ダークナイト

だーくないと|The Dark Knight|The Dark Knight

ダークナイト

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レビューの数

300

平均評点

85.4(2991人)

観たひと

4497

観たいひと

267

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2008
公開年月日 2008/8/9
上映時間 152分
製作会社 Syncopy=DC Comics=To digibu=Legendary Pictures
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「バットマン ビギンズ」に続く新たな「バットマン」シリーズの第2弾。「正義と悪」の相克を、バットマンの宿敵であるジョーカー、そして正義から悪へ堕ちていくトゥーフェイスの3人の対立で描いていく。監督は、前作に続いて「メメント」「プレステージ」のクリストファー・ノーラン。バットマンとブルース・ウェインの二役には、「バットマン ビギンズ」からのクリスチャン・ベール。「ブローバック・マウンテン」でアカデミー主演男優賞にもノミネートされたヒース・レジャーがジョーカー役を熱演しているが、完成後に惜しくも急逝し、本作は彼に捧げられている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

マフィアに汚染されたゴッサム・シティに、さらなる怪人が現れた。その名は、ジョーカー(ヒース・レジャー)。父から虐待を受けた彼は、快楽性犯罪者だった。銀行を襲って大金を奪ったジョーカーに、ゴッサム・シティの巨大企業の社長であり、バットマンでもあるウェイン(クリスチャン・ベール)は、ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)と協力して、マフィアによるマネー・ロンダリングを摘発していく。ウェインをサポートするのは、執事のアルフレッド(マイケル・ケイン)とフォックス(モーガン・フリーマン)だった。そんなゴッサム・シティの新任検事ハービー(アーロン・エッカート)は、犯罪の撲滅と街の浄化を訴えて市民たちの支持を得ていく。ウェインとハービーは、検事補のレイチェル(マギー・ギレンホール)をめぐっての恋のライバルだが、お互いを認めあってもいた。一方、ジョーカーはマフィアのボスたちの会合に現れて、バットマンを倒すと豪語する。そして、マフィアの手先たちは警察当局の中にも紛れ込んでゆくのだった。警視総監を殺害したジョーカーは、バットマンが正体を明かさなければ市民をひとりずつ殺していくと予告する。一度は逮捕されたジョーカーだが、すぐに脱走すると、ハービーとレイチェルを監禁して同時に殺害しようとする。その場に現れたバットマンはハービーを救出するが、代わりにレイチェルが犠牲となった。その火災で顔面の半分が醜く爛れたハービーは、ジョーカーの魔の手にはまってダークサイドへと堕ちてゆく。レイチェルへの報復のため、次々と殺人を繰り返し、ゴードン警部補のファミリーを狙うハービー。ジョーカーを倒したバットマンは、そんなハービーの悲しみを理解しながらも対決する。その勝利のあと、ハービーの栄光を讃えてすべては自分の責任にして欲しいとゴードン警部補に告げて、暗黒の騎士は去っていった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

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特集 「ダークナイト」:ヒース・レジャーに捧ぐ 新生「バットマン」はフィルム・ノワールのごとく

特集 「ダークナイト」:ヒーローは永遠に。英雄を求めるアメリカとは

REVIEW 2008:「ダークナイト」

2024/12/05

2024/12/05

75点

購入/DVD 
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一筋縄ではいかない姑息な天才悪党ジョーカーに翻弄されるバットマン。世の中が複雑になり明暗が曖昧になった現代ならではのヒーロー。颯爽としたヒーローはもう現れない?

2024/10/28

2024/10/28

80点

その他/録画BSプレミアム 
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取り敢えず、バットマンの話

ネタバレ

 「ジョーカー」を観て、こちらを観てみる。

 こちらは、バットマン(クリスチャン・ベール)が、自らの立場を犠牲にして、街を守る結末に、ぐっと来てしまった。

 やっぱり、俳優としては、ジョーカーのヒース・レジャーの先の読めない行動の凄さ、本当に秀逸だった。

 何度か観ていることもあり、ウェインもバットマンもあまり魅力を感じなかった。むしろ、冒頭の銀行強盗のジョーカーの怖さも、ジョーカーが病院を破壊する姿も物凄い。

2024/06/18

2024/06/18

80点

選択しない 

"Why so serious?"
主役を食う怪演とはまさにこのこと。

ゴッサム・シティに現れた史上最悪の犯罪者ジョーカー(ヒース・レジャー)。「バットマンが正体を明かして現れるまで市民を殺し続ける」といって犠牲者を生み続けるジョーカーに対し、バットマン/ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は、協力するゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)や新任地方検事ハービー・デント(アーロン・エッカート)らとともに立ち向かうが…。

「バットマン ビギンズ」に続く「ダークナイト・トリロジー」の第2作。
今作の主役はもはやジョーカーでしょう。
バットマンをはじめ他の登場人物を霞ませると言っても過言でないほど、ジョーカーのおぞましさと存在感が突出しています。
理屈や対話が成り立たないジョーカーに翻弄されっぱなし。
「ダークナイト(闇の騎士)」として正体を明かせないバットマンに対し、「光の騎士」たる地方検事ハービー・デントの活躍によりゴッサム・シティに希望が兆し出す。
しかもハービーはブルースの幼馴染みのレイチェル(マギー・ギレンホール)と恋仲にあるという、ブルースには何とも耐え難い状況。
そんな微妙な三角関係などお構いなしにジョーカーが暴れ回り、もう滅茶苦茶。
バットマンも病むでしょ、というほどの救いの無さ。
…とまぁしかつめらしく考えず、超弩級のエンタメ作品として楽しめばいいのに。
"Why so serious?"

2024/04/21

2024/04/21

-点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
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マギー・ギレンホール

ネタバレ

世の評価の高さは理解できる。ヒース・レジャーの演技は、鬼気迫るとはこういうことだよな、と思った。バットマンが終始喰われている。
ケイティ・ホームズに代わったマギー・ギレンホールは顔立ちは確かに似たところがあり、より落ち着いたお姉さんっぽさがよい。

2024/04/11

2024/04/20

79点

その他/京都市図書館 


民主主義とは?

争いや戦争が終わらないのは、人類史上永遠のテーマ。独裁政権であり民主主義であり所詮人類史上いつも戦争は続いてきた。
善と悪は、紙一重であり正解などない。生き残った側、勝った側が歴史をつくってきたから。ノーラン監督は、今のアメリカ側の正論を描いている。

2023/10/08

2023/10/08

65点

VOD/U-NEXT/レンタル/PC 
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これが名作?

長い割にはさして面白くない。色んな映画の犯罪者の演技とレトリックを寄せ集めて、ジョーカーにしたって感じ。