テラビシアにかける橋

てらびしあにかけるはし|Bridge to Terabithia|----

テラビシアにかける橋

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レビューの数

19

平均評点

69.2(118人)

観たひと

197

観たいひと

17

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ファンタジー
製作国 アメリカ
製作年 2007
公開年月日 2008/1/26
上映時間 95分
製作会社 ウォルデン・メディア
配給 東北新社
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

児童文学の金字塔と言われるキャサリン・パターソンの同名ファンタジー小説の映画化。主人公ジェスを演じるのは「ザスーラ」のジョシュ・ハッチャーソン。そして相手役レスリーに、「チャーリーとチョコレート工場」のアナソフィア・ロブ。監督はアニメ『ザ・シンプソンズ』でエミー賞を2度受賞したガボア・クスポ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

田舎町の貧しい家庭で育つ小学5年生の少年、ジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)。世界のどこにも自分の居場所を見出せないジェスだったが、唯一の慰めは、奇妙な生き物を空想し、それをスケッチブックに描くことだった。ある日、校内の短距離レースでトップを走っていたジェスは、思わぬライバルの出現に大敗を喫してしまう。それは裕福な芸術家夫妻の娘で、転校生のレスリー(アナソフィア・ロブ)だった。第一印象こそ悪かったが、田舎町には珍しい個性的なファッションに身を包み、偏見を持たないレスリーに、ジェスは次第に心惹かれていく。やがて共に遊ぶようになった二人は、森の中にトゥリー・ハウスを発見する。レスリーの導きによって、二人はそこに美しい空想上の王国「テラビシア」を創り上げていく。不思議な生き物と城、美しい自然に囲まれた秘密の王国で、王と女王として君臨するようになる二人。「テラビシア」での冒険を通して、ジェスとレスリーは友情を育んでいく。そしてこの冒険は、灰色だったジェスの人生を虹色に彩り、彼を生き生きとした少年に変えていく。密かに憧れていた音楽教師のエドマンズ先生も、ジェスの芸術的才能に気づいて目をかけるようになっていた。しかし、そんなある日、突然の悲劇がジェスとレスリーを襲う……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2008年3月上旬号

劇場公開映画批評:「テラビシアにかける橋」

2009/03/20

2016/10/05

75点

レンタル 


ファンタジー作品と思って見ない方が良いかも。純粋に子供ならではの悩みを描いた作品。

2010年代

2016/01/30

91点

レンタル 
字幕


感想「本当にいい映画に出会えた」

これは本当に良い作品だった。この映画に出会えて良かった。

「『ナルニア国物語』『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフが手掛けた感動のファンタジーアドベンチャー」
DVDパッケージの裏に書かれたこの言葉。
『ザスーラ』のジョシュ・ハッチャーソンと『きいてほしいの、あたしのこと/ウィン・ディキシーのいた夏』のアナソフィア・ロブ。
以上のことから興味をひかれて見てみた。
実際は『ナルニア国物語』や『ロード・オブ・ザ・リング』のような壮大なファンタジーというわけではない。二人の少年少女が空想の王国「テラビシア」を作って…というようなお話で、ジェスの家とその近くの森、そして学校とスクールバスといったファンタジー世界とは縁も無いような普通の田舎町が舞台。
主人公のジェス(ジョシュ)は、学校でいじめられ、家では女兄弟と厳しい父親に囲まれ居場所がなく孤独を感じている。楽しみといえば「絵を描くこと」。
ジョシュのその孤独を抱えた瞳が何とも言えない。一方で、『ザスーラ』の時は良い兄貴役だった彼だが、本作でもクリステン・スチュワート曰く「キラキラした瞳」をいかんなく発揮している。
アナソフィアは活発な女の子というイメージがぴったりだが、正にその通りの役である。二人のイメージが強いが、ジェスの父親や末妹、学校の先生、いじめっ子の女の子もとてもいい。

結末には向き不向きがはっきり分かれると思う。自分はこれですっきりと終われたが、他レビューを見てみると不満という人も多いようだ。しかし結末を知ってから見るというのも悪くないかもしれない。
自分は実際結末を知ってから見たためショックは少なかったし、受け入れることができた。

ジェスの心身の成長、また「目を閉じて、心の扉を開いて」という文句、そして二人の作った「テラビシア」。
この映画を見ていて大事な気持ちを思い出した感じがある。子供の頃はよく空想遊びをしていて、自分の「テラビシア」なんてものを作っていたかもしないけれど、同じような発想力ない。
大人になった今では確実に欠如している。
子供心に帰りたい、というか心が洗われたいときに見たい映画だと思った。そして最後に号泣して、また頑張ろう?という気分になる。

本当に良い映画に出会えた。

2008/01/27

2015/06/18

70点

映画館/千葉県/TOHOシネマズ流山おおたかの森 
字幕


我らは無敵

秘密基地にワクワクしたのはいつだったろう?
いつのまに興味を失ってしまったのだろう?

