイメージのセンスの良さは格別な味
ほどよく哲学的で且つクールな作風
底知れぬ冷静な漆黒の闇を抱えどんなに努力しても光源にはなれない体質のような気がしますがいかがでしょうか?
この冷たい暗さがノーラン監督にはよく似合うと思っています

お互いの船の爆破の結果は
希望がある?
生ぬるい?

この作品の3年後にアメリカによりオサマ・ビンラディン殺害

私はアメリカが嫌いです。
私はアメリカが大好きです。
そんな矛盾した気持ちに、どう折り合いをつければいいのか。
by池上彰

余談ですが
バットマンの使用する車とバイクに乗ってみたいです

久しぶりに日本に明るい話題
将棋界に救世主ニューヒーロー誕生
応援していましたが木村前王位残念でした

2020/07/25

2020/08/20

65点

テレビ/有料放送/WOWOW 
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暗ければリアリティがある、という訳ではありません。

「ジョーカー」のテレビ公開記念でこの映画に初めて出会うことがてきました。世間では結構良い評価を得ている、と聞いていますが、率直に言ってそれほどではありませんでした。
これは映画館で観ないとダメなのかなぁ。全体的に暗いシーンが続いて、マイケル・ケインやモーガン・フリーマンが真面目に坊っちゃんのために奉仕している様子が、いかにも虚構性をひた隠しにするために懸命にリアリズムでゴリ押ししているようで居心地が良くありません。ご贔屓ゲイリー・オールドマンも真面目にきちんと演じているだけで、なす術がありません。総じて、虚構は虚構で良いんだ、という開き直りがないのです。マイケル・キートンがティム・バートンと組んだときの「バットマン」では「ビートルジュース」の延長のような遊びごころを漂わせたおとなの味が有りました。

観た時期が悪いのか。それとも私に見る目がないのか。何だかブルーな気分になりそうです。

ちょっと面白い設定だなぁと思ったのは、二つの大型旅客船の、お互いが、自分が生き残りたければ相手の船を爆破するスイッチを押すように仕向けるジョーカーの試みですね。性善説か性悪説か問われている情況設定が新鮮でした。囚人たちが載っている船の方は早くから爆破ボタンを海に捨ててしまうんですねぇ。性善説を見せられた感じで、これはジョーカーの究極の悪と対照的に設定したかったんでしょうね。この寓話を映像として思いついた脚本に加点します。

2020/08/14

2020/08/15

90点

テレビ/有料放送/WOWOW 
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コロナ禍で人々が分断されそうな今こそ是非観るべき映画

社会派エンターテインメントで当作品を超えるものは永遠に出ないだろうと思わせる程、予想外の展開を次から次へと繰り出し、究極の選択を登場人物に(そして観客に)迫り続けるスリリングな娯楽作品。いや、娯楽と言うのを憚れる程、深みがある映画です。
バットマン達は、ジョーカーからの挑発に翻弄され、焦り悩み続けます、どちらを選択すべきか、何がゴッサム・シティの人々にとって一番良いのかを常に苦悩します。白か黒かを(go or no go)スピーディに判断する事がビジネス上の価値だという考えが現代では蔓延し、確かにそうすべき時が沢山ありますが、それだけが価値では無い事を、当作品はスリリングな展開を観客に体感させながら、分かり易く教えてくれます。考え抜いて、二者選択以外の三択目がある事、または、二者の両方を選択する事で、危機をギリギリで回避するバットマン達を描いています。
脇を固める役者が豪華過ぎます。マイケル・ケインは『鷲は舞いおりた 』や『殺しのドレス』が強烈に印象に残っています。モーガン・フリーマンは、多作な方ですが、香港のラウをやんわり脅す際の静かな迫力は、出番が少ない当作品でさえ、彼の代表作とカウントしたくなります。ゲイリー・オールドマンが、こんな良心ある親父になるなんて、『ドラキュラ』や『レオン』で痺れた私には、驚きでした。そして、アーロン・エッカートこそが、当作品で一番描きたかった人物像を演じていたと思いますが、ネタバレになるので控えます。
妻は『ジョーカー』の後で当作品を観ましたが、ジョーカーのキャラクターは魅力ある、としきりに語っていました。彼こそが人間の薄っぺらい考えを露呈化して、それに気付いちゃった人を惑わせるのが大好きで、自分はそれを超越しているかのごとく自由奔放で悩まなさそうだけど、なんか寂しがり屋な面もあり、結局は、バットマンと好対照なのです(表裏一体と言うか、コインの裏表と言うか)。妻には、ジャック・ニコルソンのジョーカーを観せてあげようかと思いましたが、むしろ、『ブロークバック・マウンテン』のヒース・レジャーを観せた方が驚くだろうなぁと思いました。
歴代の中でも、クリスチャン・ベールがバットマンに適役ですね、嫌味な見た目・不敵さ、悩み考え抜く実直さ・繊細さを一人の人間内に両立させています。マイケル・ケインとモーガン・フリーマンが暗闇の薄灯りの様に支えているのも一因かな。
追記:マギー・ジレンホールを調べたら、『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ジレンホールの姉なんですね。彼女も当作品では、意思が強く、何を行う事により自分が関わる人達にとって良いのかを悩み考え抜き、その実直さが艶っぽくさえ感じさせる複雑さを体現していました。