“選ばれし者”じゃなくたって、あの頃、冒険や想像は身近にあった。
それを思い出させてくれる良作。

派手さには欠けるが、地に足の着いた感じがとてもいい。
子どもの世界だけでなく、良くも悪くもそれに影響を与える周囲の大人たちをきちんと描いているからだろう。
普段は厳格な国語の女性教師がみせる、ジェスへの心からのいたわりに思わず涙が。。。

テラビシアを否定でも封印でも忘却でもなく、決して壊れない頑丈な橋を架けたジェス。
私には思いもつかない行動だったけれど、それは逃避ではなく、成長した彼の強い想いと意志の現れなのだろう。
だって、『我らは無敵』なのだから。

ジェスは将来画家になるのかな。
観終えた後もそんな想像をしたくなる。

[2008.2_鑑賞記録より転載]

2014/09/13

2014/09/13

70点

テレビ/無料放送 


心の動きが読みにくい

少し、残念だった。世界的に有名な同名の児童文学を映像化した本作、誰もが子どもの頃には持っていたであろう自分だけの世界と、児童文学とは思えない展開が見事にマッチしている。しかし登場人物の心情描写が少し下手で、それゆえに背景がいまいち掴みづらかった。特にお父さんとの不仲がいまいち理解できなかったことと、Edmonds先生の行動心理がよくわからなかった。おそらく原作からカットされた(もしくは児童文学の長さを考えると追加された?)場面が少なくないのではないかと思う。原作を読んだことがないのではっきりしたことはわからないが。Jessの""I didn't want to invite her""(Leslieを博物館に誘いたくなかった)という発言もいまいちどういう意味かわからずじまい。そこ結構重要だと思うのだが。
少し子ども向けには適していないと思われる方もいるかもしれないが、この小説にもっと子どもの頃に出会っておきたかったと思わせる、素敵な話だと思う。
しかしなぜジャンルがアニメになっているのか。

2008/02/03

2014/08/15

60点

映画館 
字幕


嫌味の無い出来

児童文学の映画化で、ある男の子と女の子の友情と夢と冒険を描いていて、嫌味の無い出来だと思いました。男の子のジョシュ・ハッチャーソンの家族の描写、特に小学校に上ったばかりの末妹の存在が後から効いてくるのがいいですね。

2014/05/24

2014/05/29

90点

 
字幕


原作読破後に再見

ネタバレ

原作のあとがきに書いてあったのだけど、
この映画の脚本は原作者であるキャサリン・パターソンの息子であるデビッド・パターソンが書いているらしい。
実際にデビッドが小さい頃に友人の女の子が雷にうたれてお亡くなりになっており
そのつらい経験から、この物語がうまれたそうな。
そして、それを乗り越えてデビッドが脚本を書いたというのが更に胸をうった。


ジェスがレスリーを失ってしまったことを受け止める事ができなかった事が
原作にはもっと詳しく描写されていた。
メイベルも「本物の死体を見た?」とか無邪気に聞いてくるし・・・すごくリアルに感じた。

原作ではレスリーを失った後の父子関係にじ~んとしたのだけど、
映画では日常の父から感じる疎外感・・・・・
寝る前に妹たちには優しく声をかけ、布団をかけているのに
自分には「もう寝ろよ。」と厳しく一声だけかけられて・・・・
そういう細かいところの描写にはっとさせられた。
この辺が母親であるキャサリンの原作と
息子であるデビッドの脚本の違いなのかもしれないと
興味深く感じた。


失ったものはあるかもしれないけれど、心まで奪う事は誰にもできない。
むしろ、心の中では永遠なのかもしれない。
そこで時が止まってしまうのではなく、一緒に成長していくのだろう。
悲しみは忘れても、その存在や思い出は忘れなくてもいいのだ。